くわちゃんの独り言

音楽や映画が大好きな爺さん。長年の経験から知りえたことを発信します。

ブギウギ1週間振り返り 有名人ゆえに

カウントダウンの始まったブギウギ。

モデルの笠置シズ子にも起こった有名な事件が、今週の題材。

それは、一人娘の誘拐事件

誘拐は成功する事はなかったが、少なくともスズ子たち家族を震え上がらせた。

スズ子はこの頃、推しも押されぬ大歌手として成功

具体的には示されなかったが、収入もかなりのもので有名人長者番付の2位にランクインしたことも。

芸能人ではおそらくトップだったのでは。

この時の1位が作家の吉川英治。

宮本武蔵で有名だと思うけど。

物語の展開で、特に気になるのは、この当時個人情報なんて考え方がまるで存在していなかったこと。

スズ子をはじめ有名人たちの住所、家族構成、生活の様子など世の中に筒抜けだった。

事件の1番の理由がこの辺だろうと推察。

スズ子は愛子の誕生日パーティーを計画。

父親のいない娘に寂しい思いをさせたくない。

親心と経済力が合わさった時、一般人では及ばないような豪華なものになったそうな。

しかし誕生日パーティーが愛子にとっては実はそれほどありがたくないことが物語の中で詳しく描かれる。

流れの中で明らかになるが、愛子は学校で母親がらみを理由にいじめを受けていた。

愛子は友達がいないだけではなく、むしろその逆で母親を理由に周りから揶揄される。

愛子の誘拐事件は、誕生日パーティーにたまたま呼ばれた親子の父親が計画。

物語の中でも詳しく丁寧にいきさつが描かれたが、その理由はどうやら裕福なものがこれ見よがしに催した誕生日パーティーを羨む気持ちが起こしたと推察。

有名人は傍で見るほど気楽な生活が送れているわけではないのだが。

お待たせ 昨日の朝イチより

目次

愛子の誕生日パーティー

スズ子が愛想を振りまく

スズ子は愛子の学校のおもだったクラス全員の子供を親子で招いたようだ。

今回の誘拐事件の犯人とその息子も招待された中にいたとのこと。

物語を見ていて感じるのは、この時代の有名人も一般の人も全く同じように生活していたってこと。

もちろん裕福な人たちはそれなりに豪華な生活を送ることができたと思う。

それ以外の一般人は収入に見合った暮らしができていたのでは。

スズ子は明らかに裕福な家庭を築き上げていた。

豪邸に住み、お手伝いさんがいて、しかもマネージャーの若者が常に出入りする。

一般の人たちとは、隔絶された暮らしと言って過言ではない。

愛子は学校でいじめられることもあって誕生日パーティーははっきり言って迷惑。

愛子の気持ちとは裏腹に、スズ子は娘のためにと全力を振り絞って様々なことをしようとする。

何かをやればやるほど空回りしている自覚もなく、ひたすら労力とお金を使って愛子の過保護に拍車がかかる。

誘拐予告

電話と脅迫状

既にこの時代、仕事がうまくいかなくて世の中の流れに乗り遅れた人たちも大勢いたようだ。

たまたま出会った裕福な有名人の家に小さな女の子が1人。

“誘拐して身代金を”と思ったとしても不思議は無い。

いかにも稚拙な犯行

犯人が誘拐を企てた背景が物語の中で詳しく描かれていた。

ちょうど高度成長期の1歩手前にあった日本は、発展することで右肩上がりの成長を続けていたが、誰もがその恩恵を受けられたわけではない。

この事件から10年経たずに東京オリンピックが開催。

たとえ誘拐予告とは言え、スズ子たちにしてみれば深刻な問題。

気が気じゃないのもうなづける。

愛子は脅迫状を目にしてもそれほど驚いた様子は無し

事件の背景では、愛子にはいじめと母親と触れ合えない葛藤でスズ子にかつてないほどの反発心が湧いていた。

その様子も詳しく描かれていたね。

羽鳥家で相談する様子

親も子供も精一杯の生き方をしていたことだけは間違いない。

誘拐犯と愛子の友達😰

初めて打ち解けることができた親友。

物語の設定で愛子が初めて仲良くなれた友達が誘拐事件の犯人の息子。

物語では犯行は未遂に終わり、後始末の様子も丁寧に描かれて物語の格式を大いに高めていたと思う。

高橋刑事とのやりとりが物語上どうしても必要だった

あまりネタバレはできないが、この犯人は残り少ないストーリーの中で再び物語に登場するらしい。

なかなか粋な計らいだとは思うが、こうご期待ということで。

事件のてん末

全てを知った上で再び会うことに

スズ子は高橋刑事に頼み込んで愛子のはじめての友達一君を連れて来てもらうことに。

実はこの物語では一君も愛子も事件の詳しいいきさつをきちんと理解している設定。

それでも嫌な顔することなく、2人ともきちんと打ち解けて会話することができていた。

愛子は約束を破ってしまったことをどうしても謝りたかった。

一君はスズ子に愛子の本当の胸の内を肩代わりりする形で語って聞かせていたね。

有名人の子供も結構大変。

もう少し娘に寄り添ってあげたほうがいいよ😌

さて、物語は残すところ2週間。

予告編もしっかり公開されていて、スズ子の進退について語られるようだ。

次の朝ドラへのバトンタッチも無事終了😍

4月からは新しいドラマが始まる。

休む間もなく次から次へと準備がされている。

考えてみれば、今のドラマも前回の「らんまん」から受け継いだもの。

前回のバトンタッチセレモニー🤣

実は朝ドラは次の作品はもう放送間近だが、さらにその次とさらにまた次の作品までがスタンバイ中。

NHKにしてみれば、最も健康的に視聴率に貢献できるアイテム。

力が入るのもうなずける。