くわちゃんの独り言

音楽や映画が大好きな爺さん。長年の経験から知りえたことを発信します。

らんまん 選んだのはイバラの道

昨日のエピソードで明かされたブラック田邊の恐るべき策略。

彼は万太郎の実力を認めつつ、自分の子飼いのプラントハンターとして彼を雇うとする。

欧米では、当たり前のように行われているシステムだからと、世間知らずの万太郎を追い詰めようとする。

突然の申し出にうろたえつつも、自分の本分を忘れなかった万太郎。

ブラック田邊は万太郎が持っている才能にへ嫉妬しているようにも見えた。

自分のものにするためにはどうすればいいのか?

相手の弱みを握ってそこを責め立てる。

ブラック田邊の言う通り、万太郎は小学校すら満足に出ていない一介の無頼漢に過ぎない。

世の中に出るためには相応の手順が必要な事は明らか。

今日描かれたストーリーの中で、世界中の様々な植物に関わる研究機関や会社などが、表には出てこない助手を雇っていたことが明らかに。

きちんと報酬を支払ってやっているのだから合法的だがかなり姑息な手段ではあるね。

ブラック田邊が求めていたのは、地位とか名声だろう。

種明かしをすれば実に単純明快で愚かしいとさえ感じてしまう。

さて、物語の中では寿恵子と田邊聡子のやりとりも昨日と同様に描かれた。

ブラック田邊のうら若い後妻は自分の夫のことが可愛らしいところもあると語っていた。

夫婦の中の事は当人同士にしかわからないことだらけ。

2組の夫婦のそれぞれが興味深く描かれる。

万太郎の仕事に驚きを隠しきれないブラック田邊

目次

雇われプラントハンター

欧米では広く採用される当たり前の方式

この物語を見ていると、大変な労力のいる作業は、全て人任せにして、おいしいところだけは自分がちゃっかりいただくと言う風に映るのは致し方ない。

実際は、依頼する方も依頼される方も、それなりに利害が一致して成り立っているんだろうと思う。

この物語では、ブラック田邊の魂胆がより悪者に強調されているので、要潤は見事に悪役を演じている。

彼は、万太郎に対して自分自身のために新種の植物を探してほしいと依頼。

そして、発表は自分が行うと。

物語を詳しく見ていると、田邊が発表するときにはマキノイのネーミングを採用すると。

ブラック田邊としては、明らかに万太郎の持っている才能をねたんでいた。

その才能だけはどうしても自分もほしいと強く願っている。

しかし、こればっかりは、望んで自分に備わる事はありえないので、万太郎そのものを自分の中に取り込んでしまえば良いと考える。

ブラック田邊は思い通りにならなくて、激こうするシーンも描かれていた。

ここでより悪者感が増したと思う。

それは無理ですき😓

毅然として断る万太郎は自分自身の秘めた想いを決して曲げなかった。

考えてみれば、万太郎本人もふるさと佐川の峰屋を断腸の思いで見捨てて来た。

それなりの犠牲を払って今日ここにいるわけで、ブラック田邊の申し出を受け入れたなら、自分を裏切ることにもなる。

それはできないってことだよね。

寿恵子と聡子

旦那様はかわいいところがある😅😍

若い奥さん2人の様子も、昨日に引き続き描かれていた。

演じている浜辺美波と中田青渚は2人とも2000年の生まれ。

同い年だが、中田の方が学年1つ上にあたる。

2人とも今年23歳になる。

聡子曰く、自分の夫はかわいいところがあると言う。

夫は欧米で経験した羽毛の枕がお気に入りで、それがないと寝られないんだそうだ。

実際に今使っている枕は聡子も同じように使っていると語っていた。

髪の毛が乱れるからと言うも、夫が気にしなくていいからと言ってくれたそうな。

この夫婦の秘め事がなんとなく暴露された感じで、遠回しながらプライベートなことにまで興味がいってしまう。

2人のやりとりでは、若い奥さん同士ずいぶん打ち解けて仲良くなった感じ。

聡子は寿恵子の夫(万太郎)に自分の主人の力になってくれるように、妻同士の会話で依頼したそうな。

物語の種明かしでは、しっかりお断りされていたけどね。

中田青渚 これから出番が増えそうな予感

無邪気に夫に従う姿は可愛らしいとさえ思う。

物語の中でも、そんなキャラクターで描かれているのでストーリー展開の上ではちょっと浮いた存在になる可能性も。

万太郎の心意気

自分の力で成し遂げる😤

万太郎はブラック田邊の子飼いになることを断った。

植物に対する思いは揺るがない。

自分が見つけたものを人任せで発表することなど決してありえない。

確かに、彼の思い入れはあの石版印刷でさえものにしていた。

小学校中退は強烈な印象だが、しかし幼い頃名教館で学んだ語学力は今も健在。

英文で発表するのが条件なわけで、必要な能力は今も充分備わっているはずだと感じる。

そして、万太郎の胸の内が今日またさらに踏み込んで明かされていた。

女性を好きになる気持ちと植物に向かう気持ちは万太郎にとっては全く同じレベルのもの。

他の人が介在する余地がない。

ブラック田邊はその認識が万太郎とは全く異なっていた。

彼の植物学に対する姿勢は、どうやら名誉とか名声に直結するものなんだろう。

万太郎の真正直な気持ちを聞くにつけ、ブラック田邊が激こうした理由もなんとなく理解できる。

牧野博士の史実通りなら、いずれブラック田邊は失脚することになる。

寿恵子と万太郎

寿恵子のお誘いもあっさり却下😅🤣

万太郎と寿恵子は間違いなく新婚ホヤホヤの夫婦。

お互い好き合って結婚したので、熱々なのは当たり前なのかも。

しかし今日見た物語では、万太郎は一旦植物の仕事に没頭し始めると周りの事など眼中になくなる。

1人取り残された寿恵子が地団駄踏む様子がおかしく描かれていたね。

ちなみに、牧野博士の奥様寿衛さんも似たような経験をしていたのかも。

牧野博士家族写真 寿衛さんの没年に撮影された思われる

博士の奥さんは調べてみると、54歳で亡くなったとあった。

死因も調べてみるとどうやら子宮がんの疑いがあったらしい。

お二人は13人の子供を設けて、7人は成長したとの事。

6人は早逝したらしい。

らんまんは今週の中間地点が今日にあたる。

最後に登場した祐一郎君がどんな役割を担ってきたんだろうか?