くわちゃんの独り言

音楽や映画が大好きな爺さん。長年の経験から知りえたことを発信します。

スカーレット え! クビですか?

 

昨日やっと素晴らしい職場に巡り会えたと思った喜美ちゃん。

しかし、そう思ったのもつかの間、早速ドジをやらかして、丁寧にお断りを(クビ)言い渡されてしまう。

ドラマを見ていると、演じている戸田恵梨香さんがアラサーなので15歳の印象は無い。

でも実際は、中学卒業したての設定なので、やはり まったくの子供に見えてしまうのだろうか。

そう思うと、周りが“この子には務まらないよね”と思うのはやむを得ないのかな?

目次

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信楽へ帰り!

関西の描き方 若干の間を作ること

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喜美ちゃん 15歳😅

まだ前回のなつぞらの描き方と、それを感じる自分自身のマインドがリセットされていない気が。

 スカーレットはこれは半分はお笑いの描き方。

このお笑い風の間の取り方に慣れなければ、なかなか心の底から楽しむことにもならなさそう。

要するに、次のモーションに移る前にちょっと間を開ける。

それは想像通りだったりすることもあるが、うまく予想を外して笑いを取ったりする。

かなり高度なテクニックだと思うのだが、これは関西風のやり方だと私は思っている。

なつぞらでは、物語の中で出てくる間は、あくまでも役者の演技力からによるもの。

役者が考えたり感情を表現するときに普通に使う。

スカーレットは、やりとりの至るところに漫才風の味付けがなされていて、それは行って見れば掛け合い。

この掛け合いを楽しめないと、スカーレットを面白く感じることはできないかも。

今日のストーリーの中でもそういったやりとりは随所に認められた。

せっかく朝のルーティーンで楽しむわけだから、楽しみ方そのものもこれを機に勉強しなきゃと思ってしまう。

さださんと大久保さんから丁寧にお断りされる

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3枚のお皿 難しい問題や

大久保さんが出した質問。

「3枚の皿があります。

どのように磨けば1番きれいになるのでしょうか?」

  1. 家族の為やと思って磨く
  2. 仕事なんだからと思って磨く
  3. 真心を込めて丁寧に磨く

「どれが1番きれいになるのかな?」

さてなかなか奥の深い問題。

喜美ちゃんの選んだ答えは、「3番!」

今日のスカーレットの1番の見所は、実はこの辺。

問題を出していた大久保さん。ちょっと間を置いて厳しい答えを言い放つ。

「どれも一緒!」

“そりゃないよ”と心で思う喜美ちゃん。

ここで問題の意味を考えると、どれかを選ぼうとするのは、
“それは自分がやったことに対して、誰かに認めてほしいとか、褒めて欲しい気持ちがあるから”だと。

そして、“女中なんて誰でも務まるだろうと、みんな思っているんじゃないの?”

そういった誰からも認められない、誰も何とも思わない仕事をあんたのような若い娘ができるはずないやろ。

確かに大久保さんの言い分は恐ろしいほどの説得力。

でも、喜美ちゃんは実は小さい頃から、様々な苦労をしてきたので炊事洗濯など、もちろん子守も含めて、家事全般を普通に頑張ってきた経緯が。

アパートの住人はわずか4名だけなので、今の喜美ちゃんなら余裕でこなせるだろうに。

さてそうは思わないのが世の中の常。

15歳の何も知らないような少女が、”そんなことできるわけないだろうな“と世間は思うんだ。

スカーレットの中ではこの辺の描き方の中に、妙に感心して聞き入っている”さださん“とかもアップで見せていて、それも言ってみれば1つの間となって描かれている。

さすがに”年の甲の大久保さん“

このままでは、次の日に信楽に帰らなければならない羽目に。

住人は全部で4人

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医学生と女性新聞記者

このアパートの住人はまず家主の”荒木さださん“。

医学生の”酒田佳介さん“。

そして女性新聞記者の”庵堂ちや子さん“。

後はまだ物語に登場していない謎の1名。

それぞれ特徴ある人らしくすでに何度か喜美ちゃんとのやり取りも。

 女性記者の庵堂さんはかなりユニークな描かれ方をしている。

仕事が大変だと見えて、下宿の自分の部屋ではほとんど寝てばかりいるようだ。

今回は襖を蹴り倒されたことで、安眠妨害されてしまったが。

このときのエピソードで、喜美ちゃんと目と目があったときのそれぞれの胸の内が心に思ったこととして描かれていた。

お互いセリフとして発したわけではないので思った通りの事だが。

「鼻の下に付いている黒いやつ、あれは鼻くそか?」

「いや違った!ハエが留まってたんや😅」

心の中で思っている事はなるほど傍若無人。

【BROOK'S かんたん ぬか美人】

帰るに帰れないやん

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カバン1つで出てきたのに、簡単に帰るわけにはいかんのや

お父さんが頭を下げてやっとの思いで見つけてきてくれた職場。

そこをわずか1日で立ち去らなければいけないなんて、とてもご飯など喉を通るはずもなく。

しかし、いざ食べ始めると、1口2口。

そしてそのおいしさに感動した挙句、結局は最後までパクパクと食べてしまう。

この辺の、食欲がやっぱり勝ってしまう描き方はある意味ほっとする。

そして部屋に戻って自分のカバンの中身を開けてみると。 

そこには意外なものが。

なんと入っていたのは、”お父さんの洗濯していない手ぬぐい“と、大野さんのお母さんが作ってくれた”新品のブラウス“。

そして何よりも感動したのは”お母さんからの手紙と、返信用の葉書“。

この喜美ちゃんを送り出してくれた信楽の人たちの無条件な優しさが、本当に心に染みる。

実はここから若干のネタバレになるのだが、このカバンの中のものを見て喜美ちゃんは勇気を奮い起こして、大久保さんやさださんに何とか思い直して雇ってもらえるように必死で頼み込むのだ。

そして、それは喜美ちゃんの心意気を受け止めてくれた大久保さんの計らいによって叶うことに。

とりあえずは物語はここから大阪編として出発。

いろんな漫才風の掛け合いがまた見られるんだろうね。

「骨盤ウォーカーベルト」