やっぱり、自分自身の体に起こったことなので、そのうち違和感を感じるようになるよね。
しかも大崎先生のところで診察を受けたときに具体的な話は1つもしていなかったから。
薬も飲んでいるので、おかしいな?とは思うはず。
今日は厳しい事実の裏側に、お正月明けの武志君の若者としての交流がたくさんあって、あの事務員の石井真奈さんも今日からは本格的に登場。
目次
今年の予定で穴窯をやらない方向で調整
そういえば昨日の正月の家族の集まりの中で今年の目標をみんなで立てようという話が。
喜美ちゃんは100個あるらしくてそのうちの1つが免許の取得だった。
しかし、今日のエピソードで発表になったのはとりあえず穴窯の予定を見直すとの事。
その理由として陶芸教室を始めたので、穴窯の最中の2週間はできなくなってしまうこと。
その代わりと言ってはなんだけど、発表会など積極的に行っていきたい。
実は次の一言がなるほど 納得なんだけど。
稼がなあかん
これはほかならぬ武志君の病気を応援することの意味。
治療費の事などもある程度視野に入れているのでは。
そう発表して、それとなく周りの人のコンセンサスを得るようにしているのだ。
武志君が感じる違和感
自分の体の事なので、長期間続く体調不良はやはり何かあるのではと心配になる武志君。
せっかく、真奈ちゃんを誘ってたこ焼きパーティーをしようと計画したのだが、突然襲ってくる体調不良に、とても一緒の時間は過ごせないなと判断。
結局お断りをするのに嘘をつかなければならない始末。
彼自身はまだ自分の体調不良の原因をしっかりと把握しているわけではない。
しかし大学に行って勉強するほどの秀才なので、自分で本を買ってきて調べようと言うことに。
彼が知っている情報は白血球の数が通常の5倍位まで多くなっているという事実 。
白血球の異常増殖、倦怠感や貧血など血液に関わる項目を必死で探そうとするのだ。
そして自分自身である程度調べた段階で大崎先生の下へ。
直接、話を聞けば必ずなにがしかの答えが出るのだろうと言ってみたのだが、あいにくと大崎先生には熱を出した担当の患者さんが急遽やってきていて、なかなか話をするタイミングが持てなかった。
先生に話を聞かずじまいでそのまま家に戻ってきてしまったのだ。
実は大崎先生は仕事柄こういった難しい病気を患った患者さんを多数抱えている。
しかしそれぞれの患者さんの特徴をどうやらきちんと把握している模様。
武志君の顔を見るなり、
どこか具合が悪いの?
いきなり質問を浴びせて体調の急変を心配していたよね。
結局この病院で顔を合わせる事はできたけれど肝心な事は聞けずじまいで終わってしまった。
大崎先生の医者としてのカン


大崎先生が抱えている患者さんはどうやら生き死にが関わってくるような重病の患者さんが多そう。
その中で治療しながら医者としてのカンが働くことも。
それは症状が重くてもある程度放っておいても大丈夫な患者さんと、一見 軽そうには見えるが、決して放って置いてはいけない患者さんがいるとの事。
今日自分を訪ねてきてくれた武志君は放っておいてはいけない人。
そこが医者としてのカンで、長くこの仕事をやっていればそういったことがぴんとくるらしいのだ。
ちなみに川原工房の事は、あの喜美ちゃんの大ファンの看護婦さんから場所を聞いてやってきたとのこと。
慌てて武志君に電話をしてみる喜美ちゃん。
うまい具合に電話に出た武志君は思いのほか元気そうで、友達とこれからたこ焼きパーティーをするとの事。
特に何かあるわけでもなく、いつも通りのように声の調子で伝わってきたのだが。
多分、この後大崎先生は病院に戻られたものと。
喜美ちゃんは意を決して武志君のアパートへ赴く。
実際に先生が心配している様子がどれほどのものなのかを、本人の顔を見て直接確かめればならないと感じたから。
遭遇 喜美ちゃんと真奈ちゃん


武志君のアパートで突然出会う2人。
まさかこんな年頃の娘さんがいるとは露ほども知らない。
またお母ちゃんがいきなりこのアパートへ来るなんて夢にも思わず。
中の様子を見て、かなりお取り込み中のところへ来てしまったなと
内心穏やかでない喜美ちゃん。
この若い2人は確かにこれから仲良しになりそうだけれど、この段階ではまだ彼氏とか彼女とかそういうレベルではなさそう。
ただし、2人きりで彼氏のアパートに入っているので、それなりにお互いのことが気にいっているのは間違いない。
このシーンでかなり面白かったのは、女優戸田恵梨香のドギマギした演技。
いかにも、とんでもないところへ来てしまったと思ってしまう胸の内を的確に表現していた。
武志君って意外に男女の中のことについてはそれほど肉食系男子じゃない。
ざっくばらんだけれども結構反応が古風なところがあって。
周りが考えるような生臭い事は考えていなさそう。
その辺が余計に周りの人をやきもきさせる。
たこ焼きパーティーはどんな感じなん?


真奈ちゃんの信楽一のたこ焼き名人の噂は、あくまでも宣伝。
腕前のほうはかなりいい加減でお粗末。
丸くならずにいい加減な代物を適当に焼き、焼き器の上でぐちぐちといじっている。
そこへ突然現れた喜美ちゃん。
結局、喜美ちゃんがすべて仕切ってたこ焼きを焼くことに。
昔、荒木荘で鍛えられた料理の腕前。
たこ焼きを焼くぐらいわけなくこなしてしまう。
結局お母ちゃんが焼いたたこ焼きを若いふたりがパクパク食べるそんな感じだった。
さて、8時近くになって真奈ちゃんが家へ帰ることに。
まだ早いよと引き止めるのもお断りをして門限があるからとそそくさと帰っていく。
喜美ちゃんにせっつかれてそこまで見送りに出る武志君。
やっぱり夜遅くに若い娘さんを1人で家まで返すのはちょっと忍びないものが。
本当は自宅まで遅らせて挨拶をさせようと思ったらしいのだが、そこは真奈ちゃんが丁寧にお断りをしていた。
先にアパートを出た真奈ちゃんを追いかける形で武志君が家を出る。
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どうやら武志君は気づいている
1人アパートに残った喜美ちゃんは武志君の部屋の中を片付けるつもりであちこちを見回したところが、なんと家庭の医学を発見。
武志君のアパートにあるのは基本陶芸に関する本ばかりと思っていたのが、なぜか医学書が。
嫌な予感がして中を開いてみたところ。
血液の病気の部分の白血病その他の記述をどうやら詳しく読み込んでいた模様。
特に、慢性骨髄性白血病の項目に鉛筆で丸印をつけ、さらにその上に?を。
自分自身でも調べてみた結果、そこに行き着いたようだ。
この事実があったので、わざわざ主治医の大崎先生に確かめようとしたのだ。
その1連の流れをこの本を開いたことで全て把握する喜美ちゃん。
自分の息子がこんなにも心配になって、苦しんでいることを、自分自身は笑い飛ばすばかりで真剣には寄り添えていなかったのかもと、胸の内に後悔の念が湧き上がってくる。
武志君のためにも、きちんと説明をしなければ、もうごまかしが効くレベルではなくなっている。
がんの告知は、とてもデリケートで難しい部分が。
明日の物語でその辺のところが詳しく語られる。