くわちゃんの独り言

音楽や映画が大好きな爺さん。長年の経験から知りえたことを発信します。

ちむどんどん 新生活のスタート

 

物語はここへきて沖縄へ戻る話に大転換。

沖縄から東京に出て料理人になる夢を叶えた暢子。

再び、縁あってまた沖縄に戻る。

1ヵ月ぐらい前から、なんとなくそんな気はしないでもなかったけど、ここへきて物語は最終的な展開を迎えることになる。

沖縄でたまたま里帰りした暮らしがあまりにも居心地良かったので、家族の希望も皆一致したので、沖縄に戻って暮らしたいという。

実は、ここ最近ネットでの様々な批判記事を必ず一読はするようにしている。

それは物語を見ている人が何を感じ何を考えているかを知りたいから。

さらには、主人公暢子は私と同学年。

現在の年齢に換算すれば、68歳ないし69歳と言うことになる。

経験したことも、感じたことも共通項が多いはずと。

それは私の思い入れ。

さて、物語は昨日の沖縄へ戻る話から急転直下。

物語の冒頭で描かれたのは東京板橋での『ちむどんどん』での送別会の様子。

いろいろ気になることがいっぱいあるので、その種明かしや答えも今日の物語で語られることに。

撮影終了時でのオフショット 服装に注目

目次

『ちむどんどん』にて送別会

みんな快く送り出してくれる😭

物語の進むスピードのあまりの早さに驚きを隠しきれないといったのが本音。

これだけの大幅な方針転換ならそれなりの説明がなければ、いきなり結果だけが示されるような気がして、スピードが速いと感じざるを得ない。

そして、時代は周りの人たちにも莫大な影響を与えるはず。

それぞれの人物描写だけでかなりの労力と時間が必要だと思いきや、今日示されたのは結果だけ。

東京で関わりのあった主な人たちが皆『ちむどんどん』に集結。

送別会が開かれることになった。

そこで描かれたのは、誰もが暢子たちを屈託なく明るく朗らかに送り出してくれること。

頑張れとエールを送ってくれる。

『ちむどんどん』は開店に至るまで様々な紆余曲折を経て、やっと軌道に乗ったばかり。

そういったことを全てリセットして沖縄移住を決めたんだからかなりな乱暴者と言わざるを得ない。

『ちむどんどん』を引き継ぐのは矢作

生まれ変わった矢作 これからのポリシーは感謝😍❣️

何日か前のネットから、沖縄移住計画が持ち上がった頃、ちむどんどんを展開するのにどれだけの労力がかかったかを盛んに述べる人が多かった。

特に、料理人に抜擢された矢作。

最初はかなり強気な料理人で描かれたけど、徐々に変化。

最後はありえないような条件ででも仕事をしてくれたまさに頼れる助っ人。

私はほぼ想像はついていたが、彼が『ちむどんどん』を引き継ぐことになる。

どうしても今までのイメージが強くて、いざとなれば逃げ出してしまうんじゃなかろうかとか余計なことを考える向きもいるかもしれないが、今の彼はかつてフォンターナで好き勝手やってた彼とは別人。

彼は人と人との和が一番のエネルギーであることを知り抜いている。

今まではそのことを学ぶための苦労をしてきたんだと解釈。

彼自身も大いに反省をして、そして泥水をすすり、歯を食いしばって今の精神に到達した。

思った通り、彼こそがちむどんどんの後継者

ただし、素朴な疑問だけど店をただで譲るってことにはならないと思うんだよな。

それなりの費用がかかってしかるべきと思うが、その辺は一切触れられていないよね。

東京での仲間たちのそれぞれ

それぞれがはなむけの言葉を😌

送別会はちむどんどんにやってきた人たちがそれぞれ思い出を語りつつ、暢子たちにエールを送る形で開催。

心に残ったのは和彦の母重子の中原中也の詩。

『別離』

送別会にぴったりの詩だったかもしれない。

感心したのは和彦が母親に感謝の気持ちを述べていたこと。

重子さんはせっかくの初孫を手放すことになってしまうんだから。

内心、忸怩たる思いがあるだろう。

さてフォンターナの二ツ橋シェフ。

彼の思い出話も味わい深かったね。

彼は、暢子の高校卒業当時のことをよく知っている。

店に案内してコース料理を出したときに、オーナー房子が「あの子は二度とこの店に来る事はないよ」と言っていたセリフなど思い出したのかもしれない。

フォンターナは田舎出の貧乏な子たちには敷居が高すぎたからね。

東京でお世話になった人たちすべての感想は、みんな温かく快く送り出してくれるものばかり。

ただし、この集まりにはフォンターナのオーナー房子だけは参加していなかった。

フォンターナオーナー房子と暢子

ペペロンチーノ対決⁉️またやるんだぁ😅

送別会の最中、周りの人たちにせかされるようにしてフォンターナまでやってきた暢子。

最後に彼女が房子に申し込んだのはペペロンチーノ対決。

かつて同じことをやったことがある。

暢子が見事に敗北。

それ以降はオーナーの命令には絶対服従が仕事をする上での条件になった。

今日もそれに近い条件が。

暢子が勝ったなら沖縄に来てほしいと申し入れを。

オーナーが勝った場合は今後赤の他人になる。

どちらも対決の報酬としては大したものではないが、2人の対決は料理人としての腕前がどれぐらいのものなのかを確かめるためと、思い出として決して忘れられない親戚なことを今一度再確認すること。

今日はそんなエピソードで描かれたと思う。

さて、泣いても笑っても残り1週間5日間だけの物語。

ちむどんどんの最後のオチに期待したい。