久しぶりに映画館に行ったので、どんな映画かと興味津々で見たところが。
正直な感想を言えば、それほどストーリーがしっかりしているわけでもなく、
ひたすらアクションシーンとゾンビが画面所狭しと暴れまわるホラー映画。
なんとなくバイオハザードのようでもあり、マッドマックスのような暴力シーンもかなり多かったと。
見終わった後の感想はそれほどでもないなと。
映像だけを見せられても、それに類した類の映画を山ほど見ている私にしてみれば、びっくりするほどの感動はなかったのだが、それでもいつものことで少し調べてみることに。
するとこの映画は、3年前日本で封切りされた韓流映画
新感染半島ファイナルエクスプレスの続編とのこと。
このファイナルエクスプレスを見ていなければ、映画としてのストーリーはいまひとつピンとこないのはやむを得ないかなと。
調べてみた範囲で少し披露してみることに。
目次
■□━━ 急げ、ドメインは早い者勝ち! ━━□■
■お名前.com
設定は前作品から4年後
最初の作品は列車内で感染者が発生する設定になっているようだ。
バイオハザードのように明確なウィルスによる感染とは詳しくは語られていない。
またオリジナルの作品にはゾンビと呼ばれる表現はなくて、感染者の表現のみが語られる。
列車内のパニックを描いた作品として一作目は大ヒットした。
聞くところによるとハリウッドでのリメイクも決定しているらしい。
ニ作目を映画館でしっかり見させてもらった私にしてみれば、感染に至る明確な理由付けが欲しいと強く感じた。
科学的な病原菌あるいはウィルス、そうでなければ呪いなど様々な理由付けがあってしかるべきと。
緊迫した様子や、恐怖のシーンなど申し分なく伝わってくるので、なぜそんなことになるのかと言う理由がどうしても欲しいところ。
それは物語の設定にもよるので、オリジナルはちゃんとした小説があるらしい。
映画はその小説をもとに脚本を書いているので必ずしもすべてストーリーが一致しているようではないとも感じた。
パニック映画とホラー映画を併せ持った性格で、バイオハザードのようなおぞましさもあるので映画好きにはどうしても見たくなる作品作りのように思う。
主人公は元軍人
主人公は韓国を脱出するときに、自分の家族を救えなかった苦い過去がある。
そして4年後の今回の物語でも同じような設定の中でフラッシュバックに苦しみつつ、作戦行動に移る。
話の内容では韓国に残された大量のお金を強奪しに行くこと。
物語のストーリーとしてあまりに下世話な気持ちがしないではないが、それでも映画の目的はきっちりと描かれていたのでかなりわかりやすい作りになっていた。
主人公は韓流映画のスター カンドンウォン
現在39歳で脂が乗り切っていると言える。
アクションシーンのこなし方なども申し分ない。
物語がアクション映画風に作ってあるので心の葛藤など微妙な要素を描くには、ストーリーが乱暴に進むきらいがある。
それでもゾンビをいかに回避しながら前進するかを考えると、物語はよくまとまって作られていたなと感じる。
存在感が光った女優たち


物語の中に登場してくるのは親子と目される女優たち。
母親を演じていたのがイ・ジョンヒョン40歳
韓国のこの年代の女優さんは、若い頃から活躍した人が多いと思う。
彼女は日本でデビューして、デビューしたその年に紅白歌合戦に出場している。
何年か後、人気が下火になったことを受けて韓国に戻ったと聞いた。
今のnijuuみたいなものだろうか。
当時の映像までは調べなかったので、ウィキペディアのみの調査。
もともとは根っからの映画人だが、大学生の時に芸能活動を優先させたために1度は除籍処分される。
しかし再び大学に戻った後は最優秀生徒の認定を受けて表彰されている。
芸能活動は当初歌手が主だったが、女優になってからもその実力を遺憾なく発揮したようだ。
いくつかの賞を総なめにしているので、いずれハリウッドなどの外国映画に声のかかる可能性もあるのでは。
そして子役を演じた彼女イ・レ
彼女まだ14歳。
子役だが、確かな演技には定評がある。
難しい役柄を絶賛演技していたと。
まだ7歳の時に性暴力を受けた少女の難しい役どころを無難に演じたことで助演女優賞受賞。
天才子役の名を欲しいままに。
今回のファイナルステージでは彼女のカーアクションが見所の1つになっている。
この映像もハリウッド並みにかなりの迫力を感じた。
この女優たち2人がストーリー展開に重要な役目を果たすのだ。
まとめ
映画の中のおもだったシーンは銃撃のシーンとカースタント。
これだけで物語が出来上がってしまうほどその部分に特化していた。
何度も言うが、きちんとした理由付けが納得できれば見ている側ももっと面白く感じたかもしれない。
映像から伝わる迫力はなかなかのもの。
リメイクされるハリウッド作品がどんな作品になるのか興味が尽きない。
本国韓国では、久々に世界中で通用する大ヒット作品となったようだ。