今日19日で大相撲は中日を迎える。
前半戦を終えて、両横綱は不在。
一体どれだけ盛り上がれるのか心配したところだが、優勝予想は全くの混戦。
一敗力士が5人も横並びで、全く先が見通せない。
7日間終わって少しずつわかってきたことなどもあるのでまとめてみることに。
目次
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遠藤と正代
実は最後まで全勝を守ってきたのが正代。
昨日貴景勝に負けてしまって一敗になった 。
今場所今のところキーパーソンとなるのは遠藤とこの正代だろう。
- もともと実力者であること。
- 正統派の相撲取りであること。
この2つで人気力士だったことがある。
もちろん、過去には低迷していた時期もあるのだが、今場所に来て充実している。
2人とも前頭の上位にいる力士。
この位置で良い成績を残せるのは実力が備わっている証拠。
普通横綱大関と対戦する前頭の力士は、2人がいる位置が最も番付として組まれるのだ。
それ故、良い成績を残しにくい地位でもあるのだ。
すでに、上位陣との対戦が終了している今、2人が良い成績を残せる可能性が極めて高いと言える。
貴景勝
この大関が1番優勝に近いのかも知れない。
徹底した押し相撲が大関の持ち味。
普通押し相撲の力士は1つ歯車が狂うとどんどん負けが込んで、大変な事態に陥ることも多いのだが、貴景勝の場合、その卓越したモチベーションで、負けが込むことが少ないのだ。
相撲内容も、きわどい相撲ももちろんあるのでこの先どうなるのかは不透明な部分もあるが、カド番を脱出してからは 、一皮むけた感がある。
このまま優勝争いから脱落していくことこそ考えにくいのだ。
奮起が求められる豪栄道
今場所の豪栄道の1番いい相撲が昨日の正代戦。
まさに大関の意地と言っていいだろう 。
絶対に後には引けない!必死感が伝わってきた。
仕切りの部分からの全映像が載っているので、もし取り組みだけ見たい方は、4分20秒まで進むと良いかな。
これだけの動きをするとなると計算では絶対に不可能。
それぞれの力士の持っているポテンシャルが遺憾なく発揮されている。
最終的には豪栄道が勝っているが、正代の今場所の調子の良さも動きの中から見えてくる。
中日以降の2人の活躍が大いに期待できるのだ。
朝の山の関わり
朝の山は途中連敗しているので現在は5勝2敗となっているが 、相撲の安定感では既に大関クラスと言って良いのかも。
特に左でも右でも回しをひいたときの強さは群を抜いている。
負けた相撲はともかくとして昨日の北勝富士戦。
一方的な強さを発揮したが、この相撲が彼の持ち味だろう。
かつて横綱だった旭富士の相撲振りによく似ている気がするのだ。
おそらくこの調子で、後半戦も優勝争いに加わってくるに違いない。
まとめ
さてはっきりって誰が優勝するのか予想は全く立たないと言える。
解説者その他の意見を聞いても、おそらくは3敗までが圏内と言える。
つまり12勝3敗が最終的な優勝ラインの許される成績かもしれない。
今場所は看板の2横綱が休場しているので、盛り上がりには欠けると思っていたが、もうここらで本格的に世代交代を叫んでも良いのかもしれない。
小兵力士で人気力士も出てきている。
そういった力士たちに注目が集まるのも大いに楽しみが増える。