くわちゃんの独り言

音楽や映画が大好きな爺さん。長年の経験から知りえたことを発信します。

おかえりモネ モネに寄り添う菅波先生

 

1週間続いたエピソードが完結するが、しかし、必ず来週への布石が置かれることになる。

亮ちんとの驚きのエピソードが終わった後、菅波先生との関係にどうやら結論が出される模様。

まだまだ若者たちの世代は、悩みの中で暗中模索。

その中で何とかして前へ進もうとする姿が描かれることになる。

そして親たちの世代もその場にとどまることなく、前進することを仲間たちと確認し合う。

世代を超える話は3世代に渡る。

登米のサヤカさんと気仙沼の龍己さんのやりとりで、人生の先輩として、明るく元気な姿を若い世代に見せてやろうと。

登場人物たちは皆、東北大震災のトラウマから前進しようと力を結集しつつある。

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菅波先生を見上げるモネ

目次

お名前.com ConoHa WING

気仙沼仮設住宅にて

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また来るからな😅 亮とよく話してみるわ

妻が5年間行方不明なことを受けて、新次は妻の生き死にに結論を出す必要を迫られている。

自分が行動を起こせばもう美波さんが帰ってこないことを認めることになって、それはある意味自分が手を下して死亡を宣告するようなもの。

震災からいまだに立ち直れていない彼にとっては、とても二つ返事で了解できるようなことではなかった。

酒を飲んで大荒れに荒れる。

今週のエピソードはそこから始まった物語だと言える。

最後の最後になって、自分の息子のために、自分自身がきちんと踏ん切りをつける必要があると自覚する新次。

そのことに心から賛同する耕治夫婦。

親世代である彼らにとって子供たちのためにどんな行動ができるのかは極めて大切。

息子のために、娘のために親らしく何か励ましてやることができたなら。

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祖父祖母の世代からもなんとか力になれるように応援してやりたい

いくら歳をとって経験豊かな世代と言えど、何もできないことを痛感してぐったりしてしまう。

しかし、2人の会話の中でサヤカさんが若者にあきれられる位明るく元気にいきましょうと。

そのことを聞いて元気を奮い立たせる龍己さん。

年齢を考えれば、疲労を感じることも多いはず。

彼らとて、震災から立ち直るために歯を食いしばって頑張ってきた過去がある。

同じように苦しみ悩む若者たちに何とかエールを送りたいと考えているのだ。

故郷に戻る幼なじみたち

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みーちゃん 亮ちんのこと見守っていてね😌

幼なじみたちが集まった有意義でちょっと驚きもあった楽しい時間。

ほんの1日2日過ごしただけなのに、若者たちの持っているエネルギーは激しく燃焼して彼らを大きく変身させる。

わずかな間にみんな大きく成長したのではと、テレビのこちら側で見ている私たちでさえ感じる。

みーちゃんは覚悟を決めた表情で気仙沼に帰ろうとする。

その様子を、温かく見守りながら姉の私も頑張らなければと決意を新たにするモネ。

あさキラっの仕事開始

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やっぱり本業は大切だよね

朝岡キャスターが抜けた後のテレビは新メンバーで起動している。

メインのキャスターは莉子ちゃんで、中継キャスターをモネが。

ほぼ女性ばかりのチームなので、話題も恋バナがさりげなく登ったりして、ちょっと華やいだ雰囲気。

でも、彼らは気象予報のプロ。

様々な気象データを情報として取り込みながら、どのように発信するのが最適なのかを常にリサーチ。

そこはプロとしての研ぎ澄まされた感性と行動力が見え隠れする。

モネと菅波先生

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私…先生と離れたくない😭

今日の物語の中で大きく時間を割いて描かれたのはモネと菅波先生の恋愛事情。

2人ともお互いのことを恋人として認め始めている

ただし普通のドラマで見られるような浮ついたセリフはどこにも出てこない。

菅波先生は、当直前、モネに伝えたいことがあってコインランドリーまでやってきた。

モネにしてみれば、昨日の今日なので、様々なことでお世話になったり約束をすっぽかさざるをえなかったり、簡単には挨拶できない気まずさなんかもあったりして。

菅波先生は告げる。

永浦さんが抱えている苦しみや悩みを僕が理解できる事は無いかもしれません。

しかし、何とか分かろうと頑張るつもりです。

助けが欲しい時は遠慮なく声をかけてねと。

この言葉はモネにとってはこの上もない励まし。

この人は本当に私のことに真剣に向き合ってくれている。

私もこの人のために何か力になりたい。

言葉には出て来なくてもこの2人は間違いなく恋愛関係にある。

会話の中で菅波先生は大学病院を離れて、登米の診療所の仕事に専念する旨を伝えていたね。

そのことに激しく動揺するモネは思わず先生の手を握りしめて

離れたくない

自分の偽らざる気持ちを直球でぶつけていく。

ぎこちない2人のやりとりが、なんとも新鮮だが、この物語の一番最後に出血大サービス。

それは、菅波先生がモネを強く抱き寄せて

あなたの痛みを僕はわかりたい

何という優しいセリフだろう。

人は理解しあえると言う事は根本的な意味ではありえないのだ。

生まれてくる時も1人で生まれてくるように死ぬ時も1人。

人間社会の中で大勢の人と関わり合って生きてはいてもみんなそれぞれ1人、孤独なのだ。

それ故人と人との触れ合いは尊くとても大切。

触れ合って何とか相手のことを分かろうとする人たちにとって、それは真心そのものと言っていいかも。

おかえりモネの穏やかで、控えめでそれでいて驚くほど熱意ある恋愛シーン。

このエピソードを受けて来週に物語が続いていくのだ。

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