くわちゃんの独り言

音楽や映画が大好きな爺さん。長年の経験から知りえたことを発信します。

スカーレット 病気やから会えへん言うは許可しません❗️

 

武志君と真奈ちゃんはお互い好意を抱いているにもかかわらず、親しい関係にはなれないでいる。

一途な真奈ちゃんに対して武志君は自分の病気を理由に親しい関係になることを拒んでいるようだ。

わずかな命を宣告された者にとって、世間一般の人が味わえるような幸せは自分には訪れないだろうし、また自分と親しくなった相手を悲しませることがあらかじめわかっているので、親しい関係になることを拒む。

ある意味 納得できるようで、不思議な感覚ではあるが。

武志君は今23歳の設定

23歳の若者が果たしてどの程度の死生観で生きているのか。

今日の物語はそういったことに対してのアプローチ。

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目次

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雨の中じっと武志君を見つめる真奈ちゃん。

喜美ちゃんと真奈ちゃんの会話 

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男の子は親に対して何にも話さへん

真奈ちゃんが武志君と、つとめて会いたいと思うようになったのにはそれなりの理由があった。 

実は、真奈ちゃんの自宅にいた門限にとてもうるさいおばあちゃんが2週間ほど前に亡くなったとのこと。

その時に思ったんだそうな。

家に帰ると今でも亡くなったおばあちゃんの残り香を感じる

会いたいと思う人には会える時にきちんと会っておかなければダメなんだと。

武志君が命の期限を切られていることもよく知っている上で、今会わずにいなければこの先あえなくなるのかもとそんな思いでいるようなのだ。

そのことを喜美ちゃんに報告

そしてこうも続けた。

武志君からは嫌いやから会えへんと言われたとのこと。

でもそんなわけない

本当の気持ちを確かめる意味でもやってきたのだと。

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病気やから会えへん言うのは私は認めません

武志君は真奈ちゃんが自分が死んだ後で味わう喪失感を可能な限り避けたいと考えている。

おそらく、このテーマについて、スカーレットではこれ以上深く掘り下げることになるだろうか?

実はここはとてもデリケートな感覚なんだけれど、死にゆく者が生き残るものへのメッセージとしては健気な心がけとも取れるけれど。

しかし、生き残った者たちは亡くなった人への想いを時間が許す限り抱きつつ、生きなければならない。

そして、そのことをなくなったものが(自分の死んだ後)時間を超えて干渉しようとするのは 私は個人的に思い上がりだと考える。

武志君は若者だからね、ストレートに相手を傷つけたくないと考えちゃうのかな。

傷つくかどうかはそれは相手の問題なんだよね。

そういうことを考える前に、真心を尽くして受け答えしてあげることの方がはるかに優しいと思うのは年寄りの発想かな?

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八さんが留守番役をかってでる

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話すのはやっぱり陶芸のことに終始

昨日の雨の晩の翌日 、喜美ちゃんは発表会の打ち合わせでマネージャーとともに京都へ。

その日1日の留守番役を八さんが買って出てくれた。

実はこの時にふと思ったのだが、武志君は自宅療養しつつとの設定だけれど、必ずそばに誰かがついていなければならないほど危うい状態なんだなと。

突然何か発作が起こるとか、そういったことをどうやら想定しているように取れた。

武志君はつとめて普通に振る舞ってはいるが徐々に体力はなくなってきている。

自分の命の期限を悟ったものは大抵の場合身辺整理をしようと考えるのだ。

要するに、身綺麗な状態で旅立とうと。

特に人間関係の整理とかも考えるんだろうね。

そういった方向がきちんと決まった段階で初めて、自分が今までやってきたルーティーンを変えずに生活すること。

武志君の場合は陶芸作品であの深先生の絵はがきの絵を再現すること。

そのために努力を。

八さんはそんな息子の仕事ぶりを見て、父親らしく励ましてやるのだ。 

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微熱!

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すぐに大崎先生に問い合わせ

やっぱり怖いのは突然の体調変化。

武志君の額とか顔に何気なく手を触れた八さん。

熱っぽいことに驚いてしまう。

熱😨あるやん 😳

病気が病気なだけにまず先生に聞かねばならないと。

電話で受け答えしてくれた大崎先生も、どんな状況なのかを知りたがっていた。

直接、武志君の元気そうな声を聞いてとりあえずは安心したようだけれど白血病患者の発熱は病気が急変することを意味する場合だってある。

つまり、発熱を境にして、今まで慢性症状で緩やかだったものが突然急性の重篤なものに変化する場合があるらしい。

その容体の異変をとにかく気にしているようだった。

特に問題がないようであれば解熱剤を飲んで安静にしておいてくれと。

スカーレットではこの後、武志君の病状は一気に重くなる。

白血球が体内で暴走を始めているので、まともに免疫が機能する事は無い。

非常に厳しい状態が想定されるのだ。

降りしきる雨の中で何かに気がつく武志君

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残りわずかな時間でできること

縁側でうたた寝をしようとして降りしきる雨を見つめながら何かひらめいた様子の武志君。

それは人生とか恋人とかそういったものではないんだよね。

ネタバレして恐縮だが、自分が今手がけている作品作りのヒントとなるべきこと。

当初、刷毛で釉薬をかけてうまくいかなかった経緯があるので、その改善策のようだ。

確実に進んでいく病状の中、作品作りにかける情熱は今まさにピークに達しようと。

スカーレットの物語も残りあと9回の放送で終了する。