やっぱり、今週の主役は歌子と智。
ネットでもその話題でもちきり。
2人がお互いのことを大好きなのは誰の目にも明らか。
しかし、それぞれの気持ちの中ではどうしても前に進むことのできない引っかかるものが。
智は歌子の姉 暢子に手痛い失恋をした経験が。
姉の後、妹に乗り換えたと言われるのがどうしても受け入れられない。
歌子はかつて智に失恋した経験があって、今再び関係を進めることにはどうしても迷ってしまう。
一度はあきらめかけ、消失したかに見えたへ2人の関係がここへきて再び注目を浴びることになる。
実は、周りで見守っている仲間たちもその辺は大いに気がかり。
それとなく力になろうと奮闘するが、果たして希望する結果が導かれるかどうか。
残り、今日を除くとあと7回分の放送。
物語はこの先、新しくストーリーを展開する余裕は無い。
今広げられた舞台の上で、どんなまとまりを見せるのだろう。
今日は和彦が智と真剣勝負で向き合う様子も描かれた。
そこから導かれる、誰もが納得できる、幸せな明日はやってくるのか?
目次
歌子と優子の問わず語り
沖縄の比嘉家は狭い家で、襖を隔てていても隣の会話などよく聞こえる。
今日始まったエピソードは暢子たち青柳家と歌子優子が隣り合わせで寝ている様子が描かれた。
優子と歌子の会話が隣の和彦によく聞こえてくる。
歌子は今日の昼間のことを思い出すととても眠れる気がしない。
歌子にとっては過去最高なぐらい素敵な出来事だったらしい。
寝てしまうとリセットされてしまいそうで、もったいなくてとても寝る気にはなれない。
なんともほのぼのとした乙女心。
歌子の気持ちを察する優子。
智とのことを踏まえた上で、
明日は今日よりももっと幸せになるのだからと優しく諭す。
優子をはじめ、比嘉家の周りの人たちは歌子と智は一緒になるんだろうとみんな気がついている。
当の本人たちだけが過去の出来事に振り回される部分があって、なかなか先へ進むことができない。
昨日は、きわどいところまで行ったので、もうお互い相手の気持ちは嫌と言うほど伝わっているよね。
今更、何をためらっているのかと視聴者たちもみんな思ったと思う。
物語的にはやはりここでエピソードとしてしっかりと成立させる必要があるらしい。
家族それぞれの思い出とともに、智と歌子の恋物語も1ページとして加わることになる。
暢子のスタンス
暢子は沖縄の魅力に改めて心酔。
もし、沖縄移住なんてことをしようと思えば様々な問題をクリアする必要が。
なんといっても東京で展開している『ちむどんどん』
この店の扱いがとても難しい。
店は繁盛店として順調そのものだが、ここに至るまでにどれだけの人の応援があっただろうか。
考えてみれば開店の時に200万円を融資してくれたのは良子夫婦。
あの時のお金って、返済できているのかなあ?
この辺の話題もネットではかなり盛り上がっていたね。
今日見ていて感じたのは、料理やおいしいものには敏感に反応できる暢子が智と歌子の関係にまるで気がついていなかったこと。
どうやらちむどんどんの制作スタッフは鈍感な暢子がお気に入りのようで。
でも、彼女は賢秀と清恵の時は“やんばるの野生の勘”で2人のことを見事に応援していたのにね。
和彦については自分の仕事に不満な点もあるような。
記者として取材記事を作るのが仕事だけど、自分のライフワークとして父の仕事を引き継ぎたい。
彼自身は父の残した仕事を引き継いで沖縄についてもっと調査したいと思っていた。
そのための仕事だが、簡単に思い通りにいくわけではない。
和彦対智
沖縄角力で勝負を挑んだ和彦。
もし、自分が勝ったなら歌子に正直な気持ちを告白しろと。
この勝負、以前にも同じような場面があったけど智の方が圧倒的に強い。
今回は和彦が賢秀からレア情報を仕入れて、智に決戦を挑んだ。
勝敗は微妙なところだったけど、種明かしは智も気づいたように描かれていたね。
智の唯一の弱点を伝授された和彦は善戦。
智はどうやら歌子との関係で一歩前進するような雰囲気。
そして歌子と智
お互いが見合う形で今日のエピソードは終了。
明日はみんなが見ている前でプロポーズになるんだろうか。
ちむどんどんは前からこんな感じの展開が多い気がするね。
物語の流れからいって歌子はじっと待つ側。
智は勇気を振って告白。
これで決まりだろう!
さて、今週のエピソードは明日と明後日ね決着する。
智と歌子のことがうまくいけば、残るのは暢子と和彦の生活がどんなふうになるのかに絞られてくると思う。
この子は屈託なく、ずっとやんばるにいたいと語っていた。
気持ちが報われるにはこの先どんなエピソードが必要になる?