くわちゃんの独り言

音楽や映画が大好きな爺さん。長年の経験から知りえたことを発信します。

エール ご縁とはアジなもの 智彦‘sラーメン

 

戦後から3年経った設定で描かれたエール。

登場人物たちそれぞれが自分なりの人生を歩み始めていた。

そんな中今日描かれたのは、

あたかもスピンオフドラマのような作りで吟ちゃんの夫智彦さんのエピソード

彼は戦後復員してからなかなか再就職できずに悩みを深めていたが。

様々な縁に導かれて、ラーメン屋に就職。

そこからさらにご縁があって貿易会社に就職できたのだが。

物語はそこから次のステップへ進むことに。

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驚きのラーメン屋稼業

目次

貿易会社での出来事

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かつての仲間がラーメン屋だなんて恥ずかしい

頑張って仲間から紹介された貿易会社の仕事をやっていたある日、仲間からふと聞かされた自分自身の事 。

彼を雇ってくれたのは、それは本当のお情け。

自分のかつての仲間が今ラーメン屋をやっているなんてとてもじゃないが恥ずかしくて。

つまり、ラーメン屋とかそういった類の仕事や、周辺で生きている人を上から目線で差別していた。

智彦さんはそれを聞かされた時に無性に腹が立ったらしい。

そして自分の気持ちがよくわからないとも語っていたね。

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妻のまごころに涙ぐんで思わず頭を下げる

彼がとった道は、友達が紹介してくれた貿易会社を辞めてしまうこと。

彼はラーメン屋の仕事が好きだったようだ。

好きなことを精一杯やってくださいとの応援は吟ちゃんから

妻のまごころが心に染みる智彦さん。

これで、もう腹は決まった。

せっかく新しい仕事を紹介してくれた友人に心からのお詫びを込めて退職願いを。

そして一旦はやめてしまったラーメン屋に土下座して再び雇ってもらうことに。 

退職したラーメン屋 ケンの様子は?

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戻ってみたらケンが病気で倒れていた

ラーメン屋の修行をもう一度続けようと 決心して頑張る智彦さん。

そしてひょんなことで縁ができたケンを我が子のようにかくまうのだ。

実はこの少年のことを誰よりも気にいっていたのが吟ちゃん。

自分の子供のように可愛がり世話を焼く。

ケンは自分は1人がいいと、ラーメン屋の手伝いや住み込みをすることを拒んだが、吟ちゃんの作る料理や、世話を焼いてくれることに居心地の良さを感じて世話になることに。

結局、ラーメン屋は智彦さんが受け継ぐ形で、家族総出で切り盛りすることになったようだ。

再びラーメン屋

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吟ちゃんも後押ししてくれる

今日のエールは明らかにスピンオフドラマの作り。

主人公を智彦にしてその妻を吟ちゃんが演じる。

夫婦の会話のところが一番の見せ所だったね。

自分自身の軍人としての誇りやこだわりなどが妻ときちんと向き合うことを遠ざけていた。

しかし戦後ずいぶん年数が経ってみて、いろいろな経験をしてみると自分がどんなことに情熱をもやせるから少しずつわかってきた智彦さん。

そして周りには何人かとの出会いがあった。 

その出会いの中で最も大切な存在が浮浪児ケン。

今日のストーリーでは描かれていなかったが、彼には弟や妹がいたはず。

その姉妹たちが一体どうなっているのかとちょっと心配になる。

しかし、物語はとんとん拍子にうまく進んで念願のラーメン屋開業にまでこぎつけることが。

戦後のヤミ市出発としては成功例と言えるかも。

祐一君 新たな作曲依頼

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ビルマ以来の再会

かつてビルマで同じ行動をとっていた新聞記者の大倉氏。

彼は大阪の新聞社にいるのだが、戦後また再開される高校野球の行事について、その主題歌の作曲以来でわざわざ赴いてきたのだ。

栄冠は君に輝く

今では知らないもののない名曲中の名曲。 

この曲を作曲してほしいとのことで。

作曲家としては戦前、戦中と同様に戦後も大活躍の祐一君。

終戦後3年経ってみると、生き残った人たちにはそれぞれふさわしい道が開けているようなそんな感じに。

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佐藤久志は時間が止まったままだった

明日以降詳しく語られるはずの久志君のエピソード。

先週からの予告編で見る影もなくボロボロの状態で画面に登場していたが。

実は、彼自身も激しく自分を責める毎日が続いていた。

今は、博打にうつつを抜かし酒を浴びる毎日。

その彼の様子がこの1週間で克明に描かれるはず。