物語は東京と沖縄の二元中継だね。
東京では東洋新聞でとある事件が勃発。
昨日取材を申し込んだイタリア人シェフからは肝心な取材を取り付けることができずに、編集長から厳しいダメ出し。
再び取材をし直すことに。
さて、取材を申し込んでも和彦や暢子のレベルでは全く相手にされない。
そうなることを予想していたかのように編集長は再び奥の手を。
それは他でもないフォンターナのオーナー房子に再び依頼してオファーを取り付けること。
房子はイタリアの料理修行の際に、アレッサンドロ・タルデッリの身内と仕事仲間だったとのことで、そのツテで依頼してもらったらしい。
再び編集長からの依頼にオーナー房子が奮闘。
条件付きながらオファーを取り付けてもらった。
やっぱりいつの時代でも人間関係の口コミはコミニケーションを取る時にも大きくものを言うのだなと納得することしきり。
物語以上のリアリティーが伝わってきたシーン。
さて、沖縄では歌子のオーディションが開かれた。
無事1時審査を通過した歌子は喜び勇んで本戦に臨むことに。
しかし、意気込んで向かってはみたものの、いつもの持病で熱が下がらない。
無理をしてオーディションに参加した結果途中で卒倒してしまうことに。
残念なオーディション結果の最中、良子についに女の赤ちゃん誕生。
このときの様子も詳しく語られていた。
比嘉家は誰もがそれぞれの役割を果たしつつ生活している。
そんな様子がエピソードとともに伝わってきた。
目次
再取材に至る茨の道
昨日取材の時の様子で、
一生の最後の時に食べたい食べ物はピザマルゲリータと答えたイタリア人シェフ。
しかし、なぜピザを食べたいのかその理由を聞くには至らなかった。
本当はその部分が記事としては1番重要なんだけどね。
編集長曰く、なぜピザマルガリータが最後の食卓に選ばれたのか。
それ以前に食べたことがあるはずで誰とどんなふうにして食べたのか。
そういったことを調べてこそ新聞記者の真骨頂なんだと。
肝心のことが抜けてしまえば記事としてもピンボケになってしまう。
痛いところを疲れて全く口答えできない和彦。
再取材を申し込むようにと厳しく言い渡された。
そうは言ってみても、一旦受けた取材ををもう一度しようとしてもそこは全く受け入れてもらえない。
最初の取材は、フォンターナのオーナーの計らいで彼女の人間関係を利用したもの。
後押しがなければとてもじゃないけど、電話口にさえ出てもらえない。
そこで編集長がとった行動は、再びフォンターナのオーナー房子に口利きをしてもらうこと。
10年分の投稿記事からピザに関わるものを見つけて欲しい‼️
オーナー房子は見事に取材の許可を取り付けた。
しかし、条件付き。
過去10年間に東洋新聞に投稿された記事の中でピザについて書かれたものが1つだけあったらしい。
そのたったひとつの投稿記事を見つけてほしいとの事。
もし明日の朝までに見つけられれば、取材に応じると。
10年分の記事って一体どれぐらいあるんだろうな。
縮小版の分厚い本を何10冊も持ってきて、1冊ずつチェックするしかない。
こちらの編集長とフォンターナのオーナーが知り合いと言うのも不思議なご縁。
新聞社がブレーンと呼んで信頼を寄せ、協力してもらえるオーナー房子はただの料理人ではないよね。
高級レストランにふさわしい品格と、さらには博学なものを持ち合わせているんだろうなと改めて感心。
暢子の役どころ
他のメンバーがくじけそうになった時、いつも明るく周りを励ますのは暢子。
彼女から元気をもらって活動する仲間たちが周りにはたくさん。
暢子が頑張ったことで、無事記事を見つけることができた。
確か「思い出のピザ」とかそんな感じの題じゃなかったんだろうか。
みんなが力を合わせて目的を遂げることの大切さが物語のポリシーであるかのように描かれる。
比嘉家に新たな家族誕生
歌子はオーディションの1時審査に通ってはみたものの、二次審査に向かうその時に疲れからやっぱり熱を出してしまう。
しかし何とか二次審査にも挑戦したい。
無理をして頑張った結果は、
彼女は自分が病気がちで周りの誰にも役に立っていないことを心の底から悔しがっていたよね。
しかし、彼女の値打ちはへ大勢の人の前で発揮されるものでもなさそう。
この時比嘉家では良子のお産の真っ最中。
陣痛に襲われる良子は歌子に必死に頼んでいた。
歌子!歌って😭
歌子が歌いだしたのは以前から使われていた「椰子の実」
この歌は過去の様々なシーンで上白石萌歌のボーカルでアカペラで登場してくる。
誰かが必死で頑張っているときに、この伸びやかな歌声はバックミュージックとしても申し分のない存在感を発揮。
良子は無事女の子を出産。
新しい家族を迎えて比嘉家の次の時代が始まることになる。