週を改めて始まった新たなエピソード。
物語はいよいよプリソロチェック当日と、舞たちそれぞれの様子が詳しく描かれる。
物語の中でも語られていたが、プリソロチェックは航空学校の試験の中でも極めて困難で脱落するものが多いと報告されていた。
合格しなければ、退学となって1週間以内に帯広を立ち去らねばならない。
さらには学生たちにとって、最初の難関でもあることからそれぞれにプレッシャーがかかることでも有名らしい。
プリソロチェックの前日、
舞は柏木から告白を受けそうな雰囲気。
そして、同じ学生仲間の中澤は奥さんから離婚届が届いてしまう緊急事態。
中澤と居合わせた倫子は今は明日の試験に集中すべきと厳しい助言を。
それぞれが緊張と不安の中、迎えるプリソロチェック。
トップバッターは柏木。
さすがに問題なくこなした彼は、どうやら間違いなく合格しそうな雰囲気。
2番手に受験したのが舞。
本人も物語を見ている我々も、思わず手に汗握る瞬間だったが。
そこで舞はあの鬼門の着陸の時に、思わぬ横風を受けて機体のコントロールを失い掛ける。
彼女がとっさにとった行動が、ゴーアラウンド。
要するに、着陸のやり直し。
その後の様子でも、完璧な出来栄えとは言い難かった舞の操縦。
さて、思わぬ展開で始まった物語、この後の結果に興味津々。
目次
プリソロチェック前夜
いよいよ明日が航空学校学生にとって最初の試験。
これから先1人で操縦させられるかどうかを判断するための最初の関門に相当。
物語の中で語られていたのは、この試験が難関で大勢の不合格者が出るとの事。
確かに1人で操縦できなければ、パイロットとしては不適なわけで。
プリソロチェックとはうまく言い当てている。
前の晩、柏木から呼び出された舞は思いがけない告白を受けそうになる。
テレビを見ていても、ちょっとハラハラしたが柏木も、あんな状況には慣れていないんだろう。
「なんでもない…」とそっけない返事。
表情を見ていても照れ笑いだったので、本当の気持ちが言えずじまいだったことが伝わってきた。
倫子と中澤
2人だけの部屋にいた倫子と中澤。
たまたま、倫子のことが信用できたんだろう中澤は自分宛に送られてきた離婚届の用紙を見せる。
明日、最初の試験があるタイミングでこんなものを見せられては、心穏やかでいられるはずはない。
倫子なりのやり方で中澤をはげます。
私も、いろいろ経験してきたが結婚と離婚を比べてみると、離婚の方が10倍以上のエネルギーを必要とすると思う。
特に男の場合、よほどでなければ離婚したくない生き物だと認識。
それに比べて女は、選択する生き物。
ある程度は自分の選択を大切に行動するが、
これはだめだと感じた瞬間「あっさり見切りをつける」
男と女の決定的な差がこの辺にあるんだろうと個人的に認識。
中澤はプリソロテストの前日に大きなダメージを被ったが、そこからのばん回になる。
舞の妄想
柏木からの告白らしきものに内心穏やかではない舞。
今までも、それらしい経験はかなり希薄だと思う舞はここへきて激しく狼狽。
いったい柏木が何を思っているのか、気になって仕方がない。
試験の前夜だと言うのにバッチリ目が覚めて、とても寝るどころの騒ぎではない。
なんとか目をつぶって眠ることができたが、どうやら明け方に夢を。
この描き方が物語の中で、シリアスな状況を和らげるユーモアたっぷりシーン。
特に操縦桿を握っていたときの横の席に座っているのが大河内教官だったり、柏木学生だったり。
ここもかなり笑えるシーン。
恥ずかしくて仕方のない柏木。
他のメンバーは、気合を入れる意味で『やろう』と。
試験の順番は、柏木がトップ。
次が舞で、水嶋が最後ということに。
プリソロチェック
トップバッターの柏木は、もちろんロストポジションするはずもなく、無事に試験飛行を終える。
物語の様子から見て間違いなく合格したものと推察される。
次に操縦桿を握ったのが舞。
緊張で汗ばむ額💦
そして、かつてないほどの集中力を発揮し、難関の着陸態勢。
わずかな横風があるだけで全く問題なくできそうな雰囲気だと思われた。
何度もシュミレーションをしてイメージもしっかり体に叩き込んでいた舞。
無事にタッチダウンと思われた瞬間、思いがけない横風を受けてしまう。
激しく横に流される機体。
その時、舞のとった行動はゴーアラウンド。
つまり、着陸のやり直し。
物語の中で、その時の様子も克明に描かれていた。
ゴーアラウンドはやり直しだけど、手順、その他は問題なくできていたように思ったね。
隣の大河内教官が安心した素振りも見せていたような。
ただし、やり直しの時の着陸でセンターの軸がブレたのがちょっと残念。
このやり直しが果たして試験結果にどんな影響を及ぼすんだろうか?
さらに、物語の最後で描かれていた管制塔で待機していた水嶋学生。
待っていたときの手が緊張で震えていたことが見て取れた。
彼はパニくってしまうのが欠点と言えば欠点。
いろんな意味で心配事を抱えたまま明日のエピソードに突入。