今日から9月場所が始まる。
今回はすべて東京での開催になるので場所は両国国技館。
既に両横綱が休場を決めている。
先場所も鶴竜が序盤で早々と脱落。
白鵬も後半で力尽きたように脱落した。
この両横綱は引退が近いと言われ続けて、まだまだやる気だけはあるようだ。
横綱抜きの場所がどういったことになるのか、始まる前に考察をしてみることに。
目次
9月場所開催
先場所と同様に観客数を大幅に減らした状態で開幕すると決定している。
テレビ中継ももちろんあるので私はテレビ観戦させていただくが。
調べてみたら土俵祭りの様子が詳しくYouTubeにアップされていたので紹介してみたい。
これは昨日行われたようだ。
いつも思うが、相撲は神事。
普段見る事はないが、いくつかの伝統的な作法の上に成り立っている。
私は、こういった作法を厳格に踏襲しているからこそ、相撲に値打ちがあるのだと思っている。
注目される上位陣


横綱が不在とのことで、大関以下の力士が活躍することに。
やはり名前が上がるのは朝の山。
見た感じでも彼が一番充実しているようには思う。
しかしもう1人の大関貴景勝も結婚が決まって気分を上げているのでは。
この2人の活躍が大いに期待できると言える。
さて、先場所優勝した照の富士。
彼が先場所同様に本来の力を発揮できるかどうか。
おそらく誰もが注目しているはずだ。
番付は先場所の幕下17枚目から幕下筆頭にまで上げてきた。
もともと大関を張っていた関取なので、よくここまで戻ってきたなと感慨深い。
それから上位力士で注目すべきは今場所は関脇が3人いる。
正代、御嶽海、大栄翔 この3人は先場所の好調を受けて予定通りならば活躍が期待される。
場所に期待するもの
個人的には横綱がいなくても場所が盛り上がらない事は感じない。
この2人の横綱はすでに全盛期を過ぎているので私的にはそれほど期待を持っていない 。
それ以外の力士たちに望む事はとにかく怪我。
大相撲の力士たちは怪我が多すぎるのでは。
体が大きくなりすぎているせいもあって、とにかくみんな怪我をする。
やっと上位に戻ってきた照の富士も両膝に爆弾を抱えている。
彼はもし歯車が狂って、後へ後退するような相撲をとれば、今 小康状態を保っている膝も一気に悪くなるのでは。
大きな体を生かす相撲はもちろん魅力的だが、前へ出て攻めなければ、近い将来相撲が取れない自体にもなりかねない。
また他の力士といえども同じものを感じる。
皆どこかしこに不具合を抱えて相撲をとっているのが現状。
相撲には年間を通しての様々なスケジュールがあるので、力士それぞれにとっても体力的に厳しいものがあるのかも。
そして、日々の稽古も決して手を抜くわけにはいかない。
そういったことを考えるとギリギリの状態で相撲をとっているとも言える。
どんなふうに広がるかはわからないが、
とにかく怪我のない元気な相撲を15日間。
私の希望するものはそれだけ。