混戦模様な事はよくわかっているつもりだが、一体どういうことになるのか。
中日を過ぎたあたりから、先が見えるようで見えない日が続く。
さて、今日終わったので残りの5日間で、一体どんなことになるのやら。
目次
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見るべき役力士は大関貴景勝
2敗しているとは言え、連日迷いのない相撲を取る貴景勝。
突き押しが信条の力士なので、1つ歯車が狂えばすぐに負け越してしまう危険をはらんでいる。
そういった中で大関を張っていられるのはその卓越したモチベーションと、豊富な稽古量。
この2つに裏打ちされたバックボーンがあって貴景勝はいい相撲を取れると言える。
今の段階では、大きく崩れることもないので、優勝候補の中に間違いなく挙げられる。
まだ2敗なので、充分優勝争いに加わっていると言えるだろう。
平幕力士の活躍
正代と豊山
この2人は時津風部屋で同門となっている。
いってみれば兄弟分のようなもの。
この部屋は伝統ある部屋で、その初代となるべきはあの69連勝の双葉山。
彼が最初に相撲道場を開いたものから発展してきている。
今の大横綱白鵬が目標とすべき横綱として、この双葉山と大鵬をあげている 。
相撲界の中でも伝説と言うべき力士。
特にこの部屋では今場所正代が優勝争いの先頭にいるのだ。
前頭の人の位置なので、充分優勝可能な位置にいるだろう。
そして同じ部屋の豊山も良い成績で優勝争いに加わっている。
同じ部屋の力士が競い合うように良い成績を上げている事はお互いに励ましになるのではないか。
内容から行っても3敗ぐらいは優勝の星取りのラインにあると思うので、これからどんな流れになっていくだろうか。
徳勝龍と北勝富士


この2人も、通常は表に出てくる事はどちらかと言えば少ないのかも。
相撲ファンならば絶対に知っている力士になる。
北勝富士は強さが今場所は発揮されていると思う。
幕尻ながら徳勝龍はいまだ一敗を堅持。
この先の星勘定によってはどうなるかわからないのだ。
こういった普段それほど表に出てこない力士にも今場所は充分チャンスがある。
ぜひともこのチャンスを生かして欲しいもの。
炎鵬の人気度


炎鵬の人気は今や遠藤を抜いて角界一ではないだろうか 。
彼はとにかく角界の中では1番の小兵。
普通このサイズではとても相撲なんか取れない。
幕内の平均的な力士だと身長は180cm以上、体重は160kgオーバー。
これらの巨漢を相手にするのだ。
体力勝負に持ち込まれればおよそ勝ち目は無い。
その中で今場所は5勝5敗で5分の星をあげている。
特に昨日、豪栄道に勝った1番は大きいと言える。
動きの良さで相手を翻弄する。
これが炎鵬に残されたただ1つの戦い方と言えるだろう。
相手の懐に潜り込んで、下手をとっての投げや寄りで体制を崩す。
まともに組んで勝負になるはずもなく。
本人もそのことをよく理解していて、連日巧みな相撲をとっている。
優勝争いから脱落した遠藤 朝乃山
この2人は4敗してしまったので、優勝争いからは脱落したと言える。
場所が始まった位の時は、この2人で今場所は決まりかなと思ったものだが、やはりフタを開けてみれば状況は刻一刻と変わっていくのだ。
連敗するとどうしても優勝争いからは遠のいてしまうだろう。
とりあえず2人ともまずは勝ち越しを目指さねばならないだろう。
そして今場所の優勝争いは、私の見たところでは
貴景勝
正代
この2人のどちらかではないだろうか。
実力がある点と、相撲に乗っている点。
この2つが備わっているのはとても大きいのだ。
序列から言えば貴景勝に優勝してほしいのは山々だが、正代に優勝してもらって、ゆくゆくは大関を目指してほしい気持ちもある。
とにかく残りの5日間、しっかりと見届けさせていただこう。