くわちゃんの独り言

音楽や映画が大好きな爺さん。長年の経験から知りえたことを発信します。

らんまん 若旦那様

先週から引き継いだ物語は設定が明治4年。

幼かった万太郎も9歳に。

いよいよ、今週からは名教館に通い始めるエピソードが描かれることになる。

さらには峰屋の当主槙野万太郎の人となりが詳しく描かれる。

先週から少しずつ片鱗を見せていたが、やはり奇人変人の類なんだろう。

彼は、植物に興味がある事はよくわかった。

そしてどうやら、とりあえず周りとの人間関係は形だけは何とか保っていて、後は好きにさせてもらうをきめこんでいるような。

今週からは、万太郎、姉の綾、お目付役の竹雄も配役が一新されたね。

そして、それぞれどんな役割を持っているのかも物語の流れで理解できる。

際立つのは万太郎のわがままさ加減。

そして、いい加減さ加減。

おそらく今後のエピソードで描かれるんだろうけど、お調子者の側面もありそうだ。

名教館では、先生からも生徒からも“町人の分際で”と厳しくいさめられる。

いわゆる街の寺子屋と学問所では格式がまるで違う。

万太郎は、どうやら最初から疎まれるような。

物語で詳しく語られていたけど名教館に通えた町民は、御殿医の子息と造り酒屋の跡取り、万太郎の2人のみ。

ちなみに明治になったので、身分制度その他はこれからそう長い時を待たずに一心されるはず。

今までの士農工商は存在しないはずなので。

しかし、明治維新は始まったばかり。

何をやるにつけても、全てはこれから。

9歳ともなれば、それなりに成長しているね

目次

若旦那様

万太郎は挨拶等も慣れたもの😅

峰屋の当主としての挨拶はお手の物。

子供の頃から人前で何かを語る事は得意だったようだ。

もちろん、峰屋で働く杜氏や蔵人たちの評判は上々。

ただし、親戚たちは内心面白くはなさそう。

どうやら万太郎が当主なことが不満でたまらない

この物語の中では、なぜか親戚の者たちが本家峰屋にとってかわろうとする不埒な輩として描かれる。

実際はどうだったかはわからないが、物語としては、酒造りに関わる様々な業種に関わる人たち。

伝統的な昔からの行事も滞りなく行うことになる。

物語は明治4年と言いながら、まだ江戸時代の出で立ちや社会的な仕組みなどそのまま継承しているようだ。

左端に座っている少女が姉の綾

既に主人公と、その周りの少年少女代替わりしているので、年数がある程度だったんだろうなと伝わってくる。

わが道を行きたい

先週までの万太郎 自分のやりたいことが最優先😅💦

神社の境内に行っては様々な植物を眺めて日がな一日過ごすことが万太郎の日課。

周りの物館から見れば、変わり者以外の何物でもないだろう。

そんな弟に姉の綾は苦言を。

腹ばいになって、植物を眺めたり話しかけたりするのは家の中だけにしろと。

もし、学問所に行ってもそんなことをしたなら嫌われるばかりでなくいじめの対象にもなるだろうと。

綾は弟の将来を見据えて、すでに何が起こるのかを察知しているような。

何年か前の設定のオフショット こんなに仲良し🤣

設定では、おそらくお姉さんはもう13歳とかそれぐらいになっているような気がするので、こんなに抱き合ってじゃれ合うこともないだろうと思う。

竹雄が彼ら2人に対してかなり成長した印象を受けた。

名教館

こちらの方が先生とはつゆ知らず🤣💦

頭がボサボサで用務員のような出で立ちの池田蘭光

彼が学頭とされているようだ。

直接生徒を指導する事はたまにしかないような雰囲気で研究に忙しいとの設定。

学頭は今で言うところの校長先生に相当するだろうか。

周りの先生たちから見れば、一目置かれているような存在。

今日はまだ詳しく描かれなかったが、NHKの発表によれば、この先生が将来万太郎の師匠として振る舞うことになりそう。

研究者としての道を示したことももちろんだし、人生の様々なアドバイスも。

彼こそが恩師と呼べる存在。

今週は、今日は始まったばかりだが、これから様々なエピソードが描かれていくんだろうと思う。

明治になったとは言え、時代はまだ江戸時代の様々なしきたりを引きずっていた。

万太郎は案の定、あまり状況がわかっていなくて名教館の中でも浮いた存在で早速いじめの洗礼に合うような雰囲気。

始まったばかりの明治

祖母タキは目の前の人が目的の先生とはわかってない😓

万太郎の付き人竹雄はどうやら名教館にも付き添ってくるような雰囲気。

峰屋は、物語の説明によれば苗字帯刀が許されているので、武士と同じ身分。

これは要するに、金持ちに与えられる特権だったろうと思う。

万太郎がとてつもなく良い所のおぼっちゃまだったって事はよくわかった。

しかし、年頃の子供たちの中では、どんな扱いになるんだろうか。

何を取り繕って見たところで、彼は町人以外の何者でもない。

木刀を持たされて、剣道の稽古と言われても、まるでとんちんかん。

このまま振り回して木刀を合わせることになれば怪我しかねないような危険な状態。

この先どんな風になるか明日以降のエピソードで語られるだろう。

それにしても、始まったばかりの明治維新は、いつ頃新しい時代に移り変わっていくんだろうか。

調べてみたところ、物語の設定年代明治4年に断髪令が出されている。

ただし、最初からはみんな従えなかったようだが、明治6年に明治天皇がきちんと散髪をした。

それ以降急速にちょんまげを結う人は少なくなったものと思われる。

万太郎たちがきちんと整髪するのはいつ頃だろう?