描かれた物語の中心は暢子ではなく、沖縄の良子たちだったような気がする。
鶴見と沖縄の二元中継で描かれる物語。
鶴見では暢子がペペロンチーノの試作に励んでいた。
この料理は、材料がほんのわずかで、シンプルでパスタを直接味わうための料理。
それだけ作り方で結果が大きく変わり、奥の深い料理とされる。
さて、今日最も注目しなければいけないのは沖縄の良子。
彼女は悩んだ結果、金吾との結婚を決意。
やはり、以前から付き合っていた博夫は結婚相手には不向きなことが明らかに。
ネットでももっぱら噂になっていたが、博夫は女性に対して優しいのはわかるけど、それ以上のものが望めない。
実は、良子が決めた結婚は必ずしも本人が望んだ結果ではなかった。
そのことに瞬時に反応する歌子。
歌子は良子ねーねーが自分の気持ちを押し殺して不本意な結婚を選んでいると確信。
引っ込み思案な性格を押し殺して思い切った行動に出る。
さらには、エピソードの最後の方で描かれていた賢秀の行動。
やはりこの物語ではクズ男以外の何物でもなかったな😓
目次
暢子の努力は報われるのか?
作り方はいたってシンプルだよね。
オリーブオイルでニンニクと唐辛子をじっくり炒めておいて、そこに麺を投入する。
それであえれば完成なんだけど、いろいろ調べてみるとそれなりに様々な細かいテクニックが準備されている。
麺の茹で方もかなり重要で、標準時間の1分マイナスでゆでるともあったね。
そして、ゆで汁も塩味として利用するようだ。
様々な、方法の中で材料の中にアンチョビを加えたりなんてのもあった。
しかし基本的には、ニンニクと唐辛子のみしか使わない。
これでおいしさを感じさせるためには、様々な条件が全部揃わないと成功はしないと思う。
暢子は作るときに、メモを見ながらやっていたが、何度か経験して様々なタイミングを身に付ける必要が。
仕事が終わってからも時間を惜しんで試作。
7回チャレンジしたけど、わかったのは料理の奥深さのみ。
やはり、シンプル故にその奥行きは簡単に克服できるものではなさそう。
智の真意
智は大阪で1度東京までの交通費を稼いだと語っていた。
東京にわざわざ出てきた理由が今日のエピソードの中で本人の口からしっかり語られていた。
彼はやっぱり暢子が大好き。
どうしてもいつもそばにいたいと考えている。
フォンターナに取引のある企業をわざわざ探しだしたようだ。
そのことを暢子に語って聞かせるが、うわの空の暢子。
智の本当の気持ちには、暢子は気がついていないね。
彼はこれからの暢子にとっては大切な仲間になるはず。
物語の中でどんな役割を果たしていくんだろう?
良子ねーねーの決断
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良子は自分の結婚についてそれなりに考えるところがあった。
自分の大好きを優先させれば博夫だが、彼は結婚相手にはあまりに頼りない。
男としての包容力に決定的に欠ける。
一緒になってみたところで、自分が幸せになれる保証はどこにもなかったのだ。
そして自分の家の金銭問題。
賢秀の作った借金は自分も返さなければと考えている。
彼女が下した決断は博夫との結婚ではなかった。
全身全霊で愛を告白してくる金吾。
はっきり言って嫌いなタイプの軽薄な男だけど、少なくとも自分のことを全力で愛してくれる。
そして、自分自身のやりたいことも全てやって良いとの申し入れ。
この結婚を選んだとしても決して間違いではないよね。
結婚で夫婦が情熱的に暮らせるのはそれほど長い時間じゃない。
やがて熱は覚めるので、その後は長い平凡な日々が続くと考えるべき。
夫婦は、男女の中には違いないが、友人でもありまた、人によっては戦友でもある。
結婚してからならこういったこともつぶさにわかること。
しかし、残念ながら結婚にお試し期間は無いので、最初に決断して一歩踏み出すしかないのだ。
歌子と博夫
良子ねーねーが不本意な結婚を選ぼうとしていることに激しく反応する歌子。
ねーねーは明らかに自分の気持ちを偽って、人生の大事な決断を下そうとしている。
直接ねーねーに問いただして聞かなければいけない。
幸せ?
私の幸せは博夫さんからは得られない
この決断はとても重いけど、悩んだ末の良子なりの決断。
決して焦って結婚する必要は無い。
プロポーズをお断りするのもアリだよと。
どうやら既に決断はしてしまったようだ。
歌子はねーねーだけではなく博夫にも真意を問い正す。
姉が結婚してもいいのか?
もし納得できないなら全力で止めて欲しい
それだけを言い残してその場を立ち去る。
あれだけ言われてそのままってこともないと思うけどね。
クズ賢秀😠
今日のエピソードで描かれた賢秀は妹の結婚でお金儲けを企んでいた。
喜納金吾の父親に妹が以前付き合っていた男と別れるための手切れ金を要求していたね。
しかも、こともあろうに妹がかつて好きだった男の名前すらも知らない。
ここまでしてクズ男ぶりを描く必要があるのかな。
社長は、10万円を用意するんだろうな。
それにしてもお粗末な話で、呆れてものも言えないってのが正直な気持ちじゃなかろうか。
そして、今日はそれほど長い時間描かれなかったけど暢子のペペロンチーノはどこまで追求できたんだろう。
明日と明後日で結論が。