社長亡き後の丸熊陶業。
新社長の下、どうやら様々な改革案が始まるらしい。
実は昨日の放送でも少しわかっていたが、“絵付け火鉢”の部門は大幅に縮小される模様だ。
そのことを聞いて内心穏やかでない喜美ちゃん。
なんといっても自分自身の職場なんだから。
今まで通り働けるのかどうか そりゃあ大変。
目次
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照ちゃんとのひととき
社長が亡くなられた後、しばらく経った後の設定。
絵付けの作業場を訪ねた照ちゃん。
久しぶりに喜美ちゃんと2人きりで、夏みかん系のものを2人で食べていたね。
一緒に食べ始めると、お互いどうしてもギャグが出ちゃう。
競い合うようにして“むしゃむしゃぱくぱく”。
すっかり食べ終わった後で2人の会話。
『元気そうで何より。』
『久しぶりで食欲がわかなかったんだけれどよく食べられたわ。』
『いろいろあったからなあ。』
『実はお父ちゃんが亡くなったこと以外にも、お腹に赤ちゃんができたので食欲がな いんよ。』
お腹に赤ちゃんがいることをきかされてびっくりする喜美ちゃん。
『ご愁傷様。』
『そして、おめでとう。』
『つらい経験をしたよね。』
『泣くときには泣いていいんよ。』
ドラマをいつものように見ていてここで感じたこと。
照ちゃんを演じている“大島優子”
なるほど女優としても一流やん。
照ちゃんはお嬢様育ちで自分が中心に世の中が回っていると信じている人。
その彼女ゆえに、喜美ちゃんや信ちゃんからお悔やみを言われたところで素直には受けられへん。
しかしこの場面では、喜美ちゃんから向けられた友達の優しさに涙ぐみながらも、自分らしさを貫こうとする。
その葛藤の中で自分を表現する演技。
『お見事!』
このシーンで、これからの丸熊陶業に起こるだろう様々な改革が語られた。
丸熊陶業の改革
社長夫人から直接耳にする会社の改革案。
それは、時代の流れを汲んで絵付け火鉢の生産は縮小するとの事。
理由は簡単。
これからは電気やガスの時代。
各家庭では火鉢なんかいらなくなってしまう。
そうなれば会社としても主力製品の矛先を変える必要が。
ドラマの中では絵付け火鉢から植木鉢への方向転換がなされるとの発表が。
照ちゃんが喜美ちゃんに告げたのは、喜美ちゃん自身がどうすべきかをきちんと考えて。
そして深先生ともよく相談をして、これからどうするのかを考えた方がいいよと。
深先生の想い
深先生は先代の社長に呼ばれて丸熊陶業に来た経緯が。
日本画家である自分自身が活躍できる場所を提供してくれたことを大変恩義に感じているらしい。
確かに仕事ぶりを見ていても、絵を描くことが大好きな深先生。
先生にはもってこいの職場だったようだ。
会社の方針を考えれば、自分自身の居場所もそれなりに少なくなっていきそうなので、ここは潔く身を引くべきと。
深先生と新社長の間で交わされた言葉。
『立つ鳥跡を濁さず。』
『遠くから信楽のこの会社の若者たちが活躍することを祈っているよ』と。
どうやら、会社を去る決心を決めた。
そこでまず自分の弟子2人にその思いを告げる。
そしてドラマの中で報告されていたが、深先生自身は会社を去るが、残った絵付け師3人はそのまま会社に残って仕事をするように、社長と約束を取り付けていたのだ。
確かに、火鉢以外にも絵付け作業をして売り出せる品物は、たくさんありそう。
そうすれば職人も働き口が確保できて、会社の売り上げにも貢献できる。
深先生が会社を辞めてどこへ行こうと言うのか。
その事は、明日以降の放送で明らかに。
ネタバレになるのだが、自分自身の絵の勉強のために自分よりも歳の若い先生について勉強するらしいのだ。
九州に行くとの事。
喜美ちゃんはその事実を十和田君から聞くことに。
絵を描くことを生涯かけて追求する深先生。
喜美ちゃんに与えた影響も計り知れない。
これから喜美ちゃんが会社の中でどのように仕事をしていくのか。
そういったことも明日以降の放送で明らかになる。
百合子ちゃんからの相談
ほかならぬ百合子ちゃんちゃんも 卒業して進学をするお年頃。
学校の先生が我が家に訪ねて来てくれるとの事。
それは、ほかならぬ進学をすべきかどうか。
そのことをお父さんお母さんだけではなくお姉ちゃんの喜美ちゃんにも立ち会ってほしいとの事。
本人は進学をして勉強したいんだよね。
しかし、川原家ではお父さんの意見が絶対。
お父さんの意見では、
『女に学問はいらん!』
そう言われて、進学など許可してもらえるはずもなく。
お母さんにも口添えをしてもらうのだが、お母さんだけでは頼りにならないのでお姉ちゃんにもいてほしいとの切なる希望。
その願いに応えるべく喜美ちゃんも会社を早めに上がって帰ってくることに。
さて、物語はここで明日へ続くとなるのだ。
明日はこの続きから始まるのだが、お父さんとのやり取りでどんなことになるのやら。
すでに、直子ちゃんは東京の蒲田で働いている。
もし、百合子ちゃんがこの先家を出ることになれば、お父さんとしては家族がますます減って家が寂しくなることに。
このお父さん、自分自身の愛情表現がまるでできていない。
娘たちを目に入れても痛くないくらい可愛く思っているのだが、そこで素直になれない。
口をついて出るのは憎まれ口ばかり。
家族みんながそれぞれに上手にお父さんとの付き合い方を工夫している。
今度はどんなふうに付き合おうと言うのか。
とりあえずは明日の放送を楽しみに。