今日のスカーレットの中で、喜美ちゃんの名言。
確かに、母親は女としては機能していないのかもね。
女ではなくて全く別のお母ちゃんと言う生態系。
気持ちをよく表している。
それにしても喜美ちゃんは典型的な姉御肌。
これはこれで魅力があると解釈しているが、女優戸田恵梨香も基本的にはよく似ているらしい。
しかし、この今日の放送の中の穏やかな時間は嵐の前の静けさとも言える。
目次
桜ちゃんと桃ちゃん
すでにスカーレットは最終エピソードの物語なので、子供らしい子供と言えばこのお二人かな?
喜美ちゃんの妹百合子ちゃんの娘2人。
時々工房にもやってきて愛嬌を振りまく。
周りみんなから可愛がられるよね。
川原家のお正月は喜美ちゃんの家族と百合子ちゃん、娘たちとで過ごしたみたい。
あの羽子板のへたくそさ加減が和気あいあいの雰囲気が出ていたと。
娘2人はお年玉もしっかりもらったので、言うことないよな。
子供の時の1番の楽しみは、家族の団欒ももちろんそうだけれど、なんてったってお年玉。
これをいただけるのが何にも増してうれしかったと記憶。
さてこうやって、一家水入らずで過ごす時間もそう長くは続かない。
お正月なのでそれぞれみんな目標を立てようと言うことに。
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一家3人水入らず
工房の方で3人が団欒していた時に、何気ないやりとりの中で、武志君がお父ちゃんの作陶しているところを見たいと。
最初は、渋っていたハさんも話の流れの中でなんとなくやってみせることに。
しばらくぶりの陶芸なので、どんなものなのかなと。
しかし八郎さんを演じている松下洸平君は、普段から陶芸にはまっていていつもやっているとの事。
撮影用に始めたらしいが、やってみるとはまってしまって、自分でも趣味として継続しているらしい。
確かに手元を見てみても、全く違和感なく普通に作業ができている。
スカーレットの俳優たちは皆それぞれ陶芸を自分の趣味のようにやっていると聞いた。
それを思えば、しばらくぶりとの設定でも、実際は頭でするのではなく体や、特に手が感触を覚えているのだと改めて納得だよね。
今年の目標を立てましょ
信楽の陶芸研究所に2年間研究生として在籍していた武志君。
今年の春にはそこを出ることになる。
その後どのように進路を決めていくのか。
そこで周りから言われたのが、目標をきちんと立ててそちらへ向かって進むべきと。
喜美ちゃんの提案ではとりあえず作品を100個作ってみ!と。
また研究所の掛井先生には木地屋とかやってみたらどうだと勧められているらしい。
注文に応じて同じものを数百個作り上げるそんな仕事らしい。
要するに作陶専門の仕事と言う意味だよね。
そして今年の目標の中に喜美ちゃんも1部内容を告知していたね。
全体では100個あるらしいんだけどそのうちの1つが車の免許を取る事と発表。
喜美ちゃんの中では、武志君を病院に連れて行くことやなにかを想定しているみたい。
もちろん聞かれたときにはストレートにそんな言い方はしていなかったが、
雨の日とか便利やん
その程度の発言に留めていたけれど。
一見、穏やかに流れているような時間だけれど、実は喜美ちゃんにはまだ告白していない厳しい胸の内があったのだ。
それは武志君が白血病であることの告知。
大崎先生の話では、
もし、家族から告知が難しいようであれば僕からさせていただきますよとの申し出もあったが。
このスカーレットでは、喜美ちゃん自らが武志君に話をする設定になっている。
喜美ちゃんらしい行動だよね。
家族のために自分が負った責任は必ず自分で果たすと。
昔からそんなふうに行動してきたので、今更、人任せになどするはずもないなと。
ちなみに、私の個人的なことだったけれど、母親へのすい臓がんの告知は先生にやっていただいた。
私から説明すると、ひょっとしたら誤解されるかもしれないし、うまく伝わらない可能性もと思ったもので。
私がやったのは告知の時に同席をすること。
忍び寄る病魔
武志君のアパートに自分も行きたいと言い出す喜美ちゃん。
お手製のたこ焼きをご馳走してくれとおねだり。
ここら辺の描き方は、かなりユーモラスに流れているので深刻な事は想像させない。
しかしこのアパートで喜美ちゃんは病気の告知をすることになるはず。
それが母親としての責任だから、そう受け止めているようだ。
一見何も知らない風の武志君。
しかし、なんといったって自分自身の体のことだから、なかなか治らないことに違和感を感じている事はあるよね。
自分でも専門書を持ち出して調べなければと行動を開始。
そして、血液についてのわずかばかりの知識も医者から与えられていた。
白血球が通常の5倍もあるんだよと。
平均的な人で白血球の値は大体4000程度と記憶。
これが10000を超えることになると明らかに異常な状態。
白血球が暴走を始めている証拠となる。
白血病は様々なタイプがあって、これが悪性リンパ腫などのタイプだと白血球の値は逆に一気に少なくなるのだ。
4000程度のものが2000以下にまで落ち込むことに。
そうすると、感染症が怖いので医者はマスクを義務づけたり、外出を控えたりするように指示を出す。
この白血球が少なくなると(多くなっても基本的には同じ)、血小板が減少して出血への対応がうまくいかなくなる。
またヘマトクリット値も下がるので体に忍び寄る倦怠感は半端でなくなる。
動こうとする気力が失せてしまうし、食事もめんどくさくなってしまうようだ。
そうして一旦は少なくなった白血球が一気に増え始める時期が訪れる。
実はその時がほぼ最終段階で、白血球はがん細胞として増殖を始めていることの証。
骨髄性の白血病では、最初から白血球が増殖し始めている。
骨髄が暴走を始めているので作られた白血球はまともなものにはならず。
その結果様々な症状が現れることに。
さて、明日以降は本当に厳しい物語になっていくだろう。