舞いあがれが無事に終わったことで、週明ければへすぐ次のドラマが始まる。
どうやら広島出身の植物学者が主人公になるらしい。
朝ドラは、基本的に女性が主人公の場合がほとんどだが、ごくたまに男性が主人公として描かれることも。
最近の例で言えば、エールの主人公の作曲家の物語がそうだったと思う。
今回もそうだが、当然のことながらモデルとなる人物がいる。
注目すべきは、時代設定と歴史的な流れ、さらには人間関係と多岐にわたる。
今回主人公になるのは、造り酒屋の跡取り息子だが、
後に植物学者として業績を残す牧野富太郎その人。
彼と、彼の奥さんになる女性との波瀾万丈の物語になるらしい。
主人公を演じる神木隆之介は、子役時代から有名な俳優で、妻を演じる浜辺美波は押しも押されぬ大女優。
若い2人が描く物語はどんなテイストになるんだろう?
そして、予告編など散々見させてもらったが、脇を固める、俳優たちも老若取り混ぜて重鎮たちが。
これだけの味付けで描かれる物語がどれほどの仕上がりになるのか。
今から期待に胸が膨らむ。
目次
槙野万太郎は牧野富太郎がモデル
実在の人物がいる物語は、よほどのことがない限り、史実通りに描かれる場合がほとんどだと思う。
今回もおそらくそうなるのでは。
彼は明治直前の幕末に生まれている。
広島県の生まれとのことで、尊王攘夷とか世の中がかなり不安定な時期に生まれたはず。
植物学者を目指す彼の持ち味は、世の中を鑑みたなら、まさに天命だったのかもしれない。
少なくとも、同じ世代の若者が憧れを抱くような職業ではないだろう。
この時代の植物学者と聞いて、私には真っ先に浮かんだ有名な人物が1人。
南方熊楠という人物をご存知だろうか?
調べてみたところが、やはりこの2人には交流があったとの研究結果が出ている。
私の中では、南方熊楠は記憶の中にしっかりあった人で、昭和天皇とか中国の孫文ととかも親交のあった人として、歴史的に有名だという認識。
物語で描かれるかどうかは不明だが、日本を代表するこの時代の学者さんとしては、絶対に外せない人だと思う。
夫婦の物語
こちらの夫婦は奥さんの方が先になくなっている。
2人はお互いのことをちゃん付けで呼んでいたようだ。
スエちゃん
まきちゃん
これらは皆文書として残っているらしくプライバシーらしいものはあまり存在していない。
この家系図を見て絶句。
昔の人が子だくさんなのはよくわかるが、13人も😳💦
最初の奥さん(浜辺美波が演じている)は 50歳を過ぎたあたりでなくなっているので、これだけの子供を設けていたのはすごい!
物語として描かれたときに、どこまで正確に表現するんだろうか。
時代背景
幕末から明治にかけての著名人が主役なので、時代背景は欠かせない。
いわゆる明治維新なので、歴史上の著名な人物も多数登場するものと思う。
その中には、15代将軍徳川慶喜や明治天皇。
あるいは、明治政府に関わりのあった人たちが全てとは言わないが多数登場するものと思う。
調べた限りでは坂本龍馬、ジョン万次郎などへ誰もが知る人も登場しているようだ。
演じる役者たち
このメンバーの顔ぶれを見ても、凄さが伝わってくる。
他のドラマでは、主役クラスの俳優女優たちが目白押し。
NHKの朝ドラや大河ドラマに抜擢される人たちは、少なくとも、他の映画ドラマでそれなりの活躍を認められた人たちばかりが登場するものと解釈。
まれに新人が出ることもあるが、それでも見ず知らずの人が出てくる事は無いと記憶。
今回は、ある程度歳が行った人たちから、若手の俳優に至るまで、とりどりみどりでかなり楽しめそう。
明日月曜日から始まるストーリーは、どうやら子役時代からの物語らしい。
番組制作スタッフと脚本家のお手並み拝見といったところ。