くわちゃんの独り言

音楽や映画が大好きな爺さん。長年の経験から知りえたことを発信します。

おかえりモネ1週間振り返り 試される乙女心

 

先週からの流れを受けた2週目のおかえりモネ。

故郷も気仙沼を出て活躍の場所を登米の森林組合に移す。

実は、高卒後すぐの就職でまだ見習い期間中だったものが、最終試験で本採用にしてもらえることに。

本採用に至った過程は父耕治も立ち会って周りみんなの後押しを受けられることになった。

そんな中、行われた小学生の林間学校。

たまたま山に登って様々な勉強していくうちに天候の急変であわや遭難の事態に遭遇。

突然訪れたピンチでモネちゃんは自分の持てる力をフルに発揮して何とか回避しようと努力。

その詳しいいきさつが今週の見所の全て。

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林間学校開催 物語はここから急激に動く

目次

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正式採用

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山主“新田サヤカ”を演じる夏木マリ 昨日の朝イチにて

最終試験は山でのことが知識としてどのぐらい理解できているか確認するためのもの。

試験官2人の面接に全問正解するモネちゃん。

山主のサヤカさんは厳しいダメ出しをしつつも正式採用を決定する。

これからの仕事は自分で何をすべきかをきちんと見つけられなければ務まらない。

最初の課題として、木材の端切れを使った新しい商品開発を命ぜられる。

森林組合の主な仕事は木材の販売に相当するが、しかし、山にあるものをただ切ってきて販売するだけで済む問題でもなさそう。

森林資源は、きちんとメンテナンスをして人の手で育てなければいずれ枯渇してしまう。

そういったトータルな仕事を請け負うことになる。

基本的な知識としてほぼ全てのことをきちんと掌握しているモネちゃん。

これから経験を積みながら、プロの職員として切磋琢磨が求められるところ。

父との約束

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自分の思う通りがんばってみなさい

最終選考試験の最中に突然森林組合を訪れた父耕治。

普段電話をしてもなかなか対応してくれない娘のことをひたすら心配していた。

そして、好き勝手な理由をつけて気仙沼に連れ戻そうと。

しかし、娘の仕事ぶりや周りの人の応援が間違いないものであることを全て確認。

自分自身の昔のことも娘としっかり会話することができた。

娘がこの森林組合で働いていくことを認めようと言うことに。

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娘の見学に来たつもりが、自分でもしっかり楽しんでだね

父の思いとして自分でも家業の漁師を継ぐ事はしなかった。

命と隣り合わせの仕事はどうしても選ぶ気にはなれなかったとのこと。

それよりも経済とか投資とかそういったことの方がはるかにかっこいいと思ったらしい。

その結果銀行員として仙台に就職。

娘が自分のやるべきことを見つけたのはむしろ歓迎すべきことだと考えている。

元気で活躍する様子を見て、1人で気仙沼に帰ることに。

林間学校でピンチに遭遇

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圭輔君と記念撮影

父親が帰った翌日は林間学校が開催されたが、その時に天気の急変に遭遇。

しかも、生徒の1人が単独行動をしてしまって、その子を探しに行ったモネちゃんともども大嵐の中、山の中に取り残されることになる。

激しい雷と雨の中、必死で避難しようとするモネが最初にとった行動。

それはこの間この土地を訪れて親しくなった気象予報士朝岡さん。

彼に電話してみたところがたまたま首尾よくつうじたので、現状を説明して指示を仰ぐことに。

ドラマの描き方として15分枠の中で巧みに緊張感を保ちつつ、専門的な説明も少しずつ織り交ぜながら見ている者を引き込んでいく。

朝岡さんの的確なアドバイスで無事避難小屋に到着することができた。

ちなみに、この時遭難しかけた少年圭輔君は竹とんぼを飛ばしていて道を外れることに。

さらには足をくじく事態に陥って、ずぶ濡れの中モネちゃんがおぶって山小屋まで必死に逃げたのだ。

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菅波先生のアドバイスでさらなるピンチを脱出

山小屋に到着しても、ピンチが去ったわけではなかった。

10歳以下の少年は衣服が濡れると低体温症で場合によっては命に関わる事態に陥る。

そのことを、菅波先生が専門家の立場から電話で指示することに。

実はこのアドバイスがなければ、圭輔君は命の危険があったかも。

周りの応援を得て無事生還できた2人。

そのことで親から感謝の言葉をかけられたモネちゃんは菅波先生から厳しい指摘をされる。

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あなたが何かしたわけではありません

先生は感謝の言葉を真に受けてはいけないと。

そしてここは随分と意地悪なシーンにも見えたよね。

モネちゃんはプロとしてまだ甘い

正式採用された職員ならその仕事に全力を尽くすべきだと。

確かに言われてみればその通りなので、すっかり押し黙ってしまうモネちゃん。

昨日のブログで、私は菅波先生はひょっとしたらモネちゃんのことが好きなのではと書いてみた。

全く気にならない人ならここまで厳しく関わることなどありえないと思ったから。

自分が気になっている人なだけに、どうしても自分自身のこととして受け止めてしまう。

モネちゃんの心がぐらついていることが心配なのと、叱咤激励しなければとの思い。

一見冷たいように見えて、ちょっと微笑ましいシーンでもある。

モネちゃんの想いとは?

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朝岡さんのアドバイス 空のことも勉強すべきです

菅波先生に厳しい指摘をされた夜、朝岡さんから電話があって、当日の天候の変化を確認するための問い合わせを受けた。

その時の会話の中で、モネちゃんは

君は、海のことを学んできた。

今は山のことを学ぼうとしている。

実は、海も山も水を介すことで空と両方つながっている。

今度は空のことを勉強すべき。

実はこのシーンがこの先のモネちゃんの進むべき道を示しているような。

来週の予告編の中で語られていたが、少しずつモネちゃんの中学や高校のときのことが紹介されていた。

ポイントになるのは漁業と、吹奏楽でサクソフォンを吹いていたこと。

どうして音楽から離れたのかと友達から尋ねられていた。

想像するに、物語の中の3年前の大震災が関係しているだろう。

この物語は、謎の部分を残しながら進んでいるがそれらの解明がどうやら少しずつ進みそうな気配。