くわちゃんの独り言

音楽や映画が大好きな爺さん。長年の経験から知りえたことを発信します。

おかえりモネ 私が出来ること戻る場所

 

どんどん進んでいく物語。

毎日見ていて気づいていることが1つ。

おかえりモネのファンは誰もがわかっているけど、

物語で語られる登場人物の気持ちは実はセリフには現れてこない

セリフなしで描かれている場合がほとんどなのかなと。

渾身の勇気を振って故郷に帰ってきたモネ。

腫れ物に触るかのように向かえ入れる両親たち。

しかし、モネは更なる決心で、宣言する。

私は何をすればいいですか?

自分はあくまでも手伝いに帰ってきたのだとアピール。

彼女の中で何か大きな歯車が動いたことを実感できた瞬間。

そしてさらに、一緒に過ごしてみて自分が進むべき道もどうやら見えてきたような。

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故郷の人たちの姿を見て万感の思いがこみあげる😭

目次

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私は何をすればいい?

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連絡せずにいなかった親心

耕治が娘が帰ってきたことですっかりはしゃいでいた気持ちを遮るかのようにモネは自分の気持ちをみんなに告げる。

帰ってきただけ。

何か手伝わせて!

みんなが苦しい時に同じ場所にいて同じ苦しみを共有できること。

かつて地震の時に、自分がしたくてもできなかったことを今罪滅ぼしの気持ちも込めて行動に移すことができた。

周りには目立たなく見えても、モネにとっては清水の舞台から飛び降りるような勇気。

男たちがバーベキューをしている頃、すぐそばで女性たちはまだ作業を継続。

モネはその作業を手伝うことになった。

牡蠣の箱詰めは全て手仕事。

被害の受けた牡蠣で出荷可能なものは全て出荷。

それでも、余った分がここに参加している人たちの胃袋の中へ。

不思議なもので、どんな些細な仕事でも一旦その場所に加わって仕事を始めると、不思議と人は落ち着くもの。

体を動かして何かをする事は、心を穏やかに冷静にさせる働きがある。

何もせずにじっとしていて考えを巡らす事は、不安や怒りやまた他の苦しみなども際限なく湧いてくるもの。

じっとする事は、あまりオススメできる方法ではない。

三生の決心は固い

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自分の家のお寺を継ぎます

バーベキューで盛り上がっていた男たち。

実はこの時、おじいちゃんの大切に保管していた年代物のコニャックも封切られて皆に共されることに。

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こちらですな🍷

さて、酔った勢いと言うわけではないが、三生は家を継ぐと言い始めた。

彼は、父親の仕事を継ぎたくない思いがずっと強くて、気持ちが定まらない時期が長く続いていた。

地震の後の様々な経験が、自分も父親の後を継いで坊さんにならなければと思うようになったようだ。

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父親は決して無理強いしていなかったんだよな

息子を追い詰めることなく見守っていた父親のお坊さん。

自分の背中を見せることが息子にとっての1番の教育だったと自覚していたような。

その背中を見て育った三生は父親の後を継ぐことを決意。

皆の前で宣言して行動に移す。

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耕治の励ましで父親が引導を渡す

亀島では同級生の世代は何代にもわたって存在。

彼らは親世代も子供たち世代も皆同級生との設定。

よその家の子供も、自分の家の子供のように世話をするし、また必要があれば叱ることもある。

子供たちにとってはよき相談相手が周りにたくさんいるようなもの。

多感な年頃ではうるさいと思うことも多々あるだろうが、トータルで見たなら、それはむしろ受け入れるべきことなのでは。

都会ではこんな状況とかは間違っても生まれてはこない。

どこに誰が住んでいて、どんな人なのかを熟知しているのがこういった田舎の特徴。

三生の進路の形をとっていたが、モネの同級生たち全員の進むべき未来でもある。

ドラマとして描かれているので1つのエピソードに過ぎないのだが、ここがきっかけで全員の先行きがなんとなく見えてきたような。

達己おじいちゃん

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俺たちはしぶといのさ😅

海岸で被害の様子を見てきたモネ。

牡蠣棚の様子や、周りの林の樹木の傷つき具合から考えて竜巻なことが想定されるらしい。

しかし、こういった突風や竜巻はリアルタイムで目撃する事は少ないので、映像など証拠が少ない傾向に。

残った残骸などを参考にして推定するしかないのだ。

しかし気象予報士となったモネにはどうやら押さえるべきポイントが。

それは、風向きがどうだったかとか、どれだけの雨量で土砂が流れたとか、被害を受けた残骸がどんなふうに堆積しているかなど、後から考察するアイテムはそれなりに存在。

今回は海の上なので、証拠となるものはごく限られたが、気象予報士らしく科学的に分析している。

達己さん曰く

なるほど、プロの見立ては違うな😳

モネがたずねる

今回は大変な災害だった

大丈夫なの?

ニヤニヤ笑いながら答える達己じいちゃん。

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地震の時に比べれば大した事はないよ

確かに、地震から立ち直ったときのことを考えれば、今受けた被害は微々たるもの

そんなふうに前向きに考えられる年寄り世代は本当に立派。

とてもじゃないが、わずかな被害だってギャーギャー喚く人が山ほどいるんだよ。

かく言う自分自身だって、わずかな損に一喜一憂しているような小心者。

何かをやろうとすれば必ずと言っていいくらいリスクが発生。

こんな風なおおらかな気持ちで、対応できる世代はやっぱり戦争をを生き残ってきたからだよね。

戦後の復興期を経験した世代なら、大抵の事は乗り越えられる覚悟が備わっているのではと推察。

これからの世代の人はそういった経験をする事はありえないと思うので、とにかく先輩たちの体験談に耳を傾けることだね。

みーちゃんに相談する心

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私 こっちへ戻ってきてもいいかな?

改まってみーちゃんにお伺いを立ててみる。

故郷に帰りたいんだね。

今日の物語はここで終わりなんだよなぁ。

ネタバレでこの先の情報はかなり先のところまで把握はしているけど、明日以降の放送を楽しみに待つしかないね。