くわちゃんの独り言

音楽や映画が大好きな爺さん。長年の経験から知りえたことを発信します。

紀平梨花驚きの快進撃

 

新人デビューで 優勝しちゃう

目次

 

元々、ジュニアで活躍してきた彼女。

なんといっても武器はトリプルアクセル

だれかれこなせるワザではない。

しかし、彼女はグランプリファイナルのショートでは1回、フリーでは2回飛ぶとのこと。

 

あの浅田真央が苦労して取り組んでいたワザでも有名。

 

他のジャンプと違って、アクセルジャンプは正面から飛び出す。

他は後ろ向きの飛び出し。

結果として半回転余分に回ることに。

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グランプリファイナルで優勝した紀平梨花



グランプリファイナルでもザギトワを抑えて優勝とのこと。

 

浅田真央以来の快挙ですね。

 

驚くほどの身体能力

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TVでやっていたこの映像。

動画では軽々、倒立をして歩き始めていた。

トータルなバランスは抜きんでています。

筋肉隆々

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彼女は身長154cmとのことです。

体重は公表されてないですが、おそらく40kgそこそこかなと。

見てわかるように筋肉隆々ですよ。

普段見るなら小柄な女の子そのもの。

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衣装をまとってなければ、ホントにフツーの女の子。

普段 どんなトレーニングをしているのでしょう。

 

聞くところによると陸上トレーニングとかバレーのレッスンとかもこなすようですね。

 

他の競技の体操選手や球技などの選手と 変わらない位の練習量をこなしているようです。

 

当然のことながら筋トレとかにも励むようなんですが、彼女の体脂肪率を聞いてみてびっくりしました。

 

なんとわずか6% 。通常の女子のフィギア選手で10数%といいますから、驚くほど鍛え抜かれているわけですね。

 

家族の支えも当然あるでしょうが、何よりも本人のマインドの高さには恐れ入ります。

 

これだけストイックに訓練しているので、自分自身の筋肉と対話をすることができているようですね。

 

時差などの関係で、体のリズムが狂い自分自身の筋肉が正常に機能していないことなども敏感に感じ取れるだけの能力がおのずと備わっているようです。

 

食事によるトレーニング

 

こちらも調べてみて驚くばかり。

 

彼女自らスーパーで食材を買ったりするそうです。

 

またこれも家族の協力なしにはできないことですが、夜は一切炭水化物を取らないとのこと。

 

一流アスリートならば体重制限を行うときに必ず通過しなければならない儀式のようなもの。

 

そして私が最も感心したのは、年頃の娘さんなんだから、甘いもの食べたくなったり、友達と遊んだりなんてことをしたいはずなのですが、そういったことには一切関わらないんだそうですよ。

 

スケートにかけた人生と言えばそれまでですが、追求心、探究心、ストイックであること。

 

これらは皆一流アスリートとしての証明のようなものです。

 

これからのフィギアスケートはハイレベル!かつ、手ごわいライバルたちの存在も

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ロシアのジュニア選手次世代の有望なヒロインたち

女子フィギアのレベルは限りなく男子に近づきつつありますね。

 

最近のロシアのジュニア選手たちにもおそらくは次世代のエースとなるべき子たちがいます。

 

技術的なことを言うとわかりやすいのですが、この14歳15歳の女の子たちは4回転ジャンプを飛びます。

 

そして日本の紀平梨花は3A(トリプルアクセル)をほぼ自在に操ますよね。

 

私が高校生の頃、札幌オリンピックが開かれたのですが、あの当時女子の選手で、

ジャネットリンがとにかく有名でした。

 

あの金髪の愛くるしい笑顔と豊かな表現力。

 

でもあの時代の女子選手の技術的なレベルはと言うと2A(ダブルアクセル)程度だったんです。

 

女子で3回転を飛ぶ人はいなかったと思います。男子がやっと3回転の世界に入ってきた位ですね。

 

あの頃から半世紀近く経ちました。競技の内容も選手たちのレベルも格段に向上してます。

 

いったいどこまで追求の手を緩めずに進むんだろうか?そういった疑問さえ湧いてきます。

 

スケートファンの願い

私たち外野のファンが願う事は、素敵な演技を見せていただくこと。

 

そして怪我をせずに長く競技生活を続けてほしいこと。

 

いろいろ考えてみましたが、どうやらそれ以上もそれ以下もなさそうです。

 

紀平梨花選手  日本期待の新星となりました。他の選手共々これからの大活躍を願ってやみません。