今週の半ばまでやってきてひなたがどんな道に進むかがなんとなく明らかになってきたような。
昨日回転焼き屋大月にやってきた風変わりな男性は、有名な時代劇俳優伴虚無蔵なことに気がついたところから物語が始まる。
家に昔から貼ってあった古いポスター、そこに写っていたのが伴虚無蔵
ひなたやるい、錠一郎の記憶の中では、劇中の装束を身に付けた虚無蔵しか知らない。
しかし、演じる俳優のキャラクターは存在感たっぷり。
松重豊が大部屋の時代劇俳優になりきって演技をしている。
受け答えするひなたも思わず大好きな時代劇調のノリに。
さて何気なく描かれた物語の内容だが、撮影所の様子が詳しく紹介されていて、物語とは別な意味で興味津々な内容。
目次
伴虚無蔵
松重豊扮する伴虚無蔵は大部屋俳優。
しかし、かなり有名な人らしく、映画村の様々な人たちもよく知っているような。
ひなたとのやりとりが、いかにも時代劇風のノリで受け答え。
対するひなたは普通の娘らしく、イマドキの言葉でしか対応できない。
しかし、彼の見るところでは、この間のコンテストの演技を見てひなたの時代劇愛が遺憾なく伝わってきたと大きく評価。
何気なく交わす会話も、重々しい口ぶりの虚無蔵さんときゃぴきゃぴのひなたとでは、滑稽なことこの上ない🤣
彼にはどうやら胸に秘めた想いがあるような。
このままでは時代劇が死に絶えてしまうと時代劇全体に対する危機感を抱いていた。
そして、ひなたのように時代劇を愛する若者がまだいることに着目。
その上で何か考えるところができたようだ。
ひなたの演技を見込んで何か頼みたいことがあるような。
依頼された内容は?
口が重くなかなか心の内を見せない虚無蔵さん。
しかし、時代劇社会がこの先訪れるだろう危機を、なんとか乗り越えたいと考えているようだ。
そのためにひなたに白羽の矢を立てた。
仕事はたわいもないこと。
俳優たちやスタッフたちが集まる詰所に1日いてくれとの事。
いわゆるアルバイトだけど、はたして仕事と言っていいのかどうか?
映画は、制作スタッフと、俳優たち、監督を始めとするブレーンで出来上がっている。
それぞれ役割があるけれど、その役割をじっと見てなにかを感じてほしいと思ったようだ。
ひなたは右も左もわからないまま、依頼の通りに休憩所で周りを観察してみることに。
無愛想な男は五十嵐と名乗る
あの無愛想な男とまたまた遭遇。
彼は道端でそのまま寝転んでいた。
思わずつまずきそうになってかけよるひなた。
そこで2人のやりとりが始まる。
お互い知らないまま相手のことをよからぬ存在と思ってしまう。
2人が相手に対して抱いた共通の感情
こいつ 底なしのあほや(ばか)
名前も知らないままでは都合が悪いらしく名乗ってみたところが、
私は 大月ひなたや
俺は 五十嵐
嵐寛寿郎の50倍😤
2人ともムキになるところがよく似ているキャラだなと😅
物語的にはこの2人がこの先の様々なエピソードの中心に据えられるはず。
他にそれらしい人は見当たらないのでね。
大部屋俳優たち
こちらの大部屋俳優福本さんは物語的には伴虚無蔵さんのモデルなのかなと。
彼は日本では一番有名な斬られ役だろう。
私が知っている映画での彼の演技と言えばラストサムライ。
映画に登場している時から存在感のある人だなと思っていたが。
ラストサムライの時は確かセリフはなかったと思った。
渡辺謙に命じられるまま、トム・クルーズの護衛をやっていた。
時代劇として見るなら、こういった脇役がいなければ物語そのものが成立しない。
その他大勢で扱われることが多いけど、実は映画にはなくてはならない存在かも。
新しい出会い
映画村の職員との設定で登場してきた榊原さん。
この間のミス条映コンテストのプロデューサーもやっていたような。
ひなたを見つけて言っていたよね。
僕が審査員なら君に特別賞をあげた😍
このときのコンテストは我を忘れて相手役の侍を切り捨ててしまったか、実はそれが見る人の目には大きな印象で受け止められていた。
ただし、どうしてあの場面で助けてくれた進之介を切り捨ててしまうのか意味不明な部分はあったけどね。
でも、インパクトは強烈。
実際の映画として見た時も、かなりの注目を集めたはず。
このときの演技が虚無蔵さんのお手配をうんだのも事実。
さて、物語はどうやら榊原さんに連れられて撮影中の様子を見学させてもらえるような。
ひなたにとってはまさにパラダイス😍
粗相をしないように気をつけてやったほうがいいんだけどなぁ😅