フォンターナを襲っていたピンチは思いがけない形で終結。
決め手になったのは権田興業の権田と三郎の意外な関係。
2人ともシベリア抑留者だった。
物語の中で詳しく語られていたね。
シベリア抑留時代、三郎は自分の身を挺して周りの日本人捕虜たちのために尽くしていたらしい。
そうやって、大勢の抑留者たちを救ったと語たられていたね。
もちろん、権田も救われた1人。
命の恩人が助けにやってくるフォンターナはさすがの権田もそれ以上手を出そうとはしなかった。
物語的には思いがけない隠し球が用意されていたような。
さて、暢子と和彦の結婚は重子の了解を得るところまでは至っていない。
中原中也の詩が今日も丁寧に用いられていたね。
いつも思うが、この時代を生きた人たちは多少なりとも文学への素養があったのかもしれない。
詩集もさることながら、小説などもまだポピュラーに愛好者は多かったと思う。
個人的には私も小学校高学年から高校3年に至るまでで、たくさんの書籍を読んだと思う。
あの時の文字に対する熱意がなければ、今こうしてブログなどに関わることもなかったはず。
今週のエピソードは、思いがけない形で終了したが、来週はどうやら結婚式の様子も描かれそうな雰囲気。
反対している人たちも皆納得してのことなんだろうな。
目次
フォンターナのピンチを救う
二ツ橋シェフがお客さんともめたせいで、訴えられるような事態にもなっていたはず。ー
そのことに責任を感じたシェフは、自らその責任を被りつつ 店を辞めると言い出していたよね。
どこから仕入れた情報なのか休みの日のフォンターナに単身乗り込んできた。
彼は権田興業の連中に不意打ちを食らわせてテーブルの上の権利証を奪い取る。
そのまま、腹の中に抱え込んだまま床にうずくまって決して離そうとしない。
殴る蹴るの暴行を受けながらも必死で堪えている。
普通の流れで行けば、そのうち力尽きて気絶するかどうかして書類は奪われると思われた。
その時、店に現れたのが三郎。
彼はいつもの着流し姿で、単身乗り込んできて
そのぐらいにしておけ😡
おそらく、奥さんの多江さんから事情を詳しく聞いたに違いないのだ。
三郎と権田
三郎が戦争が終わった後シベリアに抑留されていた事実は、何話か前の話で知ってはいた。
抑留時代も彼流のやり方で、大勢の日本人の仲間たちを救っていたようだ。
実はその中に今回の権田がいた。
すっぽんの権田と呼ばれていた彼が、殴られていた三郎さんの横に駆け寄る。
お怪我はありませんか?
丁寧な言葉遣いで、明らかに目上の人に対する接し方。
まさか三郎がヤクザで裏世界にも通じているのかと一瞬びっくりしたところが。
その場ですぐに種明かし。
彼ら2人は同じシベリア抑留者だった。
シベリア時代は三郎が大勢の日本人のために力を尽くしていたらしい。
もちろん権田も助けられて、命の恩人との説明。
その彼がやめろと言っている。
しかもフォンターナと関わりがあるような雰囲気。
三郎は権田の質問に答える。
娘が働いているんでな😌
暢子を娘と呼んでいた。
フォンターナのオーナーについては縁もゆかりもない人だがと説明をしていたね。
そして、権田が宣言する
店から手を引く😓
このセリフでフォンターナは危機を脱することができたと言える。
それにしても、扉の向こう側にいたオーナー房子は決して中に入ってこようとはしていなかった。
さらには暢子の説明で気持ちを新たにする房子と三郎。
三郎と房子
2人ともお互い相手に対して失礼なことをしたと思い込んでいる。
そして相手は自分を許さずに憎み続けていると誤解を。
暢子の説明で、誤解が解ける2人。
しかし、お互い顔を合わせて納得するまでには至らなかった。
実は、暢子には和彦の母重子の了解を取り付ける必要が。
まだ結婚には反対されっぱなしのままなので。
青柳重子とお手伝いさん波子
重子は今でも結婚に反対の姿勢は崩していない。
しかし、徐々に外堀は埋められつつあるような雰囲気。
今までは手をつけなかった弁当も今回は黙々と食べていたよね。
重子はどこで折れるのかなってのが来週への続きだろう。
鈴木保奈美は他局のドラマでもずいぶん活躍していた。
昨日初めて見させてもらったけど、主役の橋本愛も魅力的で、鈴木保奈美の津軽弁も悪くなかったような気がする。
どうやら来週は暢子のウェディングドレス姿が見られそうな雰囲気。
どうやら、2人は一緒になれそうな雰囲気だけど、これは途中経過をはしょっているので全体の流れは物語を見るしかないね。