くわちゃんの独り言

音楽や映画が大好きな爺さん。長年の経験から知りえたことを発信します。

おかえりモネ 朝岡覚に隠された23年前の記憶

 

「おかえりモネ」での物語はその視点を目まぐるしく変える。

今週冒頭では、莉子ちゃんがモネの隠された胸の内にあっさりと禁断のダメ出しを。

周りが凍りついてしまう中、びっくりしながらも自分が何をするべきかをもう一度見つめ直そうとするモネ。

さらにはこの謎の部分に答えが出ないまま次の登場人物

車いすマラソンの有力選手鮫島祐希

そして、この登場人物の説明もそこそこに朝岡さんからは気象キャスターをそろそろ辞める話が。

皆が驚く中それぞれの対応が描かれると同時に、朝岡さんの今まで知られることのなかった23年前の記憶が明らかになる。

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鮫島祐希 圧倒的な存在感❣️

目次

お名前.com

朝岡さんの発言の波紋

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朝岡さんの次は神野さんじゃないの 私推すわよ

昨日の終わりの方で朝岡さん曰く

近い将来気象キャスターをやめようと思っています 

みんな一気に驚いてしまう。

しかし、番組プロデューサーの高村さんはその辺の事情をよく心得ていた。

あの人お酒を飲むといつも言ってるもん

高村さんと朝岡さんがお酒を飲むのも意外な話で、みんなびっくりするやら感心するやら。

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近い将来辞めますので よろしく😜

みんな辞めないでくれとはなかなか思いにくいんだね 。

特に面白かった反応は莉子ちゃん。

もし、朝岡さんがやめたら次は誰になるのかな⁉️😍

やっぱり私❣️😝

なるほど自分の希望に一歩近づくわけだから、そりゃ嬉しさもひとしおだよね。

特に番組ディレクターの高村さんが

朝岡さんの次を引き継げるのはあなたしかいないんじゃない?

あなたは花があるし、人気もあるから充分務まると思うわよ。

でも女性の気象キャスターって大変よ!

私も15年ほど前やっていたからよくわかる。

この辺の事情もなかなか秀逸かな。

15年前莉子ちゃんは8歳、モネは6歳。

当然覚えているはずもないだろうな。

モネとみーちゃん

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姉と妹 電話での会話

実は思うように仕事がはかどっていないみーちゃん。

愚痴を聞いてもらうつもりでお姉ちゃんに電話。

様々な話題が出る中、やっぱり家族の話が一番盛り上がる。

お父さんの仕事ぶりの話で、娘たちを引き合いに出してお金の話をするらしい。

凄腕の銀行マンとしての活躍ぶりが垣間見える。

さらにはりょーちんの父親が船に乗った話を電話で報告。

実はこの事はモネはりょーちんからのメールで知っていた。

そのことを電話でそれとなく話したところ黙り込んでしまうみーちゃん。

この物語が優れているなと思う点はこの辺の描き方。

セリフにはなっていないけど、りょーちんをめぐる姉妹の関係が明らかになる。

りょーちんに対して幼なじみでほとんど家族同然の思いを抱いているモネ。 

しかし、みーちゃんのりょーちんへの思いは明らかに恋心。

この決定的な温度差が、実はみーちゃんだけしか意識できていない。

モネもりょーちんもまるで色気がないんだよね。

みーちゃんはがっかりして姉に八つ当たりをする。

りょーちん、お姉ちゃんにだけは知らせるんだ。

お姉ちゃんずるい😭

自分の思いを寄せる人の気持ちをあっさり奪っていく姉。

その後すぐに、自分が卑屈になっていたことに気がつくみーちゃん。

そそくさと電話を切ってしまう。

このお互いを思いながら、すれ違う心を描かせると今回の脚本家は本当にうまいなと感じる。

鮫島さんを囲んで気象サポート

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有力選手である故に絶対に負けたくない

トレーニングを積んでいる鮫島さんの様子は役柄以上に存在感があったね。

本当に勝つために自分を徹底的に追い込んでいく 。

吹き出る汗などは多分メイキャップだとは思うけど、驚くほどの存在感。

両手の力だけでフルパワーで車いすをこいで時速30キロと語っていた。

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もともとはダンサー 肉体は鍛え抜かれている

役者としてはまだ始まったばかりの菅原小春。

しかし大阪の勝気なお姉ちゃんが余すことなく巧みに表現されている

この物語を引き立てるのに余りあるほどの存在感。

見ていても思わず涙ぐむほどのひたむきさ加減。 

 これからこの彼女をもり立てるためにスポーツ気象班が活躍することになるのだ。

朝岡さん23年前のリベンジ

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23年前駅伝のレース中に熱中症でリタイヤ

あの不思議な青年内田君は朝岡さんがなぜスポーツ気象班にここまでこだわるのかを調べてみたそうな。

そこでわかった驚愕の事実。

23年前駅伝ランナーだった朝岡さんは寒い日の向かい風のレースにめっぽう強いランナーとして勇名を馳せていた 。

名付けて神風

おそらく、駅伝は箱根駅伝か何かを想定しているんだろうと思う。

23年前彼はレース中に天気予報の情報に惑わされて、レース中に熱中症でリタイヤするアクシデントに。

その時、彼が所属していた学校は50年続いた優勝の旗をあきらめざるを得なかったのだ。

気象を読み違えたが故の失敗。

今回スポーツ気象にここまでこだわるのは23年前のリベンジを果たしたいがため。

まったく個人的な理由で取り組んでいるようだが、しかし気象予報士としての本分も当然忘れてはいない。

これからの気象予報はマスメディアの時代からもっとローカルなものになっていくべきではないかと。

そのための啓蒙運動が今必要なのだと信じているようだ。

そのテーマにうってつけなのがスポーツ気象。

今週の物語は明日の放送でオチがつくことになる。

1週間分のまとまりとしてはそれで結果は出るのだが、しかし新たな謎も必ず生まれてくるのがこの物語の常。

どんな謎が語りかけられるのか今から楽しみに待つことになる。