今日入れてもあと4回の放送なので、初期の頃の緊張感をと思って見ていたが、ドラマの内容はほのぼのとのんびりしたもの。
武志君と真奈ちゃんが直子ちゃんの計らいで急接近するという内容。
片方の命の期限を切られた恋人同士がどんなふうに愛を育むのかな?
興味本位で見るのも失礼だなと思いつつ、しかしスカーレットではそこんところを重点的に描く。
この時代の若者たちってこんな感じだったかな?
目次
陶芸家川原武志
自ら、信楽の役場に電話をして誰でも参加できる陶芸展に参加申し込みをする武志君。
もちろんお断りしなくても参加はできるはずなんだけれど、陶芸家川原喜美子の息子と言うことでわざわざ専門のコーナーを作ってくれることに。
さらに、いちど作品を見せてほしいとのことで工房まで担当職員が来ていただけることになった。
貫入の入った大皿はかなり目新しく映ったと見えて絶賛される。
喜美ちゃんのマネージャーの住田さんもそれなりの値段をつけて売り出せば売れるのではないかと。
陶芸のマニアの人ならば作品の持つ清涼感に感じるのもわかるかなと。
この陶芸展に参加することを決めたことで、作品作りへのモチベーションはいやがおうでも高まっていくようだ。
陶芸家として頑張っていこうと努力をする武志君。
白血病は着々と進行しているはずなんだけれど、そのことを周りの人に悟られないように努力しているような雰囲気がある。
食べ物の味がわからなくなる味覚障害も相変わらずらしいのだが、母親の作った料理は自分が覚えている味なのだと言い聞かせておいしいと思って食べているんだと。
健気な息子やな。
運転手直子ちゃんのドライブ


工房には真奈ちゃんもやってきて陶芸作品作りならぬ粘土遊び。
たこ焼き⁉️を作ったそうな。
およそ作品としては成立しないシロモノ。
そうこうしているうちに直子ちゃんがやってきてドライブに行こうと。
あらかじめ約束をしていたようだ。
武志君と真奈ちゃんを連れて琵琶湖1周くらいしようかと。
そして、盛んに吹聴する。
愛を語るドライブや😅
2人でイチャイチャするんやで🤣
あからさまにそんなことを言われたって、はいわかりましたなんて言うはずもなく。
直子ちゃんの運転で、後ろの座席に若者2人が収まる。
オバハンたちはあかまつでいっぱい🍶


夕方になってドライブからご帰還する3人。
帰ってくる早々、直子ちゃんは喜美ちゃんをつかまえて、
あかまつ行こう!
嫌がる喜美ちゃんを無理矢理誘い出すのだ。
理由は単純明快。
若いふたり武志君と真奈ちゃんに2人きりの時間を演出してあげる。
そういった気持ちになったのにも理由があって、ドライブしている最中後部座席に座った2人の仕草。
2人ともそれぞれの窓側に体を寄せていて2人の間には随分と隙間があったそうな。
楽しそうに話もしたりはするんだけれど2人とも反対側の窓から外の景色を見ているだけで、はっきり言ってよそよそしい。
たまりかねて言ってあげたんだそうだ。
もっとひっつきい!
膝枕したってもええでぇ😅
そんな会話をしつつ2人を眺めていたと言う。
そして2人の様子を見ながら感じ取ることができた
武志君がどれだけ真奈ちゃんのことを大切に思って大好きなのかと。
そのことがよくわかったから。
だから2人でいる時間をどうしても作ってあげたいと思ったようだ。
べたべたいちゃいちゃするのも悪くはないけれど、そんなことをしなくても武志と真奈のカップルはとても素敵な恋人同士に見える。
愛を育む似顔絵


2人きりになっても違和感なく過ごしている武志君と真奈ちゃん。
どちらかといえば武志君がイニシアチブをとっていてあれやこれやと命令口調だね。
それはそれで好ましくも映るんだけれど。
もともと美大での 武志君は絵の腕前もなかなかのもの。
多分心の中で決めていたんだろう。
似顔絵を描いたる。
そう言いながらデッサンを始めるのだ。
そういえば、9時ぐらいまでには家に帰らなければいけないので、真奈ちゃんは家にお断りの電話を入れていた。
お母さんにもきちんと武志君との交際を告げているので、正直に報告していたね。
出来上がった似顔絵。


この似顔絵を完成させるためには9時までの時間ではちょっと厳しかったような雰囲気だったね。
武志君には白血病と言う時限爆弾を抱えた切ない事情が。
そのことを承知の上で好きになってしまった真奈ちゃん。
確かに2人の関係は傍で見ていてもちょっと切ないものが。
しかし以前から言っていたように、武志君の気持ちとしては、
今日の1日が真奈ちゃんの1日なら、
僕は真奈ちゃんといつもと変わらない1日を過ごすだろう。
これこそが答えなのでは。
最終回まで残り3回。
驚くほど穏やかにスカーレットは進行している。