物語の設定は昭和7年春。
ついに法学部への入学が決まった寅子は入学式に赴くことになる。
この物語を見ている人たち誰もが思うことだが、当然寅子の学友となる大勢のうら若い女性が登場することになる。
演じる女優たちもそれぞれに思い入れがあるだろうなと感じつつ。
主人公寅子が大勢の女性たちの前で、どんな立ち位置で振る舞うのかも大いに気になるところ。
そして始まった物語では、先週丁寧に描かれた親友花江は猪爪家にお嫁にきて同居している。
彼女とのやり取りも大いに気になる。
さて、今日出会う大勢の女性たち。
明律大学女子部法科の今まで語られなかった様々な事情が明らかになる。
寅子たちはどうやら入学2期生との事。
つまり既に1期生が存在。
そこで明らかになった最初の驚愕。
1期生は80名入学して現在残っているのが7名とのこと。
つまり生存率1割に満たない難関だということ。
中には女子部法科で勉強するなら婚約解消を言い渡された人も。
女性が法律家になることがどれほど狭き門なのか。
物語の主人公寅子が日本の弁護士初ということなら、今ここにいる100名を超える生徒たちから最初に目的を達成したのは、寅子1人だけということに。
もし歴史上複数名存在するなら、きちんとそのように名前が残ったはずなので。
これから始まるだろう厳しい道のりが思いやられる。
目次
明律大学女子部法科
大学の入学式の様子が語られていた。
どうやら同級生となる学友も1期生と変わらない人数が合格したと思われる。
物語の中で明らかにされたのは1期生は80名の入学者に対し、現在残っているのは7名とのこと。
思わず誰もが唖然とするほど厳しい道のりなことが想像された。
穂高博士は女性の法学部進学に希望を抱いている。
女性が社会の中で平等に活躍できるように願っていると。
ちなみに先週登場していた松山ケンイチは臨時に教師を頼まれただけで、普段は東京地検で判事として働いているらしい。
なるほど、寅子も新しい情報の置き換えに忙しい。
今日は雑誌記者とおぼしき俳優たちも登場していた。
何度かあちこちのドラマで見かけた顔なので、これからも登場する可能性が。
これからの物語の中心はおそらく寅子の学友たちになるものと思われる。
と言っても、朝ドラに抜擢されるほどの女優たちなので、他のドラマでも活躍実績のある人たちが選ばれているのに違いない。
これから少しずつ紹介できればなとも思う。
新生活
この時代のご時世なんだろうか寅子の兄は結婚してもそのまま実家に住み続けていた。
これは戦前の設定になるので、今とはまるで事情が異なる。
現在は夫婦が今までの家族と同居するのは、むしろ少数派だろう。
猪爪家は今までの家族に寅子の親友花江が嫁として加わることになる。
寅子が大学に通うようになっても母親はるは1度は許可したはずの法科の勉強より結婚して家庭を築くことこそが娘の幸せだと信じて疑わない。
娘同様頑固者としては筋金入り。
新しい出会い
様々な学友たちと出会うことになるが、その中で注目すべき何人かがいるようだ。
まず新入生代表で挨拶をしていた涼子。
彼女は朝ドラで見かけた顔。
ちょっと前のドラマで“ちむどんどん”というのがあった。
あの時主人公の親戚で店のオーナーを務めていた女性の若い頃を演じていたのが彼女。
今日の物語の中では、冒頭の挨拶部分を英語で語っていた。
かなり優秀なことが見て取れる。
物語の中で寅子の仲間のキャラクター説明としては申し分のない設定。
他にも今日はたくさんの人たちが登場してきたが、彼らの何人かはあとしばらく経てば物語から退場することになるのでは。
夢と現実
今日描かれたエピソードの中でひとときは異彩を放っていたのが彼女。
長身で男装。
当時の著名な女優水の江瀧子に例えられていた。
迷子になりかけた寅子が最初に声をかけた学友。
描かれた内容から見ると、驚くほどの現実主義者。
入学式そのものを勉強には関係ないこととして否定しているぐらい。
早速おちゃらけていた寅子を罵倒。
うっとうしい!
目ざわり😡
なるほど、とんでもない相方が現れたもので。
しかし、公式発表などを見ているとこれからの展開にも登場してくるので、重要な役どころであることには違いなさそう。
さらに、今日の物語では1期生の先輩たちも登場。
さらに極めつけの彼女が婚約破棄されそうになった先輩。
かなりユニークな陣様だが、法廷の専門用語はわからない人が多いかもしれない。
私が今日特に感じたのは先輩たちが来ていた法服。
印象は伝わったが、私的には風呂敷のように見えてちょっと滑稽に感じた。
物語は先週のストーリーは1時置いておいて今週からが本格的な展開になるはず。
個性的なキャラクターたちはどんなふうに法律の勉強を進めるのだろうか?