20年にわたる歴史


目次
この映画を見るようになってからもう20年も経とうとしている。
第一作目はwowowの有料放送で見た記憶が。
この時から5.1サラウンドの 音響効果にすっかりハマってこの作品でその効果を思い知ることに。
それは戦闘シーンではなくて、プロフェッサーがテレパシーで会話をするシーン。
本当に頭の中に音が飛び込んでくるような驚きの存在感で効果を実感したのである。
それ以降、様々な映画を見るにつけ、映像以外では音響効果にも様々なこだわりを持つように。
X-Menはそこからのファンと言える。
このウィキペディアのリンクを覗くと時系列その他詳しく載っているのであえて私のアバウトな説明よりはずっと分かりやすいと思うので紹介しておきたい。
このシリーズは3作目で 1段落していると思うのだが、本編以外にスピンオフなどの物語がたくさん作られていて、それぞれがヒットしているのでどれがどれだかわからない人も多いだろう。
映画の撮影の順番よりも、作品の時系列をきちんと並べてみるのが理解できるのだが、シリーズとしてずいぶん多く作られているが故に、俳優たちも同じ役どころを別な俳優が演じていたりで、より分かりにくくなっているのかもしれない。
実は今回封切り予定されているダークフェニックスは三部作を予定しているらしいのだ。
そのうちの最初の作品となる。
つまりこの封切りの後、今決定しているのは、あと2作品作られる。
このシリーズはアメコミの中でも根強い人気があってスピンオフも含めて興行的に外れたものはなかった。
デッドプールもR作品でありながらかなりの好成績を上げたと報告されている。
アメリカでは、スター・ウォーズ、アベンジャーズ、この2作品とX-Menである。
それぞれに歴史があって、作品の面白さも加味されて絶大な人気を誇る。
アメコミヒーロー物 たくさんのキャラクター
正直言って私はこのコミック本を見たことがない。
すべて映画の知識のみである。
しかし、テレビで見るものも含めて全作品を見ていると思うので 、このシリーズの面白さは10分理解しているつもりである。
ヒーローものでありながら、長い時間を語り継ぐ物語。
物語の整合性が保たれていない部分もそれなりにあるのだが、しかしトータルではSF作品として絶大な評価を得ているだろう。
スター俳優が目白押し







主な俳優たちを並べてみるとこんな感じに。
同じキャラクターでも、若い頃、幼い頃など別な俳優たちが演じている。
ここでは3つのキャラクターしかあげていないが、他にもマグニートーやストームなど魅力的なキャラはいっぱいいるのだ。
この作品の値打ちはこれらの俳優陣に著名な役者を当てていること。
例えばミスティークのジェニファー・ローレンスはアカデミー賞の主演女優賞を受賞している。
実力者たちの集まりと言えるのだ。
また出演者たちも制作スタッフたちもこの作品をこしらえることを楽しんでいるようだ。
撮影現場は行って見れば大家族のようなもの。
それは日本でも外国でも同じと見える。
この写メから伝わってくるのはそれぞれの信頼感。
仲良く写真に収まっているその表情から生き生き感が伝わってくるではないか。
まとめ
X-Menの様々なシリーズで、 1番出演が多いのがこのウルヴァリンではなかろうか。
スピンオフドラマのローガンで 、一旦は死んだことになっていて、ヒュー・ジャックマン本人ももうこれでこのシリーズには出演しない旨を報告しているので、あの作品が見納めになるだろう。
なかなかユニークな設定でアダマンチウムの後遺症で、本来、歳を取りにくいはずのローガンがすっかり歳をとって、老人の役をやっていたのは正直びっくりしたもの。
しかしこのローガンの遺作は、作品としての完成度は私の中ではイチオシと呼べる位、素晴らしいものに感じた。
いわゆるヒーロー物とは1線を画して、人生を生きてきたものの悲哀とか苦悩とかがしっかり描かれていて、今までのX-Menとは明らかに作りが違っていたと思ったのである。
この作品は映画館で見た。
ウルヴァリンはヒュー・ジャックマンのはまり役と言える。
この俳優はいつも眉間に縦皺を寄せて不機嫌そうな人なんだろうと勝手に思っていたが、実際は全く別な人で、サービス精神も旺盛でとてもにこやかな紳士である。
役柄であのように作っていたと言える。
彼の別の作品を見れば俳優としての実力がよくわかる。
また、彼はミュージカルのレミゼラブルでジャンバルジャンの役をやっている。
歌唱もかなりの実力者。
ウルヴァリンの役も素晴らしかったが、イチオシで推薦できるのはこのジャンバルジャンの役。
このミュージカルは全編ライブ録音で苦労して撮影しているのでその持ち味が遺憾なく発揮された傑作だったのだ。
さて、6月の21日に最新作ダークフェニックスが封切られる。
またいそいそと映画館に出かけることになるようだ。