くわちゃんの独り言

音楽や映画が大好きな爺さん。長年の経験から知りえたことを発信します。

おちょやん 千代ちゃん女優修行😌

 

さて、おちょやんでは物語の続きを大阪風に気を持たせつつ終わるようだ。

昨日の最後でとうとう大部屋女優も干されてしまう始末。

毎日撮影所に通ってみたところで、わんさの役すら回ってこない。

そうなれば、ただぼーっと大部屋に座っているだけの事。

他の大部屋女優を見てみると、その辺のところよろしくやっている人たちも。

わんさの1人2人いなくてもわからへん。

そう言いながらとっとと帰ってしまう。

しかし、女優としてどうしても成功したい千代ちゃん。

そんなことで済まそうとは思わなかった。

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早く高城百合子みたいになりたい

目次

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声がかからなければひたすら暇な大部屋女優

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ちゃんとした自分の居場所がない千代ちゃん

その他大勢の役柄といえども、こいつは使えないと思われるとさすがに次に声がかかる事はなくなる。

しかも人間が大勢行き交う世界では噂にもなってしまう。

千代ちゃんの失敗は、周りみんなから笑われることとなって、使えない女優のレッテルを貼られてしまうことに。

噂が噂を呼んでついに声が全くかからなくなってしまったのだ。

ドラマの中で語られていたが大部屋女優たちは皆、鶴亀撮影所の社員扱い。

毎朝出勤してきてタイムレコーダーのようなものでチェック。

そうなると後はたいしたチェックが入るわけでもなく、所詮は役柄といえどもわんさなのでいてもいなくてもわからないような状態。

そういった注目されないことをカサにして普通に出勤してきた後に、自分の撮影が終わればさっさと帰ってしまう者も多かったようだ。 

どうせここで頑張ったって役なんかつかへん👇

チェックのないことをいいことによろしくやっている仲間もそれなりに。

じっとしてられない千代ちゃん

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美粧部で髪結いの手伝いを始める

 給料をもらう以上は何か体を動かさなければ納得できない千代ちゃん。

撮影所内の美粧部つまり髪結い部門に手伝いに入ることに。

何事も勉強と思って向上心を持ち続ける千代ちゃん。

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髪結い部門トップたつ子さん

こちらの髪結いさん たつ子さんは岡安の時の先輩たちにちょっと似ている。

仕事第一主義で、もたもたしているとゲキが飛ぶ。

実はこの叱られるときの感覚が千代ちゃんは懐かしくもあり、また心地よくもある

やっぱり体を動かすことが大好きでしかも機転が利くのでみんなに可愛がられる。

言われてみると納得だよね。

そういった千代ちゃんを可愛くて見所があると感じ始めているたつ子さん。 

ライバル遠山弥生のピンチを救う

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撮影に間に合わない😱

髪結い部門で仕事をするようになってから少しずつ仕事を覚えて、雑用も忙しいながらそつなくこなせるようになったある時、同じ大部屋女優の先輩弥生さんが血相かかえてやってくる。

時間がないの!

すぐに髪を結ってもらえないかしら !

あんただけ特別扱いはでけへん!

この絶体絶命のやり取りの中で思わず助け舟を出したのがなんといじめられていた千代ちゃん。

人が困って苦しんでいるところを見ると無条件に手を差し伸べたくなる。

これは千代ちゃんの1番良いところでもあり、人に好かれる部分。

しかし、この持ち味は諸刃の剣で自分に耐え難い苦痛をももたらしてきたのにね。

覚えたての技や!

出来が悪くても堪忍な!

そう言って弥生さんの髪を結い始める。

謙遜とは裏腹に見事な出来栄えで弥生さんのピンチを救うのだ。

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弥生さんは人の恩義を決して忘れたりはしない

実は彼女のピンチを救ったことで、千代ちゃんは大部屋の化粧台の 一番端の席を設けてもらうことに。

今までは居場所がなかったのにね。

実は、弥生さんが助けてもらったお礼にきちんと配慮をしてくれた。

さらに、なんと自分自身に与えられていた役柄を、千代ちゃんに譲ってくれるほどの感謝のしよう。 

これで貸し借りなしや

思わず涙ぐんでしまうほど喜ぶ千代ちゃん。

譲ってもらった役柄は恋人と楽しそうに街を歩く若い女性の役。

なかなか面白そうな役柄だけど、実は事はそう簡単にはいかなかった。

譲ってもらえた恋人の役柄が演じられない

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小暮さんを恋人に見立てて

恋人同士の演技を要求されたが、まるでとんちんかんな演技しかできない千代ちゃん。

結局、2度リハーサルをしてみて使えないことが発覚。 

せっかくチャンスをもらったのにね。

そして言われた事は

誰かを好きにならな演技などできへん

そう言われてみると男女の仲はまるで素人の千代ちゃん。

これは手っ取り早く恋人を作らなあかんと乙女心に思い詰めてはみたものの。

なかなか手ごろな相手などいるはずもなく。

カフェキネマで相談したところ、はっと気がつく千代ちゃん。

良さそうな身近な男性と言えばそんなにたくさんはいないが、助監督の小暮さん。

彼ならば引き受けてくれそうと、自分の中でしっかりシュミレーションをしつつお願いをしてみる。

この辺の描き方がいかにも大阪のドラマで、ドタバタでしかもそれなりの緊張感もあって、思わず笑いを誘ってしまう。

今日の物語はその決定的なシーンに突然登場した一平君。

なんで天海一座の彼がこんなところにいるのだろうと。

物語は、詳しい説明もなく明日へ続くとなっていたね。

一平君が鶴亀撮影所の門をくぐるときに、門番と挨拶をしたけれど、この門番守屋さんは私のブログで紹介している渋谷天外さん。

一平君は、物語上では天外さんの父親に相当する。

思いがけず不思議なご縁だなぁと感心することしきり。