寅子の父直言は家族に真実は告げたものの、法廷で証言を変えるつもりはないと断言。
そして再びの
すまない🙇🏻♂️
穂高先生が紹介してくれた今回の事件の弁護士たち。
彼らは寅子の法律家としての振る舞いに大いに共感
被告人16人が全員無罪を目指して頑張ろうということに。
それにしても、知れば知るほど事件は底なし沼の様相を呈している。
寅子が必死で追求した結果、ついに反撃を受けてしまう。
この物語の最初の頃から登場していた週刊誌記者竹中は、どうやら事件の本質に近づいているような雰囲気。
寅子にこれ以上の追求は命に関わると忠告。
共和事件はどうやら贈収賄の事件が捏造された可能性が高いと断言。
事件が起こったから内閣総辞職になったのは、実は逆で内閣を総辞職させるために事件を起こしたと捉えることが正しい。
政争は今も昔も変わらぬドロドロさ加減。
そして、今週から始まった物語で、事件の黒幕として動いている政界の大物の姿も再び登場。
それはなんとウルトラセブンの森次晃嗣が演じている水沼議員。
さらにはなんとウルトラマンを演じていた古谷敏も登場。
遊び心と言ってしまえばそれまでだが、演出がもたらすものはストーリー展開への注目度。
誰がどれだけの役割を担っていてどのように公判が開かれるのか。
さらに、裁判の様子も再び物語に登場。
寅子にとってゆかりの人たちが再びストーリーの中に。
直言は法廷でどんな証言をするのだろうか。
目次
共和事件の真相に迫る
ドラマの中で繰り返し描かれるのは調書を書き写す寅子たち。
考えてみれば、この時代はコピーと呼べるものがなかったわけで。
今なら余裕でできることを手書きで全て書き写すしかなかった。
資料は全て紙媒体。
ネットや写メで済むことも時代背景としてはありえない。
仲間たちは献身的な努力で寅子を支える。
書写作業が全て終わった後は証拠の裏付け取り。
調書に基づいた証拠が果たして真実かどうかは実際に足を運んで突き合わせる必要が。
これはまた人海戦術で大変な作業量になる。
共和事件が起こったことで、内閣は総辞職に追い込まれたと世間一般では思っているが、実際には裏がありそうな描かれ方。
寅子たちの必死の努力でも、そのような裏事情にまでは至ってない。
寅子たちの努力
物語の中で描かれていた署名活動なども寅子たちの努力そのもの。
1期生の久保田の姿もあった。
また、明律大学女子部法科の後輩たちも駆り出されているように映ったね。
寅子たちは直言の告白によって、彼らが事件の犯人でないことを確信している。
調書に記された証言は実際に他の記録と突き合わせてみると、辻褄の合わないことがたくさん。
どうやら捏造であることに間違いなさそう。
寅子は父の無罪を勝ち取るためにはあらゆる手段を講じようと考える。
その1つが新聞とか書籍に取り上げてもらうこと。
ここも現代とは事情がまるでことなる。
今ならネットのSNSで一発拡散で有無を言わさない。
流行の言葉でバズると言うんだそうな。
一度バズると誰にも止めることができなくなる。
物語に戻って時代背景を考えると、新聞や雑誌記事として取り上げてもらうことで、事件の知名度が広く浸透するだろう。
記事として、世の中に出回れば注目が集まることには違いない。
記者竹中の忠告
寅子が竹中記者に新聞掲載を頼んだことから思わぬ忠告を受ける。
深入りすると付け狙われて命に関わることにもなる。
共和事件は先に事件があったわけではなく、内閣総辞職に追い込みたい勢力が事件を起こしたのが正しい見解。
そしてこの物語の粋な計らいは、かつてのテレビの有名人が2人ほど登場。
それはウルトラセブンの森次晃嗣が事件の黒幕として。
さらには古谷敏が起訴された大臣役で登場。
物語の登場時間は短いがそれぞれしっかりとした役柄があてがわれてストーリーに花を添える。
時代背景を強く感じさせるのはこの頃は貴族院なるものがまだ存在した。
水沼議員は、貴族院の重鎮で内閣総辞職を企てたとされている。
どうやらその彼が共和事件の首謀者とになるんだろうかね。
手足となって動く部下がいるようで、どうやら検察官がその役目を負っているようだ。
事件公判で明らかにされること
直言は全てが明らかにされた今でも証言を変えるつもりはないと語る。
寅子は反対勢力に命をつけ狙われる事態に。
しかし、彼女は決して泣き事1つ言わない。
父親を救うためには、命がけで真実解明に向き合う。
あまりの危険な行動に、さすがの穂高先生も少し控えるように促していた。
さて公判で直言は罪を認めるのだろうか、それとも否認するのかな?