第5週となった1週間分のエール。
いよいよ祐一君と音ちゃんの出会いが実現。
それは祐一君の突然の関内家訪問から始まった。
あっけにとられるみんなの反応をよそに大真面目一途な祐一君。
あれだけ引っ込み思案だった彼が何故か驚くほどの積極性を発揮。
関内家に居候しながらついに音ちゃんと家族のハートをゲット。
さらにコンサートの話も舞い込んだりして、いよいよ音楽家としての活動が。
目次
出会いは突然に
今週冒頭で描かれたのは祐一君が音ちゃんからの別れの手紙を受けて、突然豊橋まで単身訪問するところから。
普段おどおどぐずぐずしているくせに、この時だけはなぜか行動的にはっきりしていたね。
そして関内家を訪れて開口1番
僕をここに置いてください。
いきなり言われていきなりダメもいいにくかったんでしょう。
とりあえず親戚の子を預かる名目で居候させることに。
この段階では関内家の家族は音ちゃんを含めて皆別れるべきと思っていたようだ。
しかし、祐一君と音ちゃんは2人であちこち出かけるうちにすっかり意気投合。
祐一君は今まで途絶えていた作曲のインスピレーションが次々と。
音ちゃんが自分にとって絶対に必要不可欠な存在であることを確信する。
物語はそうした中で展開を。
古山家と関内家
両家の話し合いはまず両親同士が時間差で会談を進めたようだ。
当然のことながら2人は別れるべきで意見は一致。
そして古山家2人と関内家2人で話し合いがもたれるのだが。
祐一君から出た言葉はいきなり
僕と結婚してください。
一緒になりましょう!
全員があっけにとられるがだんだん話が進むうちに、祐一君の勢いに押されて音ちゃんがついに本当の気持ちを打ち明けることに。
2人が相思相愛であることが確認。
そしてその様子を見ていた関内家のお母さん。
頭ではダメだと言っているけれど心では許す!
もう、しょうがない!
と言うことで話はとんとん拍子でまとまってしまうのだ。
事情をよく飲み込めないまま古山家のお父さんも2人を応援すると約束。
コンサート実現
さて、どこから聞きつけたのかコンサートの依頼が舞い込んできた。
古館伊知郎さん扮する興業屋。
かなり胡散臭い匂いのする人物だが、新進気鋭の作曲家古山祐一のコンサートを開きたいとのこと。
よくわからないままOKする若いふたり。
そして2人のオリジナルの曲目も発表することに。
音ちゃんがお父さんの思い出を歌詞にして、祐一君が作曲をする。
実は、コンサート会場ではちょっとしたアクシデントがあって。
前日必死で練習しすぎたことじゃん。
フタを開けてみるとコンサート当日 声の調子がおかしい。
絶体絶命に近いピンチで特に高音がイマイチになってしまったとのこと。
しかしそんなピンチも祐一君のとっさの機転で無事に切り抜けられる。
音楽に関わったときの祐一君の頼もしさは全く別人の振る舞い。
やはり音楽をするために生まれてきた人間なのだと自分自身も、周りの人も納得するに十分なエピソードだった。
ただしこのコンサートには何とも情けないオチだ。
あの興業屋はやはり詐欺師だったのだ。
コンサートでの収益を全て持ち逃げされてしまった。
しかしそんな状況でも音ちゃん以外は驚くほどあっけらかんとしている。
楽しかったからいいやん!
そんな能天気なことで大丈夫なのかと。
しかしそういったことで物語はあっさり片付けられていたね。
祐一作曲音歌唱
コンサート会場では、ちょっとしたトラブルがあって歌い直しをした思い出の曲。
実はこの部分の歌は二階堂ふみ本人の吹き替えなしの歌だと聞いている。
クラシカルな歌い方なので、歌謡曲とは全く事情が異なるが、聞いていても納得の歌唱力。
おそらく相当特訓したんだろうなと思わせるに充分な仕上がり。
この彼女の歌は、海辺での思い出のシーンとして描かれていた。
この海辺はお父さんの散骨をした場所でもあるので、関内家には特別な場所。
そこでお父さんに報告する意味で歌った設定。
なかなか見事な歌いっぷりで、コンサートの時の様子をかぶせて映像にしていたので違和感なく鑑賞できた。
こうして祐一 音の二人三脚の礎ができたと。
この後2人は、祐一君は福島に帰り、音ちゃんは東京へ。
今週の物語はここで来週に続くとなる。
さて1週間を振り返ってみても物語は容赦なく進んでいる感がある。
実際のモデルとなった古関裕而夫妻も波瀾万丈の人生を送ったが、その2人のエピソードを微妙に感じさせながら夫婦として活動し始める様子が丁寧に描かれていた。
来週の予告編はかなりエグいね
来週の予告編でまず目についたのは2人の結婚について大反対をしている古山家。
お父さんの大丈夫だの電報はどこまで本当だったのか?
特に弟浩二君の周りの誰からも愛されていることが当たり前と思うなんてありえないことだと。
そして古山家のお母さんと音ちゃんの話し合いでは
母親として息子が苦しむ姿は見たくないと。
かなり厳しい内容になっているが、登場人物をざっと見ていくとどうやら祐一君が福島を出てしまうところまで描かれるのではないだろうか。
権藤家の養子の話とか 留学の話とか途中で止まったエピソードがそのまま。
そのことについてもきちんと結論が出るはず。
どういう仕組みになっているかはわからないがネタバレ情報では脚本がそのままばれているのではと思うほど克明に内容が把握できる。
実際の物語は一応放送を見てから感想としてアップすることに。