くわちゃんの独り言

音楽や映画が大好きな爺さん。長年の経験から知りえたことを発信します。

おかえりモネ なにも出来ない自分じゃない‼️

 

昨日の菅波先生からのプロポーズの様子はネットでもかなりの話題に。

物語の中で突然現れた結婚の言葉はかなり重みを持っていたと。

しかしそんな中故郷から届いた連絡は、自分の実家が竜巻か突風の被害で牡蠣棚に大きな被害が出たとのこと。

自然相手の仕事で、どうしても避けられないリスクだが、数年前の東北大震災の時に次ぐ大きな災害。

故郷の様子を聞いてうろたえるモネ。

その様子をつぶさに見ていた菅波先生からの言葉は、

まず落ち着くこと

自分の目で確かめること

さらに言葉は続く

また、昔のように何もできなかったと言うのですか?

この言葉が大きく背中を押すことに。

とるものもとりあえず駆けつけた故郷では。

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自分で確かめるべき‼️

目次

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モネと菅波先生

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自分で確かめなきゃ

うろたえて故郷に電話をしまくるモネ。

しかし誰も応答してくれない。

疑心暗鬼になって不安を募らせるモネ。

そんな様子をそばで見ていた菅波先生はたまりかねて言葉をかける。

自分の目で確かめなきゃ!

今まで“何もできなかった”思いに押しつぶされてきたのは誰ですか?
今は違う、決して無力じゃない。

直接自分の目で確かめてできることをやればいい。

この言葉が決定的な後押しとなってモネを送り出すことに。

彼女はリアルタイムで報道の現場にいるので仕事の調整その他を考えると簡単には出かけることにはならないのだが、そこは持ち前の調整力を発揮してきちんと了解を取り付ける。

菅波先生もモネのことを考えるといてもたってもいられなかったのだ。

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菜津さん 菅波先生とモネの関係を褒めちぎる

2人の関係が周りにはとても理想的に見えるようだ。

決してベタベタすることなく、お互いの存在を尊敬しあっている。

彼女は2人の切羽詰まったやりとりを図らずも聞いてしまっていた。

菅波先生がモネを心配してかけた言葉がとても思いやりに満ちていたことを理屈抜きに感じ取ったようだ。

かつての患者宮田さん

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菅波先生を恨んでいたこともありましたよ

汐見湯のボイラー修理に来た業者さんが実は菅波先生がかつて患者として治療にあたったホルン奏者、宮田さん。

宮田さんの登場はどうやら偶然。

彼は今はボイラー技師として第二の人生を歩み始めている。

最初に気がついたのは先生の方。

先生にしてみれば医者としてトラウマになるような苦い経験を抱くことになった原因の人。

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先生を恨んで告訴さえ考えましたよ

菅波医師のせいで、ホルン奏者としての人生を絶たれてしまった。

しかし、少なくとも命だけは救ってもらえたのだと。

そして、今やっている仕事が楽しくて仕方がないとも語っていた。

菅波先生に尋ねてたよね。

私がホルン奏者をあきらめなければならなかったことを後悔しているんですか?

自分のせいで1人の人間の人生を狂わせることに。

その思いは菅波先生がいまだに抱き続けている自責の念。

その胸の内を宮田さんはしっかりと見抜いていた。

その上で今の人生があることに感謝の気持ちを抱いている。

菅波先生自身も前へ進むために決断しなければならない時期にきている。

ウェザーエキスパーツで

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地元で仕事をする事はある意味とてもキツい

仕事を休むためにはあちこち調整が必要。

物語の中で語られていたのは朝岡さんとのやりとり。

事情はよく分かりました。

永浦さんはこのまま戻れなくなるかもしれませんね。

地元に即した気象予報士の仕事はこういう時こそ生かされるかもしれない。

しかし、目の前にいる人たちを相手に仕事をする事は、失敗が許されない。

しくじれば責任を自分自身が追及されるし、また自分でも耐えられないかもしれない。

その覚悟があるのかどうか。

この質問に対するモネの答えははっきりとしたもの。

自分にできるのかどうか確かめてきます。

自分が背負っていると思う自責の念は、自分自身を故郷に止めおくことにはならなかった。

とてもいられないと思って東京に出てきた。

それは見方を変えれば逃げ出したと言われても仕方がないだろう。

大きな決断が求められる時。

自分自身の人生設計そのものに関わる一大事も同時進行で進んでいるのだ。

並大抵の覚悟では乗り切れないと思う。

橋を渡って帰ってきた

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今は無力じゃない ちゃんと戻ってこられた😭

故郷の様子は予想とはちょっと違っていた。

もっと悲惨な大変な被害状況を想定していたが、片付けで集う人たちはまるでお祭りのようなはしゃぎ方。

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回収した牡蠣は可能な限り出荷 残りは食ってしまえと

実はこの賑やかなやりとりを物陰からそっと覗いていたモネは図らずも気後れして一歩踏み出すことができなかったのだ。

しかし、昔のように何もできなかったでは済まされないのは事実。

勇気を振って直接ここまで帰ってきたのだ。

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橋を渡って帰ってきた(涙)

不安に怯えながらも、一歩前に進もうとするモネ。

そんな様子を瞬時に察する父耕治。

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そうか、橋渡ってタクシーでな😭

この場面はモネが過去からのトラウマから脱出した名シーンとなっただろう。

それにしても、女優清原伽耶の評価はまた上がるに違いない。

思いを胸いっぱいに込めて、セリフなしにその気持ちを如実に表現する。

脚本家が清原伽耶のナイーブで柔軟な感性に思いをかけたのだと語っていたが、その期待に見事に答えているんじゃなかろうか。

さて、おかえりモネの言葉通りなら、モネは故郷に帰ってくるような気がする。

そうなったときに菅波先生との結婚はどんな形になるんだろう。

いきなり単身赴任の結婚生活ってこともなんとなく味気ないなぁと。

そういった諸々含めて今週のエピソードはあと三日間で決着がつく。