くわちゃんの独り言

音楽や映画が大好きな爺さん。長年の経験から知りえたことを発信します。

らんまん 植物のご縁

1週間が変わったことで、物語の方向性もどうやらはっきりとした形が。

孤独な道を歩むしかないと心に決めた万太郎だったが、フタを開けてみると全くその逆で様々な人たちとの交流が。

植物学の権威として万太郎は様々な人たちとの問い合わせのやりとりがほぼ日課になっていた。

学校の先生たちが万太郎の教え子として全国に存在するように。

万太郎のもとには問い合わせの手紙と、膨大な数の植物標本。

それはかなり忙しい作業に思いがちだが、万太郎にとっては日々研究を続けるための生きがいのように。

万太郎たちの住む十徳長屋では3年が経ったことで、住んでいる人たちにも出て行く人が増えたような。

相変わらず賑やかで人との交流は驚くほど盛ん。

やっぱり時代の変化は大きなうねりとなって訪れていた。

万太郎のもとに訪ねてきた藤丸と羽多野。

2人も、相変わらず植物学教室で活躍している。

彼らの報告によれば、田邊教授は、2つの学校の校長を掛け持ちしつつ、植物学教室にはほとんどやってくることがないと言う。

こうして十徳長屋の住人は万太郎達と落語の師匠だけに。

どうやら万太郎たちには、新たな難関が出現したような。

モデルとなった牧野富太郎博士の人生さながらに、万太郎たちもお金には苦労しているような雰囲気。

撮影中のオフショット😍

目次

オホーツクの海の幸を全国の食卓へ

孤独な研究のはずが…

毎日のように届く手紙や荷物 こちらは郵便配達を演じているなすび

東大への出入り禁止を言い渡されたことで万太郎が日本で植物学研究を続けるためには、孤独な戦いが待っていると思われた。

さらに、彼自身の所有する標本を目録付で全て寄贈しろと。

そんな中万太郎の気持ちを応援してくれる心強い存在。

それは、故郷の土佐で出会った少年山元虎徹君。

彼との出会いで新しく発見したヤッコソウ

手紙をやり取りするうちに、万太郎は1人でないと強く自覚できるように。

虎鉄君のネットワークで植物学に関わる学校の先生その他からたくさんの連絡をいただけるようになった。

名づけ親にもなっている著名な植物学者槙野万太郎は、間違いなく新しく知り合った人たちの先生と呼べる存在。

万太郎のネットワーク

かつて丈一郎が住んでいた部屋を標本部屋に改造

先生同士のネットワークもあったんだろうと思う。

万太郎には、日本全国から手紙だけでなく標本も大量に届くように。

本来ならば彼が自ら赴いて植物採集すべきところだが、そんなことをしなくても他所からこれは何かと膨大な数の問い合わせが。

万太郎の丁寧な対応は、評判が評判を読んでいるのだろう。

標本は全国から集まるように。

この辺のいきさつはモデルとなった牧野富太郎博士と同じ。

標本の山に囲まれて作業をする牧野博士

牧野博士は自分でも植物採集に出かけたが、多くは様々な人たちから標本が送られてきたらしい。

そして送られてきた標本に細かい注釈をつけて説明していたようだ。

これは、今で言うところの添削授業と同じ。

また、ネットワークはいわゆる口コミと呼んでいいものだろう。

万太郎は、彼自身が目標にした槙野コレクション設立に向けて着実に歩んでいる。

家族

千歳ちゃん 物語はここから3年後が描かれる

物語の後半から描かれる3年後。

寿恵子は長女の千歳の他に弟となる男の子を設けていた。

さらに、お腹の中には4人目の子供も。

モデルの寿衛さんと同じく、子だくさんな様子がくっきり描かれる。

万太郎は、家族を支えるためにしっかり仕事をしなければならないが、自分自身の植物志の発行だけでは、どうしても資金繰りが厳しいようだ。

すでに、彼の雑誌は11刷にも及んでいるがいまだに版元はつかず、彼自身の個人的な資金でやりくりするような有様。

個人でやる仕事はとてつもなく大変。

売り上げで、生活費やその後の研究費を賄うって言うわけだから、苦しいのが当たり前みたいなもん。

それでも、万太郎たちは、幸せそうな日常を過ごしていたようだ。

藤丸と羽多野の報告

藤丸はいよいよ大学卒業😅

久しぶりに訪ねてきた藤丸と羽多野。

東大の様子をしっかり報告してくれていたね。

ブラック田邊の出版は順調に進んでいるような。

しかし、彼は2つの学校の校長先生を受け持っていることで、東大にはほとんどくることがないらしい。

そしてさらに、論文なども彼自身が書けているわけではなさそう。

忙しい人なのでありがちなことだが、藤丸はどうやら論文が認められて卒業するとの報告。

万太郎と出会った頃の2人はまだ大学2年生だったけれど、今では立派な植物学者として名前が知れる。

十徳長屋の人たち

福地とおゆう 2人は一緒になって所帯を持った

十徳長屋の人たちの様子も描かれていたね。

福地とおゆうはどうやら夫婦になった様子。

娘の小春も住み込みの女中の仕事が決まった様子。

おっかさん おとっつあんを頼みます😍

この辺のやりとりはちょっと涙物だった。

さらには丈之助も結婚することになって長家を出ることに。

髪を短くして洋装にすると雰囲気が違う

文筆業でそれなりの活躍ができている様子の丈之助。

彼は、万太郎に得意の文筆の才能を生かして、植物標本募集の文章を残してくれていた。

置き土産と称していつものようにちょっと浮かれたノリで。

十徳長屋はいろんな人たちが住まいを移すことになったので、もう住んでいる人たちは、万太郎達と落語の先生だけに。

新しい心配事

明日以降はこの形が登場します 六平直政

やはり借金取りは避けて通れない。

明日は彼がしっかりと借金取りを演じることになる。