くわちゃんの独り言

音楽や映画が大好きな爺さん。長年の経験から知りえたことを発信します。

ちむどんどん1週間振り返り 物語は沖縄発

 

新しい朝ドラちむどんどんの1週間を振り返ってみる。

朝ドラをしっかり見るようになってからはずいぶん時間が経つけど、沖縄を舞台にした物語は多分初めて見るのかも。

他にも男作品があったのは知っているけど、その時は見るチャンスがなかった。

今回の物語は初めて沖縄を学ぶ良いチャンスなのかもと。

物語は沖縄のやんばる地域に住むとある家族について。

両親と子供4人の大家族の物語。

そして、時代設定が沖縄が日本に変換される以前、1964年(昭和39年)の様子が描かれる。

主人公は、この大家族の二女で暢子。

この年小学校5年生で10歳とあった。

誕生日が来れば11歳で、昭和28年生まれだと推察。

ちなみに彼女には姉良子がいて、妹に歌子がいる。

そして1番上に男の子、賢秀が。

お父さんは、さとうきび農家で賢三、お母さんは専業主婦で優子。

朝ドラの配役としては沖縄出身の俳優女優を巧みに使い分けて、沖縄の方言も新鮮に聞こえてくる。

ちなみに脚本を書いたのが羽原大介

売れっ子の脚本家だと思う。

朝ドラは以前「マッサン」を手がけていた。

その時は、私も北海道の物語と言うことで欠かさず見ていた記憶がある。

さて、物語は沖縄の平凡な家庭の何気ない日常を描いていると思われがちだが、ローカルな様々な話題が新鮮に見えるのは、今の私たちがどれだけ都会に流されて、古いしきたりなど触れる機会が少なくなってしまったことを思い知らされる。

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今登場している子役たち みんな明るくて屈託ないね😍

目次

さとふる

昭和39年沖縄発

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番組を検索すると必ずヒットする海岸の様子

米軍統治下の沖縄が、私の世代でもぴんとこない部分がある。

実はこのブログでも紹介したけど二女の暢子ちゃんはどうやら私と同い年らしい。

昭和28年生まれで、戦争が終わってから8年後なんだよね。

私が子供の頃は戦争の匂いなんてほとんど自分の周りでは感じなかったと思う。

ただし、それは私のような北海道に住むものならそれだけで済んだかもしれないが、沖縄は違う。

沖縄はアメリカに接収されていたからね。

つまり、車を運転すれば右側通行、そして流通している貨幣はドル💵

他の日本とは事情は全く違っていたと思う。

物語はそういった沖縄の様子が舞台に描かれていた。

ちょうど最初の東京オリンピックの年で、このときの記憶は私の中にもくっきり残っているので、物語を理解するのに大いに役立ったと言える。

聖火リレーなるものがあって、私の田舎にも来てたような気がする。

私は通学中で見なかったと思うけど。

沖縄がオリンピックを盛り上げるために住民総出でリレーを迎えたことなども検索すると出てくるんだよね。

暢子の家族構成

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女性が4人っていうことは彼女たちが主導権を握っている⁉️

両親がいて長男がいる。

そして3姉妹。

これが家族構成で、近所付き合いもそれなりにありそうな。

家の仕事はさとうきび農家で、生活は決して楽ではなさそうな雰囲気。

お母さんは専業主婦だけど、お父さんは農繁期は家の仕事、農閑期になると那覇まで出稼ぎに出るような。

沖縄に限らず日本の農家は農閑期に出稼ぎに出る人は多かったと思う。

主に、車の製造工場とか、電気の工場とかそういったところに応募してお金を稼ぐなど。

また、建築現場などでも随分と募集があったと聞いた。

この辺のエピソードは歴代の朝ドラの中でもたくさん登場してきていたのでは。

さて子供が4人ともなれば教育費用もそれなりにかさんでいく。

3姉妹はおさがりで良いとして、長男の場合はその都度着るもの履物は買って与える必要が。

物語の中ではそんな様子も描かれていた。

物語全般を通して耳に心地よいと感じたのは沖縄弁。

この方言の響きはローカル感とレトロ感が満載で聞いていてそれだけで楽しくなる。

大和んちゅうの友達

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青柳和彦君 屈託ない暢子に接して徐々に心を開いていく

近所の人たちとの交流とは別に、本土からやってきた新しくできた友達。

実はこの和彦が、ほとんど都会でしか暮らしたことがないような雰囲気。

沖縄の野生に溢れた子供たちの暮らしぶりなど新鮮もさることながら驚きの方が勝っただろう。

主人公の暢子は食べることにとにかく興味津々。

東京のおいしい食べ物😋

そのことを考えただけでウキウキドキドキする(ちむどんどん)

和彦は、実は引っ込み思案であまり他の人とコミュニケーションを取りたがらない。

しかし暢子の執拗なアプローチに徐々に心を開いていく。

ちょっとした事件などもあったが、やがては文通する間柄に。

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微笑ましい記念写真😍

この友達はお父さんが全国を渡り歩いている民族学の先生。

いずれは東京に戻るような話をしていたね。

やんばるの自然と家族のこれから

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お父さんが倒れた😱‼️

物語の中で描かれたやんばるの自然はとても自然に感じた。

朝ドラにしては珍しく、ロケによる撮影が行われたと思う。

さてそんな物語の中で先週最後のエピソード。

お父さんが畑作業の途中倒れてしまったのだ。

胸を抑えて苦しがっていたのでどうも心臓系のトラブルなのではと推察される。

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お父さん…😭💦

1週間のストーリーはそこまでで来週はどんな展開になるのやら。

既にネットでは予告編なども詳しく解説されているので、暢子が東京に行くようなそんな描かれ方だったよね。

物語は始まったばかりなので、主人公のこれからがどんな展開になるのか目が離せない。