スター・ウォーズの歴史
スター・ウォーズの最新の作品は昨年度封切りの最後のジェダイ。
目次
この作品で物語はいよいよ佳境に入っていく感が描かれた。
ついにルークスカイウォーカーにたどり着いた革命軍。
しかしながらルークは自ら革命の先頭に立って戦うことを拒否するのである。
物語的には映画の後半でルーク自らがフォースを駆使してカイロレンと戦うのであるが。
スター・ウォーズの第1作は1977年封切り
この頃の話になるとあまりにも昔なもので、私的にもかなり記憶をたどることになる。
確か丸の内かどこかの映画館で封切りを見たような気がする。
映画館で1時間ほど並んで、かろうじて座れて見た記憶が。
封切り当時も人気の度合いがとてもすごく、同時期の封切りに“未知との遭遇”があった。
この当時著名な映画監督、コッポラ、ルーカス、スピルバーグ。
この3人は今でも映画界の第一線で活躍している。日本びいきな事でもよく知られる。
3人とも、日本の黒澤明と懇意な関係にあって、そのせいもあって日本によく来ていたのかもしれない。
フォースを中心とした物語
この当時の主役たちだが、マークハミルが私より1つ年上で当時26歳だったはず。
レイア姫のキャリー・フィッシャーが18〜19だったと記憶。
アナキンスカイウォーカーの物語
この映画は第1作から6作目まで、描かれるのは溢れるばかりのフォースの力を持ちながら不幸な運命にもてあそばれる、アナキンスカイウォーカーの物語でもある。
フォースの実態は第7作8作でその謎の力が少しずつ解き明かされることに。
フォースの二面性
映画を見たことのある人ならば誰でも知っているフォースの暗黒面の話。
もともとジェダイの専売特許とされたフォースは暗黒面を伴うとされる。
これは映画を見ていると、 暗黒面とは、どうやら誘惑である。
普通にフォースの訓練をしていても、その人個人が持っている悩みであったり苦しみであったり、弱点と呼べる部分があるが、そこにとらわれることによって陥るダークな部分が暗黒面のようだ。
フォースをジェダイがやるように訓練すれば、必ずと言っていいほど暗黒面の誘惑が起こるはず。
それ故、ジェダイ発展の歴史は暗黒面との2極化を助長する物語でもあったはず。
ジェダイが力を持てば持つほど、暗黒面もそれに匹敵するだけのパワーを持ってしまうと言う事。
映画の中ではさらりと描かれてはいるが、アナキンスカイウォーカーも、それ以前のフォースの使い手たちも何人かは暗黒面に囚われたようである。
次回の作品で物語は完結する
第7作目からダースベイダー亡き後の世界を描いている。
ダースベイダーが死んでも、暗黒面の働きはしっかりと残り、常に支配する側、される側の構図は変わらず残っている。
ルークが命がけで守りたかったものは何なんだろうか。
暗黒面との戦いに勝利することか? どうやらそういうことでもなさそう。
ルークはフォースはバランスであると説いた。
ここにヒントがある気がする。
戦いの物語に終止符を打つ。次の作品で明かされるはずである。
まとめ
スター・ウォーズの第1作が封切られたときに私はまだ24歳。
映画館は立ち見が出るほどの大盛況だった記憶が。
とにかく冒頭のシーンのスターデストロイヤーがレイヤ姫の宇宙船を追いかけるシーン。
この部分で完全に圧倒されたような気がする。
この最初の作品の時は、まだコンピューターグラフィックが今ほどのレベルではなく、いわゆる、特撮で全てが撮影されたと聞く。
これだけの特撮シーンである。相応の苦労があったはず。
スター・ウォーズは最初の作品で大成功を収め、その収益によってルーカスはコンピューターグラフィックの映像処理専門の会社を立ち上げることに。
今では、その会社は大成功しており主な映画作品のSFXはすべてこの会社が一手に担うことに。
これはマーク・ハミル本人の発言だが、最後の作品にもルーク・スカイウォーカーは出演するらしい。
多分、霊体として出るしかないはずだが。
物語は今撮影の真っ最中。
どのようなストーリーが用意されているのか。
憶測だけで物語を膨らませても仕方のないことだが、この40年間スター・ウォーズとともに人生を送ってきた 1人として、最後のオチを見届けなければならない気分。
映画の封切りは来年の12月。ちょうど1年後になる。