くわちゃんの独り言

音楽や映画が大好きな爺さん。長年の経験から知りえたことを発信します。

おかえりモネ 前へ進むためにやるべきこと

 

残り2週間、10回分の放送となったおかえりモネ。

気仙沼で起こる様々な事件が物語の集大成に向かって突き進んでいく。

物語は先週の1番最後のシーンから途切れることなく続いているように。

亮は未知にそっと話しかける。

俺…幸せになってもいいのかな?

この言葉には実感がこもっていた。

人が聞けばそんなのは当たり前だと言うかもしれないが、心にトラウマを抱えている者にとっては、なるほどと言うわけにはいかない。

彼は父親が最愛の妻をなくしてズタズタになった様子を目の当たりに見ている。

そして自分もやがては同じ目に合うのではと。

ここで彼が抱いている恐怖感は何をどう語ったところで、払拭することにはならない。

やっぱり俺、まだケリついてない

少し時間が欲しい。

この切ないシーンから始まった今週の物語。

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とても19歳には見えん😳😍

目次

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亮と未知

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選手の最後のシーンに続きがあったとはね😓

亮と未知2人だけではとても2人の関係が続くことにはならなかったよね。

モネが途中から話の輪の中に入ることで、亮君の本音を語らせることにつながった。

それはそれぞれの心の奥底にどんな言葉が隠されているのかをあらかじめ想定してからでなければ、とても問いかけることなどできない。

大丈夫だからの言葉の向こうで何を考えていたの?

この後の1連のセリフや演技はネットを始めいたるところで大絶賛されていた永瀬廉。

あのシーンはあれで終わりなんだろうなと誰もが先週考えたはず。

しかし、見事に続きがあったんだよね。

一旦はお互い手と手を取り合った形になったけれど、その手を解いて自分はまだケリをつけられてないと。

その場を去る亮君。

さすがにその姿を見送るしかなかったモネとみーちゃん。

しかし、希望の光が見えたよね。

みんな悩みの本当の原因は自分以外の誰かを心配することによって生まれている。

つまり、亮君は父新次ときちんと話ができれば、解決の糸口が掴める可能性がある。

物語は、いくつかの問題提起と種明かしを繰り返しながらここまでやってきた。

耕治と達己さん

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俺 銀行辞めて家の仕事を継ぐ😤

永浦家でも大きな事件が持ち上がっていた。

父耕治が銀行を辞めて家の仕事を継ぐと言う。

耕治が胸に秘めた想いは最初亜哉子さんに告白。

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銀行辞めて家の仕事を引き継ぐ! すぐには賛成できないわ(亜哉子さん)

実はこの時のやりとりが、なかなか興味深くて。

亜哉子さんは耕治のこの発言をあらかじめ予見していたような雰囲気。

いずれ言い出すと思っていた😌

おじいちゃんはそろそろ体が辛そうだし、いろんなことを考えると銀行を辞めて家業を継ぐと

言い出すのではと思っていたらしい。

そしてその時のために賛成出来ない‼️と答えも用意していた。

誰がなんと言おうと、家の仕事は海の仕事なのだ。

今まで銀行マンだった夫が簡単に付け焼き刃で挑めるようなことではない。

それは達己さんも同じ。

海の仕事をなめてんのか(怒)😡

思いっきり怒鳴り散らす様子が描かれていたね。

この時、モネもみーちゃんも遠巻きにしてこわごわ眺めていた。

父耕治の申し立てはにべもなく却下される。

新次とモネ

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新次さん 一緒に島に行って話しましょう

日曜日、市民プラザに行ったモネ。

以前、weatherエキスパーツで朝岡さんにしっかり指導された通り、この間から起こった1連の気象予報に関して検証し直する作業が。

自分たちの予想と、実際にたどった天気がどのように一致してまた食い違っている部分があったのか、緻密に分析することによって今後起こるべき様々な災害に備えることができる。

学校の勉強にとてもよく似ている作業だなと。

そして市民プラザではなんとイチゴの配達にやってきた新次。

モネは亮ちんの父親と少し長い時間話をすることができた。

父と息子の関係についてそれとなく話し合うように促すモネ。

多分どこの家庭でもそうだと思うが、家族、それも父と息子なんて意外と会話なんかしないんだよね。

話さなければならないと思いつつ、実際何をどう話していいのか全くわからないんだよな。

その気持ちは人ごとながら自分の胸に手を当てて本当に納得してしまう。

案の定正直な気持ちを吐露する新次。

しかし、父親は息子が船を持ちたがっていることをそれとなく知っていた。

さらには今日のドラマの段階ではまだ言葉にはなっていないが、応援したいとも考えているように見えた。

その上で島の永浦家耕治に相談したいことがあると。

もうこの辺になるとね、予告編でも散々出てたから。

息子の船のことで相談に乗ってほしいと思っている父親。

さらに、その場には亮君もいたほうが絶対良いと確信するモネ。

伝えるべき思い

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私にも何ができるか考えたい

おかえりモネは東北大震災で深く傷ついた人たちがどんなふうに立ち直って未来に向かうかを描いているドラマ。

彼らの悩みは、自分自身の個人的な悩みの形をとっているが、実は他の人との関わり合いにおいて悩んでいるのだ。

最も正直に現れているのがモネ。

自分の大切な人たちの役に立ちたい。

何度か物語の中でも語られてきたが、そのことを素晴らしいと賞賛する人はごくわずか。

きれいごと😤

冷たく鼻先であしらわれている。

それでも、主人公を始めみんなめげずに前へ向いて進んでいるのだ。

どうやら、永浦家の作業場もモネが何ができるのかを探すために使う話も出ていたね。

物語の大きなテーマは誰かのために役に立ちたいだが、しかしそれは無言で行うべきことでもなさそうだ。

それなりに告知をして、さらには賛同を得なければいけないのだ。

モネがウェザーエキスパーツの気仙沼出張所の職員として実績をあげればと頑張っている事とも被ってくる。

泣いても笑ってもあと残り今日入れて10 話分。

最後まで目が離せない状態が続くね。