商品開発部に新しい社員も3名入って、どうやら世代交代が始まる丸熊陶業。
照ちゃんの婿さんも、新しい時代に対応すべく様々な取り組みを始める様子。
新入社員はそれぞれ三者三様だけど、十和田八郎君は大阪出身でかなり素朴な雰囲気。
将来は喜美ちゃんと結婚するのはわかっているけど、どんな展開になるのかね?
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新入社員十和田八郎君
今日の放送では普通に挨拶していたんだけど絵付けの部門に行った所ではなぜか固まる十和田君。
これは後の放送でわかるんだけれど、日本画家の“深野心仙”を心から尊敬している事情があるようだ。
確かに、設定では日本画家として既に成功を収めたかなりの有名人とのこと。
それが縁あって“丸熊陶業”の絵付け火鉢の担当者に。
このエピソードは明日以降で詳しく語られることに。
物語の中では喜美ちゃんや信ちゃんよりも2つ年上との事だった。
昭和10年亥の生まれだよね。
ちなみに喜美ちゃんたちは昭和12年丑の生まれ。
ご存命であれば両方とも今は80代半ば。
物語がおよそ半世紀ちょっと前の話なことが納得できる。
この彼が、日本の伝統工芸をこよなく愛していて、その探求がライフワークにもなっているようだ。
今日、紹介されていた新入社員の3名は照ちゃんの婿さんから絵付け火鉢に替わる新商品の開発を依頼されていた。
なるべく生活に根差したもので、今までの発想にとらわれることなく、新たなものを生み出してほしいとの事。
次の社長になる人だけあって、会社の先行きを始め事業計画など綿密に画策していると見える。
常に時代を先取りしようとする精神が会社の経営者としての資質。
きちんと利益を出して業績を伸ばそうと思ったなら、経営戦略は今やっていることを守っていただけでは到底おぼつかない。
そこにはイメージや宣伝や、様々な売り上げアップのための方策が求められる。
この昭和34年当時はそういったことが 、次々と世の中に問われ始めた頃。
丸熊陶業の未来を担う新しい力。
信ちゃんは相変わらず
“信楽の火祭り”のポスターを貼りに丸熊陶業を訪れた信ちゃん。
幼なじみの喜美ちゃんとは簡単に打ち解けられて普通に会話をすることができる。
そこで登場したのが新入社員の十和田君。
喜美ちゃんに声をかけられていろいろな説明をしてみたところが、なぜか口ごもってしまって会話にならない。
こういったちょっと言葉の足りないところが信ちゃんの持ち味。
そのせいかどうかはわからないけれど、親しい友達もあまりいる事はなく。
役場の仕事と自宅を往復する毎日なのだ。
これをきっかけに、十和田君とお友達になれるように喜美ちゃんにけしかけられるが、そう言われれば言われるほど固まってしまう。
また十和田君のほうも 、少し引っ込み思案なところがありそう。
丸熊陶業のこれから
現在の丸熊陶業を支えているのはこの2人。
いわゆる昔からの経営者タイプで、ツーカーで物事を決めてしまいそう 。
戦略とか事業計画とか難しい言葉は、基本使う事は無い。
あるのはひらめきと勢いと、昔から培った人脈。
こういった経営者は今ではほとんど見かけなくなったと言えるだろう。
銀行との付き合いを考えたなら、フィーリングだけでお金の出し入れを管理する事はありえない。
丸熊陶業では、こちらの社長と専務2人で今まで切り盛りしてきていた。
そこに登場するのが、照ちゃんの婿さんが新しいタイプの経営者として名乗りを上げる。
今の社長は、奥さんからも照ちゃんからも“そろそろ仕事を婿さんに任せるべき”と散々言われている。
照ちゃんの兄が戦死していることもあって、周りの人たちが婿さんを兄の代わりとして見ていることも彼にとっては不満なところ。
ここへきて、喜美ちゃんも婿さんの肩を持つように。
現在の社長としてはすこぶる居心地が悪くなりつつある。
意気投合 喜美ちゃんと十和田君
信楽の芸術に造詣が深い十和田君。
信楽の火祭りの詳しい説明を喜美ちゃんから聞いて、さらに2人で話が盛り上がる。
この2人は行く行くは夫婦になるので、ここからどんどん急接近していくのだろう。
またそのうちになるが、芸術に関しての様々な話題も出てくるに違いない。
そういえば昨日の放送で照ちゃんの口から“ジョージ富士川”の話も出ていた。
彼はもう一度スカーレットに登場してくるのだろうか。
本来ならば喜美ちゃんはジョージ富士川の 美術学校へ通っているはずだったんだけど。
もう3年前の話になる。
喜美ちゃんは絵付けの仕事をしながらゆくゆくは、陶芸家として独り立ちしていく道を選ぶのだ。
その時に十和田君と二人三脚で頑張るように。
そこまで行くにはまだもう少し放送回数を重ねる必要が。