物語は3日目のエピソードで沖縄の平均的な日常が描かれた。
小学校5年生の暢子は本土からやってきた和彦くんに興味津々。
屈託なく様々な質問を浴びせるが、和彦くんは今一つ関わりたくない様子。
そんな中、暢子は和彦くんを山に誘う。
中学生の男の子が小学生の女の子に誘われて仕方なくついていく感じだね。
この年頃で邪心などあるはずもないので。
沢伝いに、野生児のようにどんどん進む暢子。
後をついていくのがやっとの和彦。
沖縄のやんばるの豊かな自然が描かれていた最初のシーン。
山の木の実など、地元の子供たちがおやつに食べられるものがたくさんありそうな。
暢子は妹歌子のために熱冷ましの野草を取りに来たらしい。
(雪割草の事のようだ)
北海道以外でも全国共通で自生していることを初めて知った。
さて山まで行ってはみたものの、都会暮らしの少年と地元の野生児の少女ではなかなか歯車は合わない。
帰る途中、ちょっとしたアクシデントに見舞われて暢子は足をくじいてしまう。
目次
やんばるの自然
和彦くんを山に誘った暢子は東京の美味しい食べ物に興味津々。
普通の食事もさることながら、お菓子などおいしい話には話が尽きない。
昨日お土産にもらったお菓子はモナカ。
目を輝かせて、お礼を言う姿などは、子供そのもの。
山に誘った暢子は妹歌子のために熱冷ましの薬草を取ろうとしていた。
沢をどんどん上っていく暢子についていくのがやっとの和彦。
和彦の素朴な意見
まるで野生児😱
この時代日本全国、田舎に住む子供たちは大体こんな感じだったろうなと思う。
山に登って、様々な木の実などをとって食べる。
海に行けばウニ、貝、ナマコなど取り放題。
もっとも海方面の明確な記憶を持っているのは私だが。
沢の奥まで行ったところで、2人の少年少女にアクシデントが。
沢を登りかけていた和彦が足を滑らせて滑落しそうになる。
とっさに手を差し伸べた暢子だったが、体格の大きな中学生を支えるには至らず、そのまま沢の中へドボン。
ずぶ濡れになっただけでなく、どうやら足をくじいてしまった模様。
その後は和彦が暢子をおぶってふもとの山小屋まで帰ってくる始末。
沖縄とは言えちょうど雨が降っている最中だった。
体がすっかり冷えきっただろうにね。
暢子と和彦
2人で山登りをしている最中様々な質問が和彦に。
暢子はみんなで食事をしておいしいものを食べればこの上もなく幸せだよと。
そのことに顔を曇らせる和彦。
実は彼の両親は夫婦仲があまり良くないようで。
食事中も喧嘩ばかりしていて、少しも食事をおいしいと思えないような生活。
暢子にはおおよそ見当もつかないような内容だったけど。
和彦は自分以外の誰かとコミニュケーションを取るのが苦手なばかりでなく、できれば取りたくないと考えているようだった。
暢子はそんな彼の心の扉を少しずつ広げようと。
和彦が自分の家庭の事情を告白したのも暢子の屈託のなさを信用できそうだから。
2人が山小屋で話している最中、お互いの父親がやってくる。
物語の中では描かれなかったけれど、そこで詳しい事情も説明されたはず。
比嘉家の教育方針
比嘉家では大家族なのでそれぞれみんなやるべきことが決まっている。
暢子は豆腐係のようだ。
さらには三女の歌子は父親に三線を教えてもらっている。
暢子は父親から沖縄そばの作り方を教わっていたね。
蕎麦と言うのは名前だけで実際はうどんだよね。
沖縄では、ソーキそばなどの伝統的な食べ物が広く知れ渡っている。
豆腐も島豆腐と言って独特の風合いのものが。
沖縄独特の食べ物が広く知れ渡っているね。
北海道も食べ物はおいしいけど、沖縄も島独特のおいしいものがいっぱいありそう。
沖縄の食べ物
さて、暢子を救ってくれたお礼に青柳家の2人を招待して食事をふるまおうと言うことになった。
比嘉家の食卓にずらりと並んだご馳走。
その中には沖縄では定番とも言える豚肉料理も何品か。
実はこの時、このドラマのちょっとしたエピソードが加えられる。
それは他でもない長男の賢秀が大切に育てていた豚2頭のうち1頭がいなくなってしまった。
2通の豚はそれぞれアベベ、アババと名付けられていたが、そのうちのアババがいない。
質問された父親が思わず返答に困っている。
そんな中青柳家の2人がやってきたんだけれど。
ドラマを見ている我々は直ちに気がつくよね。
アババはこのときのテーブルの上のご馳走に化けちゃったんだから。
賢秀の気持ちを考えると両親も言い出せなかったんだよな。
今日のドラマはそこまで。
明日は当然この結果に決着がつくと思うけど、ドラマの後の朝イチでももっぱらの噂だったよね。
食卓に上ちゃってるやん😓💦
家で飼っている家畜を、つぶして食料にする事は昔からよく行われていたと思う。
私も小学校に上がる前、家で羊を一頭飼っていたけれど、その子はやがてお肉に。
子供心に確か私も食べたような気がする。
必要に応じて、家畜を食べるのは田舎暮らしでは当たり前のこと。
私の本家では、鶏などしょっちゅうつぶして食べていたと思う。
ただし、現場をまともに目撃していた子供の頃の私はびびっちゃってその肉は食べられなかったけど。
さて、沖縄の生活は野生に溢れていることがわかったが、明日からはどんな展開になるんだろう。