くわちゃんの独り言

音楽や映画が大好きな爺さん。長年の経験から知りえたことを発信します。

らんまん それぞれが目指す道

昨日のエピソードで久しぶりに登場した祐一郎君

彼は土佐佐川での幼なじみで名教館時代からの無二の親友。

今日は彼のエピソードを交えながら、万太郎が自ら進むべき道を模索する姿が描かれた。

昨日のエピソードで描かれていたが、ブラック田邊から“ぼろくそ”にけなされた万太郎。

小学校も出ていない虫けら

今日も紹介されていたが、この言葉は確かに強烈だね。

私自身も、大した学歴は持ち合わせていないので思わず苦笑してしまうような暴言だと感じた。

思わず、自分自身が侮辱されたと思った人も多かったのでは。

演じた要潤の憎たらしさがうまく表現されていて、彼が俳優として存在感を示した瞬間でもあったはず。

さて、今日の物語の中で祐一郎はアメリカに留学がてら、技師として仕事をしに行くと言う。

それはミシシッピ川の治水工事

佐川でも仁淀川で蘭光先生との子供の頃のエピソードが紹介されていた。

人間が自然とどう向き合うべきかがしっかり語られていたと思う。

さて、寿恵子は主婦として日々暮らす中で家計のやりくりを思案していた。

毎月の生活費がどうもおもわしくない。

それは、まるで今の私と同じではないかと思うぐらい。

必要なものを最小限度買うだけでも、お金はものの見事に不足する。

万太郎に相談しようにも“のれんに腕押し”

全く相手にならない。

それぞれが進むべき道を語りつつも、万太郎や寿恵子の生活がどんなふうに進んでいくのか、なんとなく感じるものがあるのでは。

祐一郎君 立派な土木技師

目次

親友広瀬祐一郎

昔話に花が咲く😅😍

多分、物語的にもかなり久しぶりに会ったんだろうと思う。

前回会ったのは、万太郎が竹雄とともに初めて東京に来た頃だったと思う。

そういえば、下宿先としておじさんの家を紹介してあげたんだよね。

しかし、万太郎のあまりの荷物の多さにお断りをされて今は十徳長屋住まいと言うことに。

彼は、佐川では名教館で共に学んだ語学友。

古い記憶では、最初いじめっ子だったはずだよね。

万太郎が木刀で打ちすえられようとしたときに、竹雄がかばっていたと思ったな。

今となっては、かなり古い記憶になるが祐一郎は武家の出だったけど明治維新の時に没落してしまったと語っていた。

一家を養うために、彼は早くから世の中に出て働いていた。

物語の中では、設計土木技士とされている。

ちなみにらんまんの祐一郎にはきちんとモデルもいる。

廣井勇 日本の港湾の父と呼ばれる

どうやら、こちらの方がモデルで、北海道の小樽港の普請に寄与したと聞いた。

らんまんのモデル牧野博士と同郷で、親交が深かったとされている。

佐川の子供時代

蘭光先生と子供時代の2人❣️

名教館が明治になってから閉鎖されたエピソードが描かれたと思うけど、その時蘭光先生が万太郎と祐一郎だけを誘ってキャンプに出かけたと思った。

お互いの身の上話を…

この頃、万太郎は学校の中では植物学は他の追随を許さないほど造詣が深かったわけで、英語などの語学力は学者レベルにまで到達していたものと思われる。

万太郎の向学心とそこ知れぬ識見は周りの者たちも尊敬の念で見上げていたと思う。

そのくせ、人懐っこくて裏表のない性格は誰からも愛されていた。

万太郎はひ弱な姿かたちからは、想像できないほどの熱血漢でもあり、友達の中でもとりわけ祐一郎とは無二の親友になっていたと思う。

十徳長屋

メモを頼りに訪ねてきたが😨💦

長屋を訪ねてきた祐一郎。

とんでもないあばら家で思わずびっくり。

しかし、再会を果たした万太郎とはすぐに打ち解ける。

お土産もしっかり😘 この後大根と一緒に煮込んでいたね😋

2人の会話の内容がとても重要だったと思う。

万太郎は通っている東大の植物学教室のブラック田邊から虫けら扱いされたと報告。

祐一郎は、教授は世の中のことがわかっていないと語っていた。

彼は北海道の土木工事に携わっていたので、自分のような若造が先生と呼ばれることに違和感を感じていたと。

本当は二束三文で働いている労働者が本気になって怒りをあらわしたなら、今支配階級で のさばっている者たちは、簡単に寝首をかかれてしまう。

底辺の労働者こそがこれからの日本を担っていくのだと力説。

そして、昔話をしつつもこれからのことを考えたなら、さらなるスキルアップを目指してアメリカで学んでくると語っていたね。

ミシシッピ川の治水工事に関わるらしい。

確かに調べてみると、それらしいニュースは発見できたけれど、うまくいっていなかったとの報告が多かったと思う。

理由が驚くほどの内容で、要するにアメリカのその頃の人たちは、ミシシッピ川の氾濫等の記録をまるで取っていなかったらしいのだ。

記録が残っていないので、治水計画もきちんとした数値目標を決めて取り掛かることができなかったことが、いまだに苦労している原因だと。

祐一郎はさらに、万太郎にアドバイスをしていた。

東大だけが植物学の牙城ではない。

東京に来た時、最初に訪れた博物館でも同じ作業ができるはずだと説得していたね。

実は、モデルの牧野博士も同じような経験をしていて、その時の東大の教授にも邪険に扱われている。

そして博士は東大を追放された。

その後教授は失脚して、逆に牧野博士が再び研究員として復職している。

波乱万丈のエピソードなので、似たような物語が展開されるものと。

寿恵子

生活の事について万太郎はまるであてにならない😰

寿恵子は生活費をどうするべきか悩んでいた。

峰屋から1000円のお金を預かってきたと語っていたね。

ざっくりとした目安だが、現在の価値に直すと

およそ2000万円。

間違いなく大金だが、使い道はよくよく考えて使いたいと思っている。

しかし、万太郎のなんという無責任さ加減

万太郎は少しも思い通りにならない😰

こちらの夫婦、二人三脚はわかるが前途多難😰