子供の頃のお茶の間では西部劇のドラマが人気
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子供の頃、今からざっと50年以上も前の事ですが、テレビでよく見かけていた西部劇のテレビドラマ。
あの頃は外国からドラマを買って放映していたことが当たり前だったのです。
もちろん今でもそうですが。西部劇となると最近では全く見えなくなったと思いますね。
実はここではローハイドとライフルマンを取り上げてますが、他にもララミー牧場とか面白いものがたくさんあった記憶が。
アメリカの西部開拓史はドラマとしてもとても受け入れやすい題材だったはずなんですが。
やはり時代は変わったのでしょうか。
ローハイド
このドラマは、カーボーイたちが牛を追っていく話。途中インディアンとかが出てきてトラブルがあったりする。そのような内容の話だったと思います。
カーボーイたちの日常がドラマそのものなので、子供心にキャンプをしているようなそんな気分で見ていた気がしますね。
このドラマの1番人気はなんといってもクリントイーストウッド。
彼はこの配役で一躍有名になり、その後マカロニウェスタンで起用されることになるんです。
まさに出発点と言える重要な作品でしょうね。
ドラマを見ていて感じたのですが、ほとんど軍隊の行進のようなイメージも感じてました。
特に食事のシーンが記憶に残っていて、あのヒゲを蓄えたおじいちゃんのシェフが料理を振る舞うのですが、カーボーイたちが曰く「なんだまた豆かよ」
ごちそうを食べていたんではないことがよくわかったんですね。
実は、子供心に見ていてとても面白い記憶ははっきり残っているのですが、物語のストーリーその他はまるで思い出さないのですね。
とにかくカーボーイと牛と投げ縄と幌馬車と野外での食事、インディアンそういったものが断片的に思い出されるだけ。
機会があったらもう一度きちんと見直してみたいものです。
特に主題歌は今でも耳に残ってますよね。
映像の時間は短いですが、こちらは当時テレビで放映されたそのままだと思います。
この主題歌は西部劇の中でも1、2を争う位有名で、たくさんの歌手がカバーしてます。
オリジナルのものは意外と発見しにくいですし、何よりも日本語の詩がついているのがとてもいいですね。
50年以上も前に見ていたのですが意味などわからずにただ口ずさんでいた記憶が。
ライフルマン
俳優チャックコナーズは元大リーガーの経歴があって俳優と野球選手の二足のわらじを履いていたとても珍しい存在です。
この物語は奥さんに先立たれて息子を男親が1人で育てる内容ですね。
今考えてみても随分とストイックな設定だなと感じますね。
とにかくよく記憶に残っているのは主題歌と、あのウィンチェスターライフルを普通の拳銃のように振り回す射撃のシーン。
凄腕のガンマンのイメージがとても強かったのです。
確か牧場をやっていたのですが、牛とか馬とか家畜の類はほとんど見かけなかった記憶です。
10歳位の息子が1人いましたね。彼は今はもう70過ぎたおじいさんです。
このテレビドラマがどのぐらい古いかがよくわかると言うもの。
私の記憶の中ではこのドラマは家族全員で見ていた記憶がありますね。
確か夜7時か7時半位の時間帯の放送だった記憶が。
「無敵のライフルマン~The Riflemanより~」小坂一也さん
日本語の主題歌がついていたのがとてもユニークだった。
今でも覚えているのは「鬼より怖い」のフレーズ。
数少ないテレビ番組の中でも当時絶対に外さずに見ていた番組。
改めて聞いてみる主題歌も新鮮極まりない。
この設定で物語を作るのはかなりシュールでリアルな経験が持ち合わせていないと脚本を作れないでしょうね。
あの当時は当たり前に普通にテレビとして見てましたが、今考えるとなかなか大変だったと感じます。
この番組が流行ったせいでしょうか、子供用のおもちゃでライフルがよく売れていた記憶がありますね。
テレビの中でよくやっていたいちいち引き金を引かずにレバーアクションだけで弾丸を連続して発射するやつ。
子供心にあれを真似したくて。
多分テレビを見ていた日本の男の子たちはみんな真似して遊んだと思いますね。
主役のチャックコナーズは 70歳位で亡くなってます。
ここでの役柄は正義の味方っぽい感じでしたが、他の映画ではその体の大きさを生かして、ちょっと危ない形の犯罪者みたいな役をやってた記憶があります。
名優であることには違いないので、いろいろな映画で見かけましたね。
TVだけでなく映画も少ない
最近の西部劇の映画と言うとここら辺が該当しますね。
残念ながら、見ていないですね。テレビででもやってくれれば、おそらく見るんだろうとは思いますが、映画館でも正直あまり宣伝されないので、作られていることには間違いないですが、昔ほどメジャーではなくなっているようです。
どちらかと言えばマニアの映画といった感がありますね。
今は西部開拓史のようなストーリーはメジャーではなくなったんですね。
なんといってもSFXや CGが全盛の時代なので物語はいかようにも面白おかしく作ることができますものね。
まとめ
「荒野の7人」が西部劇の中では娯楽映画としてはピカイチだと個人的には思っています。
この映画はオリジナルは黒澤明の七人の侍ですね。
この黒澤明原作の版権をユルブリンナーが買ったと聞いています 。
オリジナルは確かに映画史に残る名作ですが、良いものは様々な国に出かけていってそこでリメイクされてまた新たな命を吹き込まれることに。
数は少ないですが、西部劇は生活感が前面に出てきて、私的にはとても好感が持てる作品なのです。
チャンスがあればこれからも見続けたい作品ですよね。