くわちゃんの独り言

音楽や映画が大好きな爺さん。長年の経験から知りえたことを発信します。

おかえりモネ お姉ちゃんは正しいけど冷たい…

 

今日のストーリーを見て物語はいよいよ切なく苦しく感じる人が多かったのでは。

亮ちんの自分の両親に対する思いや、幼なじみたちと語らう屈託なさなどは追い詰められた心を慰めることにもなったが。

しかし、登場人物それぞれが抱えている胸の内は、セリフに現れる部分だけでは到底語り尽くされない。

物語の中頃で描かれた亮ちんとモネの2人きりのやりとり。

わかってんでしょ⁉️

このセリフに込められた亮ちんの思い。

その気持ちをよく理解しながら、しかし、受け入れようとはしなかったモネ

その2人だけのやり取りのはずが、実は影でみーちゃんがしっかり聞いていたという。

なんて物語だ😱😳

驚くほど複雑に絡み合ったそれぞれの気持ち。

おかえりモネは朝ドラでいながら、何という奥深さを秘めた物語なんだろう。

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やっぱりモネが一番輝いて見えるのはこれ😍

目次

お名前.com ConoHa WING

幼なじみたち

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本当は屈託ない若者たち

三生の涙ながらの告白にみんなしんみりしてしまう。

それは彼自身の気持ちだけでは無いから。

地震の時に皆同じ辛い思いをしていた、その辛さに対する反応は誰にも共通だったようだ。

ただ、みんな口に出して言わないだけで、誰かの発言を待っていたのかも。

亮ちんが

食っとけばよかったなぁあのオムライス

みんな思わず笑いがこぼれて、そのまま築地の場外市場まで食事をしに行こうと言うことに。

物語と関係ないけれど私も利用したことがある。

安い早い、そして何よりもおいしいの3拍子が見事に揃っていると感じた。

聞けば、ここではプロの食べ物の職人たちを相手にしているのでグレードの低いものを出してしまえばみんなそっぽ向いてしまうとの事。

プロが納得する食事を提供するのがこちらだと聞いた。

物語の遠景でわずかにかちどき橋が映っていた。

この辺も懐かしい限り。

あそこは晴海通りだよなとか思ってしまう。

菅波先生

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誰だってなにがしかの苦しみを抱えています

ウェザーエクスパーツでは、菅波先生への1連の尋問も済んだような。

モネとの関係がみんなに知れ渡ったところで、先生には会話の中で1つ思い当たったことがあった。

それは内田君の語った言葉。

心に悩みのない人なんかいません。

みんななにがしかの悩みを抱えて生きているはずです。

そのことに反応する先生。

医者としても思うところ、感じるところがあったと素直に語っていた。

ネタバレ情報を知っている私にしてみると、これがこの先のストーリーにどんな布石として置かれていたのかも納得できちゃうんだけど。

それはしばらく先の話になりそう。

気仙沼で進んでいく物語

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まっさらな死亡診断書死亡届の用紙

新次の前に置かれた用紙はまっさらな死亡届と死亡診断書の用紙。

私が、役所仕事でよく見かけていたものと同じ。

普通は右側のスペースに医者が必要事項を記入して渡してくれる。

左側に自分自身で必要事項を記入して役所提出となる公文書。

今回は美波さんが行方不明とのことで、右側の死亡診断書の部分はまったくの未記入。

聞くところによると申告があった場合、特例措置で行方不明者の死亡を認めてもらえるようだ。

これにハンコを押せば亮のためになるのかな?

周りで見ている者には、とても軽々しくそうだよーなんて言葉は言えないよね。

自分のかけがえのない存在を失った人に、追い打ちをかけるような仕打ちになってしまう。

物語は淡々と進むが、驚くほど切なく苦しい。

わかってんでしょ⁉️

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これで救われる❓

亮ちんは父親がボロボロに傷つく姿を見て、とてもいたたまれなくなって東京までやってきたのだ。

それは1人心を許せるモネに話を聞いてもらいたかったから。

そして当然と言えば当然のことだけど亮ちんはモネのことが大好き

そして今、追い詰められた状態ではこの「大好き」は恋愛感情と錯覚しても不思議は無い。

心がいっぱいいっぱいの亮ちんはモネに何とか自分を受け入れてくれるように必死で取りすがるのだ。

普段あれだけ天然のモネがこの時だけは亮ちんの切羽詰まった胸の内を瞬時に理解する。

物語的にウマすぎるなと思わないでもないが、亮ちんの思いは冷静に分析して女として最もふさわしい振る舞いをするモネ。

もしキスを求められたら応じていたに違いない。

しかし、1時の激情で行動を起こしたところで、それが良い結果に結びつかないことを彼女は冷静に見極めていた。

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亮ちんは大切な人を失うことを恐れて、自分を追い詰めていた

何よりも自分の父親のあまりに惨めな姿が目に焼き付いている。

そのことを思うと、自分が人を好きになってはいけないとさえ考えてしまう。

そんな気持ちも含めてモネに受け入れてくれといっても、それはちょっと無理がある。

それにしても、いざと言う時のモネの「くそ度胸」はこんな時にも発揮されるのかと不思議な納得感。

みーちゃんとモネ

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亮ちんは私が守って支える(キッパリ)

実は、姉と亮ちんの2人きりのやりとりをかけてこっそり覗いてしまったみーちゃん。

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まさか姉のあんな姿を見せられるとは😳😓

みーちゃんは姉と、大好きな人のやりとりを間近に見ていて、自分が何をすべきかをしっかりと悟ったようだ。

私は私のやりたいように生きる。

それは仕事はもちろん、亮ちんのことも私がしっかり守る。

このときのみーちゃんにしてみれば、姉に対して宣戦布告をしたような気持ちもチラリと見えたね。

モネにはそんな気持ちはまるでないんだけど。

それにしても、今日は本当に奥深い内容だったとつくづく感心。

これで、明日はどんなオチが用意されているんだろう?