今日の放送で、千遥の離婚にあっさりケリがついた感じで。
もう少しもめるのかなと?やや心配した部分も。
しかし、なつたち3兄弟がこれで心置きなくそれぞれの人生を歩めるように。
残り7日間の放送で、物語全てを締めくくるように。
申し分のないオチだったのかも。
目次
杉の子での話し合い
料亭杉の子での話し合いは、評判通りの女将の采配で終了したんだけど。
最初、千遥たちが浮浪児だった事実を隠していたことを明らかに責めるような雰囲気だった。
しかし、話し合いの中で 実は初めからそういった事実は調べてわかっていたと。
女将自身は結婚に反対だったらしいが、息子がどうしてもと言って結婚を仕方なく許したらしい。
そして、何よりも千遥のことを亡くなった親方がとても気にいっていた。
千遥の料理人としての才能を最初から見出していて、自分の技を教えたのはほかならぬ親方本人。
そして、今 現在の杉の子の料理人は千遥が勤めていて、千遥がいなくなれば杉の子そのものがなくなってしまう。
また、話し合いの中で新たに分かったことが。
なつたちの父親は日本橋で小さな料理屋をやっていたが、その前は浅草の料亭で修行をしていたとのこと。
その時に母親と知り合って独立して料理屋を開業した。
断定はできないけれど、浅草の料亭で修行をしていた頃、杉の子の親方と一緒に修行をしていた可能性がどうやら大きいようだ。
咲太郎の話の中から、そして、女将が自分の記憶をたぐって判明した事実。
女将曰く、
「浅草の料亭の時代から親方と千遥にはどうやら深い絆で縁があったらしい。」
この話し合いの映像の中で、浅茅陽子さん扮する杉山雅子さんの存在感がとても大きく感じたもの。
またずいぶん前に千遥の育ての母親役で出演していた原日出子さんも今回再登場。
ベテラン女優2人が出てきたことで、画面がぐっと引き締まった感が。
話し合いの中で、息子なる人物(渡辺大さん)も出てきたが、おどおどした感じとか、母親に頭が上がらない感じとか、目線の演じ方などうまさを感じた。
店の今後はどうなる?
話し合いの当初では、千夏ちゃんとは離れ離れになるような雰囲気もあったが、話を進めていくうちに、杉の子の先代親方となつたちの父親の関係がどうやらあるらしいことに気がついて、思いがけなく女将の方から新しい提案がなされたのだ。
「杉の子は離婚をした後も千遥に続けて欲しい」との事。
そして、「千夏ちゃんもこの店で暮らすのが1番良い」だろうと。
この2つの提案が雅子女将からなされたのだ。
心の離れてしまった息子の出番はなかった。
思いがけず出された女将からの新たな提案を困惑の表情で受け取る千遥。
「このお店を続けてくれますか? 」
黙ってうなずく千遥。
千遥にとっては考えもしなかった心の底から喜べる提案だったに違いない。
料亭杉の子の女将は評判通りの話のわかる人だったことが改めて証明された。
実は、ドラマを見ていてこのシーンはもう少し時間がかかるのだろうと考えてはいたが、浅茅陽子さん扮する女将さんの切れ者ぶりがより際立つ感じで、納得できる結末になったと言える。
ドラマとしては、こういったエピソードが加えられて物語の面白みが増すのかも。
これで、千遥がなつと同じように堂々と隠し事をせずに生きていけるようになったわけだ。
離婚をしなければならなかったのは残念な結果だが、新しい道がきちんと開かれたことでハッピーエンド。
まとめ
8時の放送の後「あさイチ」の中で ゲストとして来ていたのは泰樹さん役の草刈正雄さん。
それと夕見子ちゃんと照男さん。
撮影の裏話とか、いろいろ披露していて、この手の番組も見るとかなりいろんな情報を仕入れることができる。
草刈正雄さんは普段から甘いものが好きだとのこと。
役の中では甘党を地で言ったわけだ。
なつぞらのエピソードで重要な役割を果たしていたのは十勝での物語。
あと7回ほどの放送で全て終わってしまうのだが、最後のエピソードもどうやら十勝になりそうだ。
最後のエピソードは、昨年の地震の時のブラックアウト(停電) がヒントになっていると思われる。
もうこの当時から、電気なしでの暮らしはあり得なかったので、最後のエピソードとして興味深い物語になりそう。