興味津々で待っていた今週のエピソードの最終日。
暢子はフォンターナのスタッフの前で、今までの非礼を詫びた。
失礼なことをしてごめんなさい🙇♀️
“ありがとう”と“ごめんなさい”をきちんと言えることが暢子のいいところ。
まさにその通りの展開に。
今回の朝ドラは、ネットではダメ出しの投稿もずいぶん多いんだよね。
それは、ストーリーがあまりにわかりやすすぎて、先がすぐ読めちゃうこと。
しかし、物語にはそれぞれいろんな意味で値打ちがあると思う。
私はこの物語の素直さを大きく評価している。
脚本の事はともかく、俳優たちののびのびとした演技。
何よりも、沖縄弁の素晴らしさに日々感心している。
直近何作品かの朝ドラは、かなり高級な作りで、わかりにくさで話題に上ったことも。
今回はそれらとは全く逆の作りで、わかりやすさこそがウリなのかもね。
暢子は見違えるほどの素晴らしいパフォーマンスで1ヵ月間のシェフ代行を乗り切った。
そして、賢秀にもどうやらそれとなく進展が。
さらに沖縄の良子。
みんなそれぞれが進むべき道をきちんと歩めているような。
でも、来週の予告編でまた新しい展開も生まれそうな雰囲気。
目次
合格 シェフ代行
暢子は今まで肩に力が入って、自分らしさを忘れていたことを素直にみんなに詫びた。
基本的には一番年下で、みんなからの助けが1番必要な存在。
みんなから助けてもらってこそ代行が務まるのだと改めて述懐。
素直な気持ちを述べる事はスタッフたちの心を徐々に解いていく。
まるで絵に描いたようなオチ。
もう少しひねってもと思わないでもないが、この単純明快さは今回のドラマの一番のウリかもしれない。
俳優たちののびのびした演技こそが、物語の1番の原動力なのかも。
フォンターナ厨房
暢子が謝罪したことで厨房は見違えるほど活気づいてきた。
みんな自分のするべきことがよくわかっていて、しかも助け合いの精神。
職場ってこうなってくると何倍もの強さを発揮する。
影からそっと見守っていたオーナー房子も納得のシェフ代行合格を宣言。
この進歩は大きい。
今まで通りの流れなら決してうまくはいかなかったはず。
暢子には助けてくれる仲間も家族もたくさん。
特に今日のエピソードで明らかになった事は、ズッキーニの納入問題が暢子を悩ませていた。
暢子の知らないところで智にーにーが骨折って助けてくれていた。
実は、この部分は来週のエピソードにもつながるので。
東洋新聞でも、和彦の自社広告のダメ出しの記事がボツになった旨がうまい具合に新聞記事として採用されることに。
そこに知恵を出して助けてくれたのがフォンターナのオーナー房子。
彼女の発案で内部告発みたいな形で新聞掲載記事が載ったような。
深刻に思い詰めた和彦への助け舟となっていた。
彼の新聞社内での活躍も説明されていた。
彼も来週の予告編では重要な役どころを演じそうな雰囲気。
賢秀と清恵
この2人は誰の目にもお似合い。
最初はとんでもなくいがみあっているけど、実際は相手のことが気になって仕方がない。
賢秀は就職の面接がうまくいかなくて結局この養豚場へ舞い戻ってきた。
そこの一人娘清恵は憎まれ口を聞きながらも、賢秀を完全拒否するわけではない。
こちらのお父さんのセリフが意味深。
娘のやつあのお見合いを断った。
誰か気になる男でもいるんかな?
目と鼻の先にいるではないかと言いたいところだけど、来週種明かしがありそうな。
良子と博夫
沖縄では実家の比嘉家に戻って暮らし始めた良子がついに小学校の先生に復帰。
最初の挨拶も決まっていたね。
良子先生と呼んでね😍❣️
子供たちの心を捕まえるのも巧み。
そして、たいして役に立たない博夫も比嘉家に足げく通ってきているような
1週間のまとめのストーリーとして、こんなにすべてが順調でいいのかいなと思ってしまうよね。
しかし、これがこの物語の特徴はなんだろうと実感。
少なくともわかりやすさの点では、ここ最近の朝ドラの中ではナンバーワンじゃなかろうか。
おそらくネットではかなりの数の批判が集まるのも承知で、信じた路線を突き進むスタッフにお疲れ様を言いたい。