実はFacebookを始めた5年位前から、ごくたまに、変わった映像と音楽に出会うことがあった。
最初は映像で行われていた演奏が、そのまま音楽を奏でていると思っていたのだが、実際は違っていた。
映像はコンピューターによるCG 。そして演奏は普通にアナログ(とはいってもシンセサイザーだが)
どちらかを切り離してみてもそれほどの凄さは感じないのだが、同時に見ると(音楽を聴きながら映像を見ること) 驚くほどの新鮮味が。
目次
初めて見たのはこちら
かなり変わった装置で、初めて見たときにはこんなふうに演奏する機械があるんだと勘違いをしたが、それはご愛嬌でCGによる合成。
映像で見るとこんな感じになる。
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Animusic HD - Resonant Chamber (1080p)
これを見て、皆さんどう思われるだろうか?
個人的に音楽は大好きなので、聞いたこともないものなら1度は試したいと思うのが私。
これは、Facebookにたまたま流れてきたのを初めて見た記憶が。
自分なりに、映像に見入って、しかも聞き入って、不思議な音楽だなと感じたもので。
とりあえず保存ボタンを押して、自分のタイムラインでシェアすることに。
その時は友達の数も少なかったのでそれほどの反響はなかったのだが、自分で1度2度聞いてみて、やはり魅力を感じるもので。
このアニミュージックの映像は音楽も映像も同時に楽しむのがコツ。
結論から言えば別々に味わったのでは魅力は半減どころか全く感じないかもしれない。
見て聞くことがこの音楽の新しい形なのだ。
発想はCG合成で、最初に音楽を作っている可能性が高い。
その音楽から演奏状態を発展させる。
使用されている楽器をデフォルメして映像化して、どのように音を奏でるのが理想的なのかを考えてCGで演奏をこしらえる。
その結果がこの形である。
音楽の新しい表現方法と言えるかもしれない。
普通のコンサートに行けば、ステージ上と観客とに分かれていてステージの演奏を観客が味わうのだが、映像を(演奏している演奏者とか楽器とか)楽しむことを知らず知らずに行っているではないか。
つまり、animusic は普通のコンサートのデフォルメ版といってもいいかもしれない。
他にも有名なのはこちら
Animusic HD - Pipe Dreams (1080p)
このイメージはこの画像の他にも何パターンもあるし、またコンピューターで作業してるメイキング映像もYouTubeにアップされている。
この画像を2番目に見たときに、ひょっとしたらCGではないかと疑い始めたのだ。
実際はドラム演奏とシンセサイザーの音楽にこれらの画像を組み合わせている。
特にボールが打ち出されて音楽に変換されるやり方はとても斬新で、大きな魅力。
animusicでは実際にこのCGから作り出した楽器のモデルを実際にこしらえて陳列している写真もあった。
当然のことだが、アナログな演奏で音楽をきちんと作り上げることと、CGを作る能力と、それをコントロールして音楽とタイミングをぴったり合わせる技術的な課題は残る。
実際に、コンサートも行っているようで、その時の様子だとコンピューターで作り上げた今の画像の中の1部分だけアナログで演奏者が舞台に登場して楽器を奏でていた。
CG映像と実際の演奏家との共演でコンサートは行われていた。
クラッシックのオリジナルを使うとこんな感じに
Animusic HD - Cathedral Pictures (1080p)
オリジナルは、言わずと知れたムソルグスキーの“展覧会の絵 ”
展覧会の絵はオリジナルはピアノ曲。後にオーケストラ仕様に編曲されているので、今回のCG画像ではオーケストラに変換されたことを想定して曲作りがなされている。
オーケストラバージョンでは冒頭はトランペットの吹奏から始まる。
その時の雰囲気がよく出ている。
しかも他の部分の演奏をシンセサイザーで行うので、映像はパイプオルガンを想定してしかもウッドベースも想定して作られている。
これは実際に奏でられた音から想像される楽器を思い描いてCG合成していると思われる。
こうして見てみると、なじみの音楽をこのようにアレンジされると知っているだけに親しみは湧きやすい。
この展覧会の絵は、今回調べてみて初めて発見したもの。
私が昔から知っているのは最初に紹介した2つの画像。
どちらの画像も、音楽への感じ方捉え方への1つの提案と言える。
この提案を受け入れて、楽しむか楽しまないかは聞く側の判断。
私はとてもユニークな試みと判断したので、今回 取り上げることにしたのだ。
まとめ
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今回、調べてみて分かった事は、このanimusic は会社名で代表を務めているのがウェインライトル。
彼が80年代からこのようなことを作ってみようとチャレンジして今日に至る。
音楽にも造詣が深いこと。
コンピューター技術に長けていること。
この2つがバランスよく揃わなければこういった仕事は到底できないだろう。
こちらの会社はDVDやブルーレイでアルバム2枚を発売しているようだ。
聞いてみる価値は大いにあると言える。
これだけ技術が進歩した社会では、芸術の代表とされる音楽も新しい技術を取り入れてどんどん進化していく傾向にある。
様々な意見があって、変わらないものを確実に後世に残すこと。
と同時に時代の変化に合わせて新しいものを生み出すこと。
この2つは相反する問題のようで、実際は同じ心情の上に成り立っているのかも。
それは思うに今生きている時間をより無駄なく有意義に過ごそうとすること。
そのポリシーがなければ、こういった音楽が生まれる事は無いはず。
決して作品の数は多くは無いのだが、そのどれもが魅力的に感じる。
これからも色々とアンテナを張ってチェックを入れて、魅力ある音楽に触れていきたいもの。