くわちゃんの独り言

音楽や映画が大好きな爺さん。長年の経験から知りえたことを発信します。

おかえりモネ1週間振り返り 受け継ぐ青春物語

 

紆余曲折を経て合格率5%気象予報士試験にチャレンジすることを決めたモネちゃん。

彼女の周りには様々な人の輪が。

物語は両親の古い知り合いとされる喫茶店のマスター田中さんのエピソードを交えて、登米の木材の話、そして気象予報の話、さらに物語の中では命に関わる重いテーマも。

1週間通しての見所はなんといっても、モネちゃんの両親が田中さんと知り合いだったこと。

末期のガン患者な田中さんは、なんと父耕治と母亜哉子の馴れ初めも詳しく知ってる。

モネちゃんと菅波先生とのやりとりや、若い頃の両親のやりとりが今週の1番の見所。

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サンドイッチマンと😍 こうして並ぶとみんなのサイズ感がよくわかる

目次

お名前.com

目指せ気象予報士

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2015年1月最初の試験を受験

先週の物語の流れを受けて気象予報士を目指すことを正式に宣言したモネちゃん。

意外なことだが孤軍奮闘していると思われたが、診療所の菅波先生が強い味方になってくれている。

専属の家庭教師を雇ったような至れり尽くせりのマンツーマンの勉強。

そして毎日仕事が終わった後、2人きりでの勉強はモネちゃんが抱く素朴な疑問にも菅波先生が的確に答える内容となっていた。

菅波先生は、

予報士試験を突破するならば方法は絞られてくると断言。

モネちゃんの弱点として目的意識がちと薄い。

要するに何を目指しているのかはっきりしない欠点が。

彼女は基本的に勉強が苦手。

しかし直感力やもともとの備わった優しさは大きな武器になっていて、それで周りの人間関係も上手に構築している。

菅波先生とは対照的な様子ながら、周りから見ていてもお似合いな2人に映る。

両親の古い知り合い田中さん

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傍若無人にシャッターを押しまくる

田中さんは喫茶店のマスターで一応プロのカメラマンと言う設定に。

この田中さんが実はちょっと病弱で、物語が始まった頃は明かされてはいなかったが末期の肺がんを患っている。

結論から言うと余命は数ヶ月と思われる。

森林組合にもしょっちゅう出向いてきてあちこちシャッターを押す中で、自分の喫茶店に置く大型のテーブルと椅子の注文をすることになった。

実はこれが物語のとっかかりになっていて、一旦注文したテーブルをその後キャンセルすることになるのだ。

理由は、自分の病状が進んで、立って歩くこともままならない。

さらにはどうやら残りの寿命が本当にわずかになってしまったことで、テーブルを作ってみたところでそれを利用できるだけの時間は残されていないと考えたから。

病気の事は内緒だったが、詳しい事は菅波先生は逐一把握していた。

本人も、残りの人生を考えたときに積極的な治療はしないと希望していたようだ。

彼は、過去に何度か過ちを犯して今でも引きずる後悔の念が。

喫茶店を訪ねたモネちゃんは田中さんとの会話の中で、彼がどうやら死期を悟っていることをわかってしまう。

さらには、過去に犯した自分の過ちも少しずつ語ってくれることに。

どうやら別れた奥さんと娘がいるようで、浮気をしまくった挙句、お決まりの離婚をせざるをえなくなってしまった。

彼はそのことを昭和の倫理観と言ってありがちな話としていたが、ここは意見が分かれるね。

私的には昭和はそんなひどい時代じゃなかったんだと思うけど。

モネちゃんはそんな彼の思いを聞いて、やっぱり家族と語り合うためのテーブルはあった方が良いのではと考える。

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オーダー家具だからそれなりのお値段はするね

残された時間がわずかなことを知って考え込んでしまうモネちゃん。

田中さんの力になってあげるには、どうしても菅波先生の助けが必要だと考えるしかなかった。

菅波先生の想いの丈

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こちらも夏木マリさんのアップ写真

菅波先生は医療に関して一家言ある人。

終末医療の緩和ケアにはどうしても積極的になれない思いがある。

田中さん助けられない事はよくわかっている。

僕自身だけじゃなく田中さん本人も知っている。

そんな人の心にどうやって踏み込んでいくの?

軽々しく扱えることではない!

いつになく激こうする菅波先生。

あまりの剣幕と内容の衝撃さに思わず涙がこぼれるモネちゃん。

実はクールで落ち着いていてマイペースだと思われた菅波先生は、内面には決して他の人には明かさない熱い思いがたぎっていた。

そして激しい言葉を発した後、モネちゃんに言い過ぎてしまったと後悔する人間らしさも持ち合わせている。

菅波先生は、翌日田中さんの下を訪れて、迷うための時間を作るために積極的に治療してみませんかと持ちかける。

それは穏やかで静かな口調の菅波先生だが、しっかりとしたポリシーに支えられていて驚くほどの説得力。

何よりも患者に寄り添う医者としての信頼できる持ち味がしっかりと備わっていた。

このことで、田中さんは一旦取り消したテーブルの注文をもう一度復活させることになるのだ。 

父と母の馴れ初め

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2人ともまだ学生 有名になったクソ発言

今から20年以上も前の話だと思われるが、父耕治は自分自身の奏でるトランペットにあまり自信を持ってはいなかった。

ストレートでまっすぐすぎるが故に色気がないと勝手に思い込んでいたフシがある。

そのことで若干は卑屈になっていた可能性も。

その父親に真っ向から噛み付いてきたのが母亜哉子さん。

正直でまっすぐで裏表のない人間が評価されない世の中はクソです!

あなたはとても魅力的でサイコーです。

耕治は、今までもじもじしていた自分を木っ端微塵に吹っ飛ばされる。

ここまで自分を全肯定してくれる人なんてかつていなかった。

ここから2人はニコイチになったと話していたね。

受け継がれる思い

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20年の時を越えて

両親と田中さんを交えて話をするモネちゃん。

間違いなくこの人たちの思いを自分も受け継ぐことになると、うすうす感じていたに違いない。

今週はここまで語られたが、来週の予告編が放送されていた。

ネットで確認もしたけれど、どうやら気象予報士に向けて本格的なエピソードが始まるようだ。

気になるのは最初の気象予報士試験の結果がまだなんだよね。

菅波先生の話では最初の試験はあきらめましょうとの事だった。

合格率5%はやっぱり、それなりだよね。

付け焼き刃で挑むにはハードルが高すぎるわ。

来週は登米の森林組合でまた新たなエピソードが刻まれるようだ。