ついに完成した穴窯。
みんなにお祝いされて、しかも喜美ちゃんや八さんの期待を一身に受けて、記念すべき最初の火入れ。
実は今日の放送を見た人は納得するが、いきなり 付け焼き刃で挑んだってそんなうまくなんか行かないんだよね。
もともと算数の得意だった喜美ちゃん。
およそ三日間かけて薪を燃やし続けて、設定温度1200℃まで炊き続ける。
何度も計算し直して得た結果。
さて、結果やいかに。
目次
3年間ずーっと月額3,590円(税抜)【Smafi WiMAX】
So-net光プラス新規申込で最大60,000円キャッシュバック!
お祝い完成穴窯


信楽でも薪を使った穴窯を採用しているところは少ない。
これは古い時代のやり方なので、経験も実績もはっきりとしない今は、見切りをつけている人が多いのだ。
しかし作品作りにこだわる人にとってはかなり魅力的なのも事実。
出来上がった穴窯にはみんなからお祝いが。
ママさん合唱団の歌唱で『バラが咲いた』を歌ってくれる 。
結構練習したんだろうなぁと思いつつ、その後も主だった人たちが全員川原家に集まって祝賀会。
やはり穴窯は贅沢品であり、芸術家向けのアイテムだと誰もがほめたたえる。
記念すべき火入れ
さてしつらえてある神棚に、昔拾った古い信楽のかけらをお供えして、記念すべき最初の火入れ。
三日間の予定で目標温度は1200℃に設定。
この段階ではみんな、つきっきりで管理すればうまくいくものと確信しているのだが。
最初、喜美ちゃんは自分1人でやると宣言していたのだが、八さんが厳しく制してくる。
そんな無理をしたらあかん
3人で交代でやらな、倒れてしまったら終いや
押し切られる形で、5時間おきに交代することになった。
最初の担当は喜美ちゃん。
まだ点火したばかりなので、窯全体に温度が回るようにじっくりと温めていく。
そして、温度が600℃に達した段階で、さらに薪を投入して、1200℃まで上昇させる。
筋書きではそういった段取り。
しかし、
待てど暮らせど、どんなに眺めていても温度は上がらない。
1050℃
そこまでしか上がりきらないのだ。
既に予定の3日が過ぎており、このまま頑張るべきか中止してそのまま消火すべきか。
思い通りにいかない穴窯
今日の放送では最後までは描かれなかったが、穴窯はやはりコントロールが非常に難しい。
その火加減とか中の作品の置き方とか、様々な要素が加わることによって、ほとんど偶然で作品が出来上がる場合も多いようだ。
自分が最初から意図した通りに出来上がることにはならないようだ。
そして、自分が希望する結果を得るためには、その方法はどうやら自分で編み出すしかないのだ。
何とか温度を上げようと必死になる喜美ちゃん。
たまたま工房の中で休んでいる八さんにはまるで恋人同士のように三津さんが寄り添って休んでいる。
本当は、穴窯の燃焼の様子を相談したかったのだが、八さんと三津さんの様子では、とても話しかけられないと黙ってそのまま部屋を出てしまう。
さて、残りの薪はもうあとわずか 。
後戻りはできないと心に決めている喜美ちゃんは全てを投入して焼き上げようとするのだ。
スカーレットで登場している三津さんは物語的にも、とても重要なキーパーソンな事はよくわかる。
この後、物語が一体どんな展開になっていくのか?


八さんと三津さんにはやっぱり何か特別な物語が用意されているような気がしちゃうね。
もうネタバレで来週の1週間分のストーリーは把握はしているんだけれど、これから本格的にスカーレットの中で厳しい運命が吹き荒れる。
来週見ると納得するのではなかろうか
予告編で描かれた世界
いつものように土曜日は最後の方で来週の予告編が短い時間で流される。
どうやら、信作君と百合子ちゃんは結婚の挨拶ができそう。
しかし、主人公喜美ちゃんと八さんの大喧嘩。
そして、幼なじみ照ちゃんの必死の説得。
喜美子〜😱 目覚ましてや〜😭


今日の予告編の中で見えてくる事は、喜美ちゃんの良きにつけ悪しきにつれその性格の特徴が、詳しく描かれていたね。
喜美ちゃんの持ち味は、飽くことのない探究心、目標に向かったときの集中力。
そして何よりも、決して諦めることのない忍耐力。
しかしこの良い意味での持ち味は翻ってみると喜美ちゃんの弱点でもあることが。
目的を達成するためには自分も含めたあらゆるものを犠牲にしてしまう。
信じた道を進むためには他人の意見など関係なく、納得できるまで突っ走ってしまう。
確かにこれは
諸刃の剣
こういった特徴ゆえに、来週の物語は波乱含みとなりそう。
大体見当がつくと思うのでネタバレしちゃうけど、穴窯で作品作りに挑戦したが、最初は見事に失敗する。
要するに、思い通りの結果を出すことができなかった。
莫大な資金が無駄になったとも言えるのだ。
しかし、なんとしてもあきらめ切れない喜美ちゃん。
工夫を重ねて、そして周りの反対を押しきって(特に八さんから反対される)、再び穴窯を使った作品作りに挑戦する。
実は、考察に次ぐ考察を加えて今度こそ失敗しないようにと思って取り組みながら、最初の失敗の後、さらに続けて2回失敗してしまうのだ。
結果が出なければ、莫大な資金のこともあって、周りのコンセンサスが得られる事はあまりなさそう。
家族だけは何とか応援してくれそうな雰囲気だが、肝心の八さんをはじめ、快く思ってない仲間も多いのだ。
そんな中で描かれていた予告編。
朝ドラスカーレットが本格的に本来のエピソードを描くのはこれからだと言える。
ここからまだいくつかの驚愕のアクシデントが起こってくる。
波瀾万丈の人生を歩んでいる神山清子さんがモデルの物語。
どれだけ脚色してみたところで、外せない事実もかなり多いと言える。
どのように描かれていくのか、大いに興味が湧いてくる。