今日の放送から、さらに新作アニメの突っ込んだ内容が語られていた。
“大草原の少女ソラ”は起用する声優たちをオーディションで決めるとのことで。
その時のエピソードやらが詳しく。
実はこのときのネタバレで、“知っている人が出るんだよ”と盛んに言われていたので一体誰が出るのかと興味津々で拝見することに。
目次
主人公ソラをやるのは誰?
下馬評では朝ドラ“あまちゃん”の“のん”ちゃんとか散々言われていたけど、実際にフタを開けてみたらこの方でしたね 。
ドラマの中でもある程度経験を積んでるように見えたので、ちょっと調べてみることに。
そしたらなんとなんと、彼女まだ34歳ですがすでにカリスマですよ。
ざっくりとですが、ルパン三世の峰不二子、ドラえもん、ゲゲゲの鬼太郎。
こういった超有名な配役たちの声を先輩から引き継いでやっている。
大変な実力者です。
なつぞらの物語の中でも、実は咲太郎の事務所所属のタレントではなかったのだが、彼女の実力を高く評価されて 他社所属とはなっているがあえて推薦したのだと。
そして、他の主な声優は風車プロダクションから採用された。
ちなみに沢城みゆきさん。
彼女は青二プロダクションの所属なのでそこの公式Twitterではきちんと紹介されている。
「大変恐縮な機会をいただきました。なつぞらと一緒に『大草原の少女ソラ』もぜひ!最後まで、見届けていただけたらと思います。」(沢城みゆき)
— 青二プロダクション【公式】 (@aoni_official) September 12, 2019
〈9月14日(土)・9月18日(水)・9月24日(火)・9月25日(水)〉
こちらのお日にちでも出演させて頂いておりますので、ぜひご覧ください♪#朝ドラ#なつぞら pic.twitter.com/9PHHiAnr7N
今日の放送で気がついた人も多いと思いますが、この大草原の少女ソラのナレーターをやっていたのは”安藤サクラ“さんだよね。
”まんぷく“の”福ちゃん“。
声を聞いて気がついた人も。
さて、その他の声優たちもどうやら決まったようで主題歌を歌うのは”煙かすみ“さん。
やはり”戸田恵子“さん以外いなかったのかも。
放送の中で少し披露されていたけど、明るい感じのとてもいい曲に仕上がっていた気が。
およそ1年間の放送がこれで続くことになる設定。
制作作業は突貫工事


この当時のアニメーション制作会社の様子がよくわかる 。
テレビに関係する仕事を担当する方々は、テレビ局のスタッフも含めてほとんど不眠不休で仕事していたようだ。
彼らにとって重要なことがいくつかあって
- 1つは作品のクオリティーに妥協しない。
- 1つは納期は絶対厳守。
- 1つは仕事への情熱は絶対に失わない。
一見普通の事のようだが、この当時のクリエイティブな仕事をする人はこのような殺人スケジュールをそれぞれこなしていたのだ。
1日に何時間仕事をするかと尋ねられたら、多分20時間位と答える人が多かったのではないか。
残りの4時間でプライベートなことを全て済ますしかない。
私の知り合いでも木工関係の仕事をする人だが、いざ仕事が始まれば1日20時間働きますと言っていた。
自分が納得のできることをするためにはそれぐらいになってしまうのだと。
この当時の漫画家やアニメーターなどは大体こんな感じで仕事をしていて、以前テレビの特集番組で見た”手塚治虫“だったが、車で移動する時も作画を続けていて、その時にスタッフが行き先々まで追いかけていって作画を受け取っていた。
おそらく寝る暇もなく仕事をしていたはず。
手塚治虫の仕事仲間たちも口を揃えて言っていたのは、あんなに莫大な仕事を引き受けて”一体いつ寝ているんだ? “
そう評していた。
ちなみになつぞらの中ではなつは夜は自宅に帰っていたようだ。
ただし、場所を移しただけで仕事はしっかりとしていた。
ドラマの中でも少し語られていたが、優ちゃんのお相手を会社の仲間がやっていた。
子連れで仕事場に行く事は今も昔もとても珍しいと言えるが、仕事をする者にとってみれば職場で子供を預かってもらえるのは何よりもありがたいことと言える。
子供のお世話と、皆の食事と、会社でありながら自宅なような、そんな生活を多分しばらく続けていたように思う。
ついに始まった放送
放送が始まった時に出演者みんながそれぞれの場所でテレビを見ることに。
今日の放送はそこまでとなる。
なつや一久さんが肝いりで制作しているこのアニメ。
調べてみると、最初は視聴率でずいぶん苦しんでいるとあった。
テレビ放送の常で視聴率はある意味「魔界の番長」。
圧倒的な絶対とも言える力を持っている。
ここで良い結果が得られなければ、簡単に放送打ち切りの憂き目に。
かつて、そのようにして番組が作られ消えていった経緯が。
このような悪魔の数字に立ち向かえるのは、実はひとつあって、視聴者からの率直な意見。
いわゆる口コミと言うやつ。
ここでいくつか良い評判が立っていれば数字を打ちまかすことができる。
さて、なつぞらで作られた大草原の少女ソラはいかほどのものか?