今日のスカーレットは、1週間を締めくくるのにふさわしい語り口。
とうとう喜美ちゃんの方から告白
『あんたのことが好きや』
辛抱できずに言っちゃったよね。
その気持ちを素直に受け止める十和田君。
エピソードのインパクトといい、描き方の面白さ。
今日の話はこのスカーレットの中でも1 2を争うくらいの神回
目次
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陶芸の勉強は続く
十和田君に手取り足取り教えてもらって陶芸を学んでいる喜美ちゃん。
ついに作品第一号となる湯飲み茶碗が完成。
無邪気にはしゃぐ喜美ちゃん。
『素焼きにして絵付けしてみたらどうやろ。』
その発言を全く無視するが如く出来上がった茶碗をぐちゃぐちゃの土に戻す十和田君。
『もう一回初めから、今度は1人で挑戦や。』
『何度も何度も繰り返して勉強するんよ。』
あっけにとられていた喜美ちゃんだが、素直に納得してもう一度作り始めることに。
喜美ちゃんの陶芸は夫である十和田君の指導で勉強していくんだよね。
スパルタではないけれど、決して甘やかすことなく丁寧に指導している十和田君。
実際のモデルの神山さんもご主人は陶芸家として活躍していた。
そのご主人から手ほどきを受けたと聞いている。
この2人はちょっと複雑なエピソードがあって、生涯夫婦として添い遂げたわけではなかったけれど。
古い信楽焼のかけら
記念すべき第一号作品が出来上がった喜美ちゃんは翌日、十和田君を自宅に招いて、自分が古くから持っていた古い信楽焼のかけらを見せることに。
この古いかけらは記念すべきもので、喜美ちゃんが大阪で仕事をしていた時もずっと手元に置いておいて眺めていた、いってみれば“喜美ちゃんのお守り”。
ちょうど、庵堂ちや子さんの新聞社時代、調べてもらって今から数百年前の室町時代のものらしいところまで判明していたのだ。
今回、本格的に陶芸家としての目で十和田君が鑑賞。
そこで新たなことがわかった。
とてもきれいな色で彩色されているが、“よく見ると釉薬を使っていない”。
つまりこのかけらは焼きっぱなしの状態。
にもかかわらずこのようなきれいな色が発色しているなんて。
なんとも不思議がる十和田君。
スカーレットのエピソードとして喜美ちゃんはゆくゆく自前の焼き窯を持つことになるのだが、そこで苦労して“自然秞”の技術を復活させるのだ。
つまり釉薬を使うことなく、高温で焼き固めることで表面が溶けて自然の色が出てくる。
根気と熱意の要る作業を繰り返した結果、現代に技術として蘇らせる。
神山清子さんの作品はネットでも購入することが可能だ。
お皿1枚が大体5000円程度で売られていたような気がする。
人気の陶芸家なので、作品はどの程度出回っているのかはわからないが、ネットの販売サイトにきちんと計上されているので興味のある方はご覧になっていただきたい。
今では売れっ子の作家。
当然のことながら作品はプレミアムが付いていて、もちろんリーズナブルな値段のものもあるが、逸品の作品になれば数十万円から 100万円越えのものも。
オークションもあったようだが、調べた限りでは今はもう終わっているようだ。
素朴な風合いのものが多いが、感じるのは“圧倒的な存在感”。
信楽焼が、どれほどのアピールをするのかこの作品を見ると本当に納得。
何をどう考えても好きやねん
自分自身の気持ちをじっと考えてみてやっぱり十和田君のことが大好き❤
そしてそのことを思うと、この日の夜に行われるお見合い大作戦には決して出て欲しくない。
自分の気持ちを素直に告白して、そこまで考えつつ行動していながら、その先の事まではあまり考えてなさそうな。
喜美ちゃんの心を素早く受け止める十和田君。
十和田君も喜美ちゃんのことが大好き。
多少もつれそうな気配はあったけど、この2人は相思相愛。
今ならばウンもスンもなく一緒になっちゃうんだけどね 。
この時代はそう簡単にはいかない。
それでもお互いの気持ちをきちんと確かめ会えたのはとてもよかった。
しかし ❗️😨😳
なんと2人がちょうど抱き合っているところをお父さんたちにしっかり目撃されてしまう。
何と言うバツの悪さ。
この描き方はまさに関西のお笑い喜劇。
あっけにとられるお父さん、百合子ちゃん、信作君。
それ以上に絶句してしまう喜美ちゃんと十和田君。
このときのスカーレットの放送の最後の1分間の面白かったこと。
傑作場面
😳🤨😧#スカーレット pic.twitter.com/nnmLIcw538
— 朝ドラ「スカーレット」第10週 (@asadora_bk_nhk) 2019年12月7日
そして次に来週の予告編が。
ネタバレすると、十和田君はお父さんにぶっ飛ばされる。
そして結婚の許しをもらうまでに何度も川原家を訪れることに。
最後は許してもらえるので、それほどのこともないと思いつつも、実は予告編では描かれていなかったけど、ほかならぬお母さん。
お母さんが喜美ちゃんや十和田君の思いをきちんと受け止めてくれて、何かと力添えをしてくれそう。
川原家のお父さんとお母さんもかつては駆け落ちした経験が。
若いふたりがどのようないきさつで一緒になりたいのかは理屈抜きに理解できるはず。
来週中には、おそらく喜美ちゃんと十和田君が一緒になれる