くわちゃんの独り言

音楽や映画が大好きな爺さん。長年の経験から知りえたことを発信します。

なつぞら 総集編でのまとめ

 

東京から北海道へ移るまでの物語

主人公なつをめぐる人たち

f:id:kuwa3972:20190706191959j:plain
f:id:kuwa3972:20190706192015j:plain
戦後の暮らしぶりがドンピシャではまっていた

 

1時間2円から、国内最速・高性能レンタルサーバー【ConoHa WING】

 

目次

 

夕方4時半から1時間半の枠でやっていたなつぞら総集編。
今まで放送した中からピックアップして、まとめ上げる普通の物語。

当然新しい映像があるわけではなく、今までのものを確認して歩く作業。

最初のドラマで演じられていた子役たち。

この頃の描かれ方を見ると、戦後の混乱期の様子が手に取るようによくわかる。

東京は、終戦の年の東京大空襲で全くの焼け野原になって、家も人もあらかた失われた状態。

その中でなつたち 3兄弟の物語が始まるのである。

紆余曲折があって、主人公のなつだけが北海道にもらわれていく。

このもらわれるという言い方は、ひょっとしたら差別と感じる人がいるかもしれない。

しかし、この時代はこのような戦災孤児は山ほどいたし東京は今風に言えばストリートチルドレンで溢れていたのだ。

むしろ、どこかの家庭に潜り込めた人は幸せだろうと思わないでもない。

この辺での描かれ方は、後の北海道十勝での酪農の話や東京へ戻ってのアニメーターの話とは全く1線を画していた。

私が思うに、しっかりとした時代考証で描かれていたので、違和感なく見ることができたと思う。

十勝での暮らしぶりも丁寧に描かれていた。

柴田家の家族とのやり取りの中で最初は戸惑いつつも、やがては家族として受け入れられるそのプロセスがきちんと描かれていた。

f:id:kuwa3972:20190706201152j:plain

北海道陣 勢揃い

物語前半のエピソードはこの辺の人間関係に集約される。

主役の広瀬すずが登場してからは 、人間関係で不信感が出てくるようなエピソードはほぼなかったと言って良い。

泰樹さんのなつを嫁さんにの発言で少しこじれたぐらいだが、その部分は今回のエピソードには出なかった。

微妙に割愛されていた気がする。

この物語は最初から欠かさず見ているが、それぞれの人間関係の複雑なやりとりがエピソード的にもたくさんありすぎて、台本をこしらえるほうも大変だなと思うことしきり。

とにかく放送枠は1日15分しかないのである。

その中でストーリーを進めるのは大変だなと思う。

人間関係のエピソードが山ほどあるので、今、再放送で”おしん“が放送されているがその人間関係のわかりやすさは本当に単純明快である。

全く違う物語だが、“おしん”と“なつぞら”はストーリーの描き方の単純さ複雑さでも持ち味が全く分かれていて、逆に興味深いとさえ思う。

再び東京へ出てアニメーターに

f:id:kuwa3972:20190706192137j:plain

アニメーターとして出発する

アニメーターとして活躍しながら物語はどんどん進むのだが、ここからもエピソードは少し複雑さを増してくる。

とにかく、実際のモデルが存在しているので、そのモデルに合わせた脚色がなされつつ、フィクションとしての面白さも追求されなければならない。

東京のアニメーターとしての活躍は、登場人物は大抵の場合、実在の人物がモデル。

そういったことも踏まえつつ、例えば恋をしたり、結婚をしたりというエピソードが加わってくるのだろう。 

多分、なつのお相手は彼 “中川大志君”だと思う。

家政婦のミタで次男の役をやってましたよね。

あの頃はまだ12 3歳の子供だった。

f:id:kuwa3972:20190706192300j:plain
f:id:kuwa3972:20190706192320j:plain
f:id:kuwa3972:20190706192335j:plain
実はこのときの主役は松嶋菜々子さん 相武紗季さんとか共演

このときの本田望結ちゃんはいくつだったんだろう?名子役。

 私が彼を見かけたのはこの時が初めてだと思う。

そこら辺の子役の1人ぐらいにしか記憶がない。

しかし今ではみんながときめく超イケメン。

彼の演じる坂場一久は高畑勲がモデルとされるが、物語の中では東大でのエリートとの設定。

雰囲気がよく出ていて、知性を感じさせる演技がなかなかユニーク。

あちこちで描かれるエピソードが、おそらく将来のなつのお相手になるのではないかと勝手な想像を。

妹千遥が現れるまで

f:id:kuwa3972:20190706192625j:plain
f:id:kuwa3972:20190706192641j:plain
泰樹さんとのやりとりは今でもしっかり心に残る

今でもしっかり心に残る名シーン。

この十勝の柴田牧場での暮らしぶりは、おじいちゃん泰樹さん抜きでは考えられない。

ネットで調べてみても草刈正雄さんを賞賛する声がとても多いのだ。

役者として完成の域に達してきているかもしれない。

 

私が注目しているのは、お母さんをやっている松嶋菜々子さん。

彼女の北海道弁に愛着を感じている。

私が普段話す言葉はこんな感じだなと思いつつ見ているのである。

さて、東京に行って、アニメーターとしても出発し、物語は後半戦に続くのだが、放送の中では妹千遥の後ろ姿が映った段階で終了となった。

当然のことながら続きは実際の放送の中で見ていくしかない。

清原果耶ちゃんの千遥はこれで終わりとも思いにくいので、この先また出番があると思っている。

千遥ちゃんの置屋のお母さんは原日出子さんがやっていたが、この間のわずかな放送枠だけで終わってしまうのはあまりにも愛想がない。

やはり、多少なりともこのエピソードにちゃんとしたオチがつけられるものと思う。

月曜日から後半が始まるので、また欠かさず見る。